アサーティブトレーニング | 今のところではありますが…
事情は、自分にもあり、相手にも。

【2016.07.10 Sunday 15:18

普通の顔をして、

なんでもないように生活していても、

実は、

体調がすぐれなかったり、

家族のことで心配ごとがあったり、

なかなかうまくいかない人間関係の中にいたり、

失敗をしてしまったところだったり・・・

ってことがある。

 

この社会のどこを切り取っても、

そこに集まった人全員100%ハッピーってのは、

ありえないと思う。

 

 

 

それでもなお、

 

いろいろあってもなお、

 

目の前の必要なことを淡々とやって、

生きている私たち。

 

それは本当に

せつなくて

しなやかで

尊いことだ。

 

 

土曜日は「アサーティブ・カフェ」を開催。

参加者スタッフ含め14名が、

日常のいろいろな背景を抱えながらも集まって、

学びのひと時を過ごした。

 

 

人間には、

コントロールをする責任があることと、

思い通りにいかないことがある。

 

自分以外の人は思い通りにならないし、

自分の中に湧いてきてしまった感情も、

湧いてきてしまったんだから

なかったことにはできない。

 

ただ、自分がどういう行動をするかは

責任がある。

そして、

コミュニケーションも行動の一つ。

 

頭の中でどう考え、どういう感情が

あったとしても、

それを相手に言う前には、

準備をしっかりとして、

その上で表現する責任がある。

 

 

「準備をしっかりとして」と書いたが、

しっかりとは何をどうすることか?

考え方と具体的な方法が、

アサーティブ・トレーニングにはある。

 

そして

「アサーティブカフェ」は、

アサーティブについて

語り合う場、

練習する場、

振り返る場、

励ましあう場、

深める場。

 

土曜日も、

困っていることや本音をつぶやいたり、

心配ごと真っ最中にいながら、それを笑いで包んでみたり、

他者の言葉に、思いがけない感情が湧きだしたり、

そんな時間を過ごした。

 

 

 

今回のテーマは

「『相手を理解する』ことを深める」。

私自身も、

これに関して、

考えも態度も

全然足りてないと思う。

それで

話し合いは、めちゃいい時間になった。

(以下、公開可の感想から)

 

 

「日常でアサーティブを

 使えるようになってきていることに、

 この振り返りの場で気づけました。

 アサーティブで『伝え方』を学んだことで、

 日常で、その場で断れることが多くなり、

 後まで引きずることが少なくなりました。

 まだ行ったり来たりですが、少しずつ

 進んでいる気がしました。

 私にとってホッとできる場だなと

 感じています」    ちゃーぱ

 

 

「アサーティブの勉強に来ると、いつも、

 コミュニケーションは相手を懲らしめる

 ためにあるのではなく、相手との

 関係を築いていくためにあるんだと

 引き戻されます。

 今日は、今までの自分はコミュニケーション

 を閉じる(我慢する、終わらせる)

 ことで、相手理解のチャンスを失って

 きたんだと気づきました。

 相手理解の方法、言葉は、

 たくさん考えられました。

 つい感情的になったり、

 思いこんだりしそうな自分に、

 すぐに気づいてリセットできる

 ように努めることがまず先ですが、

 自分にできそうな方法から、

 相手理解していけたらと思います。

 問題解決、関係づくりの方へ

 進めたら、その方と豊かに楽しく

 生きていけますね。

 ありがとうございました」

          げんちゃん

 

 「『相手を理解する』ために

 相手の考えを聞くことができたら、

 きっとお互いにとっていい話ができる

 と思う。

 アサーティブな聞き方をすることに

 よって、穏やかに問題解決する

 話し合いができると思う。

 アサーティブを学んでいる人と、

 本当に話しやすく楽しく、

 立場はいろいろでも『対等』を

 実感できます。

 自他尊重の気持ちを忘れず、

 人と接していきたいです」A

 

 

「ここ最近、イラッとする感情や

 悲しい感情が先走り、アサーティブ

 を使えていない感じでした。

 しかし今日、改めて『あの時、

 どうして自分はイラッとしたん

 だろう?」と考え、自分の本当の

 感情に気づけると、『あの時、

 相手はどうして、あんなことを

 言ったのだろう』と相手を理解

 しようとする態度につながると

 思いました。大事なことは冷静に

 なること。イラつく感情も悲しい

 感情も、感じて悪い感情は一つも

 ないと認めてもらえ、気持ちも

 楽になりました。

 『相手を理解する』ためにできる

 ことは、『聞く』ことだけでなく、

 『観察する』『想像する』もそうだし、

 『自己開示』したり『確認』したり、

 自然にやったり、やろうとしてる

 ことだけど、再確認できて

 よかったです。

 ありがとうございました」M

 

 「今日は自分の体調を考え、欠席も

 考えました、来てよかったです。

 私は、人に対して理解しよとする

 意識をあまり持っていないことに

 気がつきました。

 (相手の)行動など表面に出ている

 ことと、私の中の常識や価値観に

 照らし合わせて、(勝手に)判断

 することが多かったと思います。

 今までは、自分のためにアサーティブ

 を習得することが多かったけれど、

 今は相手を理解したいという段階に

 来たように感じました。

 やっと自他を尊重するアサーティブが

 実践できそうな段階にきた実感が

 します。継続してきてよかったです」

             のこ

 

「今日のテーマ『相手を理解する』に

 ついて、私は相手の話を聞くとか、

 背景や気持ちを想像する・・・と

 いうことに重点を置いて考えていました。

 それはもちろん大切ですが、自己開示

 というキーワードが他の人から出た時に、

 『あ〜そうだ』と思いました。例えば、

 なぜこの人にはこんなに心が開けるか

 と考えると、その人は私に自分の

 気持ちや考えを話してくれているのです。

 相手を理解したいと思ったら、

 自分も理解してもらう努力も、

 同時にできるといいなと思います。」

             k

 

 

お一人お一人が

自分のペースでアサーティブを

学び続けていてくださって、

自分の中で、

その方なりの深め方をしてくださっている。

 

今回は

「相手を理解するために

 できること」を

具体的に考えることができた。

 

 

 

トライしてみて

(あるいはトライできなくて)

良かった点、

改善点を振り返り

次につなげる

 

この繰り返し以外に、

コミュニケーション上達の

早道はないんだなあ。

 

一緒に続けていきたいなあ。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

アサーティブをスタートするなら、

まずは基礎編から!

 

本格的に始めよう!初めての方でも大丈夫。
アサーティブ・トレーニング基礎編

学ぶ内容は
アサーティブとは何か
⊆分のコミュニケーションパターンを知る
M論を学ぶ
な法を学び練習する
(ちょっとした依頼やお断りができるようになります)
イ曚疂、ほめられ方を学ぶ
自己信頼について学ぶ

日時:8月20日(土)9時半〜16時半
     21日(日)9時半〜16時半
会場:ふしみや会議室 (静岡市)
定員:20名(二日間参加できる方/先着順)
受講料:21800円(テキスト代込み)
講師:谷澤久美子
主催:谷澤相談室
お申し込みは→

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

さて、私自身は

ここのところ、

体調はあまりよくなかった。

恥ずかしながら膀胱炎を患い、

恥ずかしながら排尿が大変だった。

左手の指も、まだ思うようには

曲げられず、不便がある。

また講演講座も続いていて、

パワーポイントの作成で、

睡眠時間も十分でない。

お盆の支度もあるし、

読む必要がある本はあるし、

締め切りせまる原稿がある。

なかなかな日々。

 

それでも

普通っぽい顔して

やってきたと思う。

 (いや、

  ちょっと

  出ちゃってたかも)

 

あの人も、この人も、

普通の顔してるからって、

何事もないわけじゃないのさ、

 

スーパーのレジに並びながら

イライラしてたあの方には、

もしかすると、

言うに言えない困り事や、

言葉にならない辛さが、

心の中にあったのかも知れない。

 

私はおかげさまで、

仕事においては、

つかの間一息つけたし、

体調は回復してきている。

 

みんなそれぞれ事情があるよなあ。

そんな中、

なんとかやっていくんだよなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | - |

始めなければ、始まらない。

【2016.06.13 Monday 23:27

あなたの上司Aは、
臨機応変の人だったとしよう。
突然の取引先からの期限の変更にも
「いいっすよ」と一つ返事で引き受けてる。
仕事の1日の流れが
はっきりしていなくっても、
その時その時、対処していて、
あなたとしてはすごい!と思ってる。
だからか、あなたへの仕事の指示も、
突然だったりするとしよう。
「明日朝、⚪⚪に寄ってきて!
 よろしく〜」
「Bさんが忙しそうなんで、
 今から応援にいってあげて」
「悪いんだど、今日残業お願い」
あなたは準備の時間が欲しい人。
1日の流れというか、
できれば一週間ぐらいの流れは、
はっきりしておいて、
あんまり変更はしたくない派。
というか
急な変更や、
決まってないことに関し、
不安になってしまったりする。
でも、少人数の仕事場、
きまづくなるのも困るから、
なんとか仕事を引き受けて、
今までやってきた。
Aさんみたいにチャっチャッと
こなせない自分が悪いんだからと、
とにかく必死でやってきた。
ただ最近、ミスも多く、チームに
迷惑をかけてしまうことも
多くなっている。
時々、
嫌そうな雰囲気をため息で
出してみたり、
一旦は引き受けて、
直前に自分の仕事を理由にして
「無理になってしまいました」
と断ったりと、
工夫はしてみたものの、
Aさんはまったくあなたの困り感には
気がつかない様子。
このままでいくしかないのだろうか。


妻がテーブルに器を置くときの
音が大きい。
「本当にお前は、大雑把なやつだな」
とボソっとぶやいてみたら、
逆ギレされた。
どうすりゃいいんだ!


ボランティアの会議に、
毎回、ちょっとずつ遅れてくる人に、
何とかしてほしい。
会議の終わりに全体に対し、
「時間厳守でお願いします」と言ってはいるが、
ちっとも変わらない。こまった。


就職活動について、
全く話してくれない息子。
話しかけると
ドアをバンと締めて部屋に入ってしまう。
心配なんだけど・・・


自治会の回覧板を
回してくれない人がいる。
アンケートなどは返事をまとめて
組長会議で発表しないとならないのだけど、
今回もまだ返ってこない。どうしたものか。


新人への指導が厳しすぎる部下。
熱心なのはいいけど、
もうちょっと言い方を気をつけてもらわないと、
あれでは新人が参ってしまいそうだ。
明日は注意しないと。


PTAの行事、
当日の手伝いはするけど、
事前の会議への参加はパートを
休めないので無理。
でも、なんて言ったらいいのか?

 ・・・・・などなど

いやあ、
問題はいろんなところにある。

言いたくても言えない思いを
たくさん抱えている人、
つい言い過ぎてしまって
そんなつもりじゃなかったのにと
後悔する人、
いると思う。


問題を解決するのに、
有効な手段の一つに、
言葉によるコミュニケーションがあるのは、
明白だ。

もちろん、システムの問題だったり
指示系統の問題だったり、
すべてをコミュニケーションのみで
解決することはできないが、
でも、コミュニケーションすれば、
解決できることも多いのも事実だろう。


たとえば、
一番最初の仕事場の事例の場合、
上司Aに指示のタイミングについて、
相談するのは有効だ。

もちろん、
できれば上司に「察してほしい」けど、
多分、それは高すぎる望み。

相手を変えることはできないが、
自分のコミュニケーションを工夫する
ことは可能だ。


だけど、
(僂粉兇犬砲覆辰燭蕕匹Δ靴茲Δ箸、
 能力が低いと評価されて
 しまったらどうしようとか、
 不安や恐れがあると言えない。
△修鵑覆海噺世権利が自分にはないと
 思ってしまったら言えない。
2燭鬚匹Ω世┐个いい里?
 方法を知らなかったら言えない。


そんな方々に紹介したいのが
アサーティブという
自他尊重のコミュニケーションの方法。
トレーニングでは
´↓にチャレンジする。

´↓を系統立てて学ぶことは、
「言えない」人だけでなく
「言い過ぎてしまう」人も有効。





夏以降、静岡で開催する
様々なタイプの
アサーティブ講座をご紹介します。



<1>
初めての方にオススメ。
アサーティブってものを知ってほしい!

 <満席となりました>
アサーティブ・トレーニング体験講座

アサーティブって、具体的にはどうするの?
できるようになると、どう変わるのか?
興味はあるけど、いきなり本格的には、ちょっと不安・・・
そんな方々のために、体験講座を開催します。

先にアサーティブを始めた方のヒストリースピーチあり、
話し合いありのわいわい楽しい3時間。

スピーカー:小林久美 名古澄代 望月良則
日時:7月16日(土)13:00〜16:00(途中退席も可能です)
会場:静岡駅前会議室 A館401号(静岡市葵区紺屋町8-12 054-251-7719)
会費:500円
定員:30名
主催:谷澤相談室
お申し込みは→




<2>
本格的に始めよう!初めての方でも大丈夫。
アサーティブ・トレーニング基礎編

学ぶ内容は
アサーティブとは何か
⊆分のコミュニケーションパターンを知る
M論を学ぶ
な法を学び練習する
(ちょっとした依頼やお断りができるようになります)
イ曚疂、ほめられ方を学ぶ
自己信頼について学ぶ

日時:8月20日(土)9時半〜16時半
     21日(日)9時半〜16時半
会場:ふしみや会議室 (静岡市)
定員:20名(二日間参加できる方/先着順)
受講料:21800円(テキスト代込み)
講師:谷澤久美子
主催:谷澤相談室
お申し込みは→




<3>
基礎編修了した方のための練習の場。継続は力!
アサーティブ・カフェ

今回のテーマは「相手を理解するとは?」
つい主張する方に集中してしまい、
相手の立場や、相手の主張の背景を聴くってこと
をおろそかにしてしまうと、「わかりあえる」こと
ができません。
参加者同士で、「相手を理解する」ために
どんな工夫をしているか、アイディアを出しあいましょう。

日時:7月9日(土) 13時15分〜16時45分
会場:静岡県教育会館
会費:3000円
定員:20名
講師:谷澤久美子
主催:谷澤相談室
お申し込みは→




<4>
アサーティブジャパン代表森田汐生による特別講座
部下指導に活かすアサーティブ
 〜ハラスメントにならないために〜


労働相談に持ち込まれる相談のうち、
職場のいじめや嫌がらせ(ハラスメント)に
関する相談件数が占める割合は、
この数年で第1位となりました。
「パワハラだと思われたら困るので、
 厳しいことが言えない。
 はっきり言えずに遠回しになってしまう」
「同僚の言動がハラスメントに
 当たると思うのだが、
 どう伝えれば本人に
 理解してもらえるだろうか」
部下を指導することは
業務において必要不可欠なことです。
ハラスメントをおこしてはならないが、
必要な指導はすべきです。
それでは実際に、どのように伝えれば
相手に納得してもらえるのでしょうか。
アサーティブというコミュニケーション
の考え方を使って、
「ハラスメント」にならない
注意や指導の仕方について、
具体的な「伝え方」を学んでみませんか。 

日時:10月22日(土) 10:00〜12:00
会場:静岡県教育会館(静岡県静岡市)
講師:森田汐生(アサーティブジャパン代表理事) 
受講料:5400円
主催:アサーティブジャパン

*なお、同10月22日(土)
「アサーティブカフェ」開催。
お申し込みはアサーティブジャパン



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アサーティブは
コミュニケーションのあり方。

なんだけど、
コミュニケーションが上達するだけではなく、
トレーニングを積めば積むほど、
おまけのようについてくる宝物がある。

それは、「自己信頼」という
自分を信じる気持ちだ。

自分の気持ちや考えを確認し、
それを相手に伝えるか伝えないか、
伝えるならどう伝えるか、
選択する。
選択し、行動した結果に対しては
責任をもつ。
つまり、主体的であるってことを、
トレーニングするようなものだ。

それを重ねるうちに自然と
「自己信頼」感が育まれ、
そうすると、
さらなるおまけがついてくる。
それは
「他者を大切にする」気持ち。

自分を本当に大切にできた時、
同じように他者も大切な存在なんだと、
心から実感できる。

社会は、誰にとっても、
自分と自分以外の人でできてる。
自分の他者も信頼できた時、
心から安心して生きていけるのだ。




習得していくスピードは、
人によってまちまちだけど、
始めなければ、
始まらない。















 

author : tanizawa-k
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「さみしいよお」って泣ける幸せ。

【2016.04.06 Wednesday 08:14
新しい年度が始まった。

お子さんが進学や就職で
一人暮らしを始めたという方も多いだろう。

お子さんもさみしいと思うし、
親御さんは心配だと思う。

さみしさを訴えてくる子どもに
親として、
どんなふうに応えてあげたらいいのだろうか?

その一つの素敵な例が、
A子さんとのメールの中にあった。
(掲載の許可を頂きました)

「2日に娘と、お別れして帰ってきました。
 バスに乗せて見送ったので、
 アパートに着いたか確認の電話をしたら、
 寂しくて声をあげて、泣きじゃくっていました。
 その後も毎日、電話が来て大学での事を話しています。
 普段の娘からは、想像出来ない位の様子です。
 でも、それを言葉で伝えられるので、
 きっと少しすれば大丈夫だと思っています。

 今回の事で、アサーティブで
 マイナス感情を無かった事にしない、
 と学んだ事を思い出しました。
 娘に、
 『寂しいんだね。寂しい時には
 思っきり寂しがって良いんだよ』って、
 言葉をかけました。
 その言葉を聞いて、
 電話の向こうで落ち着いていくのが
 感じられました。
 アサーティブを学んで良かったです。
 元々、『優等生』タイプな所があるので、
 自分の気持ちも大切に思える様になれれば、
 良いなぁと思います。」


人は、大切な人が
がネガティブな気持ちを感じてることを察すると、
それを紛らわしてあげたくて、
ポジティブにしてあげたくって、

楽しい話を持ち出してみたり、
時には励ましたり、
アドバイスをしてしまったりするものだ。

大切な人を思うあまり、
先回りして、
ネガティブな気持ちを感じさせないように、
あれやこれや手を出してしまったりするかもしれない。

それしかできない時も、あるんだろう。



でも、
こうして、
A子さんがしたように、
ちゃんと気持ちを受け取ってもらえたら、
子どもはどんなに安心するだろうか。

泣き止まそうとするのではなく、
せいせいと泣かせてあげられる親って、
なんてカッコいい!
その子のことを全面的に受け入れてる。

そうすると子どもは、
無意識に
「さみしくっても、人間、いいんだ」
って全身で感じられる。


こういう体験の積み重ねは、
人の感情力を鍛える。


感情力とは、
1•自分の感情に気づき、それを認める力
 (今、私不安でいっぱいだ とか、
  カチンときてるな  とか)
2・感情をぶつけるのでもなく、
  自分の中に押し込めるのでもなく、
  適切に表現できる力
3•感情に巻き込まれずに、
  その時必要な行動ができる力
4・相手の感情を理解し、
  反応できる力


なんてたって最初のとっかかり
1が難しい。

不安を感じてないようにしたり、
怒ってないと言い聞かせたり、
感情について学んでいないと
そうしてしまいがちだ。
自分の感情にダメ出ししたり、
抵抗したりしてしまう。
ネガティブな感情を一瞬たりとも
自分の中においとかないような意思でいても、
感情は消えない。溜め込まれるだけ。
それが冷静さを失うことに
繋がってることが多い。

A子さんのお子さんは
感情について学んだわけではないけれど、
身近な大人が関わりでもって、
教えてくれていたんだと思う。



A子さんは、
ご自分自身も心配でたまらなかったと思うけど、
1自分の心配を認め、
3でも心配に巻き込まれずに、
4子どもの寂しさを理解し、受け止めた

とってもとっても
素敵なお手本だなあ。





一人暮らしを始めたお子さんだけではなく、
進級進学したお子さんも
不安、緊張はいっぱいあるだろう。

新しい学校で友達ができるのかとか、
新しいクラスで
仲良しがいなかったらどうしようとか、
勉強についていけなかったらとか、
苦手な自己紹介が心配とか・・・。

そして、子どもは大概、
そのことを言葉で表現しない。

ゆっくりと時間をかけて
慣れていくタイプのお子さんなら、
尚のこと、
いつもできてたことができなくなったり、
反抗的な態度をとったり、
くっついてきたり、
態度や行動で表現するかもしれない。

そんな時は、
変化のしんどい時期を
なんとか乗り越えようとしているんだなと
考えてみよう。
そう考えるだけで、
親のイライラ度は、ちょっとだけマイナスするかも。

そして、
もしもお子さんが気持ちを言葉で出してくれたなら、
ちゃんと受け取ってあげてほしいなって思う。

「いつまでも心配しててもしょうがないでしょ!」
よりは、
「心配だよね」
だし、

「緊張してると力が出せないぞ」
より、
「緊張してるんだな」
だし、

「気にしすぎ」
より、
「気になること、あるよね」
だよなあ。


そしてもし、
お子さんの気持ちを
ちゃんと受け取ることが
できない時は、

親自身が誰かに
気持ちを受け取ってもらった方が
いい時かも。

気持ちを吐き出せる場所があるといいな。
聴いてくれる人が見つかるといいな。








カルは、私たちの帰りを
いつもさみしく待っている。忘れるな!自分。















 
author : tanizawa-k
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相手の感情に、振り回されない!

【2016.03.29 Tuesday 15:09
他者から投げられた怒りのボール。
かっ飛ばしますか?
あるいはからだを投出し、
とめますか?




たとえば、
家族が不機嫌な態度の時、
あなたはどうしますか?

a機嫌をとる
b「私が何かした?何怒ってるの!?」と逆切れしてみる
c自分も不機嫌になる

私が以前、頻繁に使ってた方法は、
aからのc。
最初はなんとか場を明るくさせようと、
おもしろいことを話しかけたり、
お茶煎れたりして、
相手の気分をあげようと努力。
それでも不機嫌がなおらないと、
「これだけ私が努力してるのに!」と
怒りがむくむくと湧いてきて、
(勝手に自分が機嫌とってるのに、ね!)
仕返しのように自分も不機嫌になるパターンを
多用してたものです。



では、職場で同僚に、
一方的に怒鳴られたとき、
あなたはどうしますか?

a怒りがおさまるのを身を縮めてまち
 「すみません すみません」を繰り返す
b怒鳴り返す
c仕返しの機会をねらう

私は幸いなことに
職場で怒りをぶつけられるようなことは
これまであまりありませんでした。
しかし、想像するに、
多分aやcを多用したと思うんです。


これらのように、
相手が感情的になっている時、
どのように振る舞ったらいいか?
それをテーマのひとつとして取扱うのが
アサーティブトレーニングの
ステップアップ講座。
基礎、応用を受講くださった方に
受けていただける講座です。

この度、3年ぶりに静岡で開催決定。
すごくおもしろい講座なので、
この機会にぜひ受けていただきたく
記事をアップしました。


テーマは
・主張する力と話を聴く力
  問題を解決していくには、
  相手の話を聴くことが大切。
  相手がどこに問題を感じているか、
  どう考えているか、どんな要求を
  もっているのか、しっかりと
  聴く力をもつ
・批判への一歩進んだ対応
  「こんなものしか提出できないの!?」
  ぐさっとくるようなアドバイス、
  まったくの誤解の批判などに、
  さて、どう対処しましょう?
  応用で学んだその瞬間の対処に、
  もう一歩踏み込んだ対応方法を学ぶ
・感情的になっている相手への対処
  他者の怒りに対処するコツを学ぶ
・自己信頼と内側の力
  批判、いやな態度、怒りをぶつけられること、
  そういう他から受ける、強くきつい攻撃。
  これへの一番のプロテクターは、
  自分の中にある自分を認める力を
  意識すること。
 



平常時はまあまあでも、
自分の感情が波立っている時や、
相手の感情が波立っている時は、
本当にコミュニケーションが
むずかしいです。

だからこそ、
そんな時にどういう態度が
関係をこわさず、
自分のことも大切にできるのか、
知っておくことはめちゃ大事です。



アメリカの第25代・26代大統領の
セオドア・ルーズベルトの言葉。
「成功とは、
 どうやって人とうまくやっていくかを、
 心得ていることである」

「心得」ていただくために
学ぶ場を提供できること、
とってもとっても嬉しいです。




アサーティブトレーニング
ステップアップ講座in静岡
日時:2016年4/16(土)17(日)
場所:グランシップ(静岡県静岡市)
時間:2016年 4/16(土)10:00〜17:00
         17(日)9:30〜16:30
対象:基礎・応用講座を修了された方
  (2日間通して参加できる方)
費用:31,885円(8%税込)
定員:21名
講師:谷澤久美子(アサーティブジャパン認定講師)
お申し込みは アサーティブジャパンまで




*このウェブサイトは、
NPO法人アサーティブジャ パン認定講師である谷澤久美子が個人で開いているホームページです。このウェブサイトに関する全ての責任は谷澤久美子にあります。NPO法人アサーティブジャパンが運営・管理しているウェブサイトではありませんので 予めご了承ください






 
author : tanizawa-k
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気付いたら、降り積もってた。

【2016.03.21 Monday 09:44
3/19に行ったアサーティブ・カフェ。
午前中はアサーティブとの出会いから今まで
を振り返り、自己表現の道具を手にいれ、
チャレンジしている日々が自己信頼感に
つながっていることを、
参加者一人一人が確認しました。

お一人の方のフィードバックシートを、
インタビュー形式にして、
掲載します。(もちろん、アップすることに
許可いただきましたよお)

・・・・・・・・・
Qアサーティブトレーニングを受けてみようと思った動機は?

A 最初は子どもの不登校でした。
 なんとか学校にも行かせたいと思ったし、
 何より私がつらかった。
 苦しんでいる娘も救いたかったし、
 私も(もしかしたら私が)楽になりたかったのかもしれません。
 しかし続けるうちに変わってきたのは
その理由でした。
 もちろんつらい気持ちから抜け出すことも大切なことでしたが、
 でもそのために具体的にどうしていくか、
 何が必要かの作業に変わっていったように思います。


Q変わっていったというのは、どんなふうに?

私にとっては家族とのコミュニケーション、
 とりわけ夫とのコミュニケーションが重要だと
 気付いていきました。
 子どもを学校へ復帰させることはもちろん重要ですが、
 そのためだけではない子どもとのコミュニケーション、
 さらにそのための夫とのコミュニケーション
 というように自分の中でのテーマが
 明確になっていったことが
 続けてこれた大きなひとつの要因だと思うのです。


Q気に入ってるアサーティブのキーワードなど、
 あったら教えて。

A キーワードの中でも「誠実」と「自己責任」
 私にとっては思い入れの深いものです。
 問題がおきた当時、
 家族のことを最優先にしていた私は、
 まずは自分に誠実になるということが、
 まさに「目からウロコ」だったと思います。
 そこから始まって数年たった今、
 自分に誠実にならないと、
 他者にも誠実になれないって思っています。
 いつか講師が話していた
 「自分の気持ちがつかみにくいと、
 他者の気持ちもつかみにくい 」
 そのとおりだと思います。
 表裏一体、自分なくしては
 他者にというのもむずかしい。
 そして、大切にされた経験は
 他者を大切にする経験に生きると思います。
 またアサーティブトレーニングを通じて、
 安心して話を聴いてもらえる場の
 大切さを体験してきました。
 大切にしたい仲間もできました。
 悩みは違ってもそれに真摯に向き合っている
 人たちとの時間は私を助けてくれました。


Qアサーティブを学ぶ場も大事になっていったんだね。
 ほかになにかある?

A自分の気持ちを大切にして
 まずはそれをつかむことによって、
 次が開けてくるという実感があります。
 気持ちとの出会いは漠然としていることが多いです。
 それを私は何に引っかかってどう感じているのか、
 それは事実なのか、それともあくまで
 自分の想像の中のことなのか
 (きっとあの人はこう言うとか、
 こう思うに決まってるみたいなこと)、
 何か言われたとして
 確かにそうだねという話なのか、
 いやそれは違うという話なのか…
 それがわかってくると、
 ならばどう伝えようか、
 どう行動しようかに
 つながってくると思います。
 もちろんこの一連の作業は
 一瞬にしてできることは少なくて、
 その場では何もできないとか
 時期を逸してしまうなんてことは
 私はざらです。
 それでもそのままにしてしまうよりは全然いい!
 落ちる自分を救い上げることができます。
 そうすれば少し前に進めます。
 
  そしてこれは私にとってはホントに大事!
 「アサーティブではない自分」
 これが否定されないこと。
 これがないと続かない、息がつまる、
 私ってだめループに陥る、
 ついては人も自分も許せなくなる…
 あげたらキリがないかもなぁ。

 講師ががシェアしてくれる
 「やっちまった話」に励まされ、
 自分を許しながらやっています。


Q息子さんもアサーティブトレーニングを受けたんだよね。

Aそうなんです。
 最近、少しアサーティブにふれた息子と
 やりあうことが増えてしまっています。
 「あー、やっちゃった。
 何年かやってんのにこんなもんかって
 思われたかなぁ」などと落ち込みもしますが、
 それも含めてアサーティブだよなって
 自分を励ましながらこれからもやっていきます。


Qあなたにとってアサーティブとは?

A 例えるなら、アサーティブって
 「いつのまにか私の中に降り積もっているもの」
  ってところでしょうか。
 たまにはとけちゃってデロデロにもなるけど、
 染み込んでくるし、また積もってくるでしょう?

 私をアサーティブトレーニングへ
 導いてくれた講師に感謝。
 それから、続ける私を特に気にせず
 ほっといてくれた家族にも感謝だな、
と思えるようになりました。遅いかな(笑)

・・・・・・・・・・

アサーティブを日常に活かしてくれている
女性の振り返りでした。



アサーティブを始めたい方に、
2016年度のアサーティブトレーニングの予定を
お知らせします。
静岡では基礎編を2回、応用編を一回行う予定です。
基礎編は
・8月20日(土)・21日(日)
・12月25日(土)・26日(日)
応用編は
・2017年2月18日(土)〜19日(日)←変更
      2月25日(土)〜26日(日)
    
の予定。


8月の基礎編のお申し込みを開始しました。
こちらまで!→



*このウェブサイトは、
NPO法人アサーティブジャ パン認定講師である谷澤久美子が個人で開いているホームページです。このウェブサイトに関する全ての責任は谷澤久美子にあります。NPO法人アサーティブジャパンが運営・管理しているウェブサイトではありませんので 予めご了承ください






 
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上手な波風。

【2016.03.04 Friday 19:11

1〜3月、
アサーティブを伝える仕事が多い。
ほんとにありがたいことだ。

2月3日付けの毎日新聞
仲畑流万能川柳に
「波風を立てなきゃ何も変わらない
 (八尾 立地Z骨炎)」
とあったが、
「伝える」ことで、
今まで静かだった場に波風を立てること
になってしまう場合もあると思う。

それでも、
この現場を変えないと!
風通しよいチームにしないと!と、
問題解決するために
あえて一石を投じようとする方々。

なんか、
毎回毎回、
私はほんと、
感動した。
参加してくださった方々、
それぞれ、
真摯に自分に向き合い、
相手を理解しようとし、
そして、ふるえながら
「一石」を投じようとされていた。

だからこそ、
その「一石」を、
必要以上の波紋なく投じるための
スキルは必要なんだと思う。


そんな中、
以前、アサーティブトレーニングに参加くださり、
その後もアサーティブを意識して日常に取り入れて
くださってる方からメールがきた。
以下、その方の許可をいただけたので、
掲載しようと思う。

・・・・・・・・・・・・・・
息子の学校外でのサークル活動の指導者が、
保護者会会長ともめてしまい、
突然辞めてしまう事になりました。
大きな会を3月末に残している時です。

私は今も、保護者会会長が指導者を追い詰めて
辞めさせてしまったやり方に納得が出来ません。

ただ、会長の事も私は怖くて、
息子が皆から攻撃されたらどうしようとか、
私も孤立するのが怖くて
はっきりと自分の意見が言えないでいました。
そして、そんな自分を情けなく思う日々でした。

そんな中、保護者会で話し合いがもたれました。
話し合いの前から最中、
ずっと私は
私のやってる事は自分に誠実かな?!
アサーティブにはどう言えばいいかな?
ただ、私が発言した事では
もう何も変わらないのでは?
と考えていました。
一番強いのは恐怖心だったと思います。
反発したと捉えられた人に対しては
大人同士のいじめが酷かったので…。

アサーティブを学んでいなければ
私もこんなには苦しくなかったのかなぁって
思ってしまった瞬間も沢山たくさんありました

最終的に
「指導者が辞めるって事で皆、いいですか?
 何か最後に言いたい人はいませんか?」
って聞かれて、

私はせつなくて苦しくて、
もう決まったなら仕方がないって、
発言はしないでおこうと
言い聞かせようと思ったけれど、

「発言してないのはAさんだけだけど
 何か言わなくていいの?」
って保護者会会長さんに言われて、

よし言おう!
相手も自分も傷つけない言い方で
今の自分の気持ちだけ言おうと思いました。

「私は今は頭が混乱していて
 自分の意見をどう伝えていいか
 わかりません。
 
 息子がこの会に入りたての頃は
 指導者の指導法が私も怖かったです。
 息子に、その都度、大丈夫?!って聞いたら
 大丈夫、っていったから、
 私は見守ろうって思ってました。
 息子は恵まれてたから
 皆さんよりは指導を受ける機会が
 少なかったのかもしれません。
 だから、沢山怒鳴られた人の痛みが
 私は分からないのかもしれません。

 ただ、私は今までの問題の経緯とかを
 息子には全く話していないし、
 息子の前では指導者を批判したこともないから
 突然の、このことを、
 なんて伝えたらいいかまったくわかりません。

 指導者が人を傷付けた事に対しては
 私も人としていけない事だって思います。

 でも大きな会まで
 あと一ヶ月だし、
 親として私はどうしたらいいか
 本当に分からないんです」

泣きながら
寒さと恐怖とに
ほんとにブルブル震え出しちゃって
そこまでしか言えませんでした。

もう、本当にどうすることも出来なかったし
誰も本音は言わずに、
はい、保護者会会長に従います
ってなっていたから
本当に怖かったです。
私の気持ちや、意見をいう必要性が
あったのかどうかも疑問だったですし。

時にはアサーティブでない自分を
選んでもいいっていう権利も
頭に浮かんで
よし、今回はアサーティブでない自分を選ぼう、
いつもいつもアサーティブになんて出来ないよ
って決めてはいました。
でも、そこまでは言えました。

この言動がアサーティブかどうかは分からないし、
私の気持ちが伝わったかも分かりません。
事実、私が発言した事では
本当に何も変わらなかったんです。

でも、1つだけ強く言える事は
アサーティブを学べた事で
今は私、アサーティブかな?!
アサーティブにならどう言えばいい?!
4つの柱使ってるかな?!って
事が時々浮かんできて
じっくり自分に向き合えたり、
一生懸命考えたりできることが
本当に良かったなって思います。

まとまりのない文章ですみません。

4月からは時間が出来るので
今年は講座やカフェに参加をして
上記の出来事についても
上手にアサーティブに伝えるには
どうすれば良かったのかなって
学んでみたいと思っています。

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・


アサーティブに生きるってことは、
葛藤をひき受けながら生きていくこと。

Aさんは、恐怖心と戦いながら、
促されたとはいえ、
自分で発言することを選択したこと、
本当に素敵だなと思う。

「自分で選択する」こと。

言わないもいいし、
言うもいい。
どんな言い方するのか、
どこまで言うのか、
自分で決める。
その選択権は自分の中にあるのだけど、
言い方を知らないと、
「言わない」しか選べないことも多くなるし、
あるいは問題解決しなくてはならないなんて時は、
「強く言っちゃおう」
ってことにもなってしまう。

どうせ選択するのなら、
いい波風にしたいなあ。


そして、Aさんのたくさんの素敵な部分の
もうひとつは、
「今は私、アサーティブかな?!
 アサーティブにならどう言えばいい?!
 4つの柱使ってるかな?!って
 事が時々浮かんできて
 じっくり自分に向き合えたり、
 一生懸命考えたりできること」
とフィードバックしてること。
この積み重ねがよりよりコミュニケーションに
繋がっていくと思う。

こうやって、本当の意味で自分を
大切にしているとき、
目の前にいる他者も大切にできる。
指導者の方も、保護者会会長さんも、
保護者会の本音を言わなかった方々も、
それぞれの背景があってのことだと、
しっかりと理解できるんだと思う。

ひとつひとつの出来事と、
こうやって丁寧に向き合っている
Aさんと繋がらせてもらっていることが、
私の誇りだ!


今年度最後のアサーティブカフェは、
3月19日(土)9:15〜16:30。
会場は静岡県教育会館。
自己信頼をテーマに学び合う。
年度末、忙しい中の開催だからこそ、
大切な時間にしたい。
お問合わせ、お申し込みは


来年度も、どうせなら、
上手な波風立てましょう。






さてカルは、
散歩の最後に立ち止まる。
もう少し外にいたいようだ。
私は夕飯の支度をせねば!
利害が一致しない私たちの
コミュニケーションはいかに!

 
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大学生にアサーティブ!

【2016.01.29 Friday 09:53
1月に入って、2つの大学でアサーティブの授業を
担当する機会があった。
今回、事前にとったアンケートは
①あなたにとってコミュニケーションが難しいと感じる場面は?
②その時、どんな工夫をしていますか?

友達と、ご飯を食べたいタイミングがあわないことで、
どう切り出せばいいか困っている学生さんや、
外出先のリクエストを言えないで悩んでいたり、
親からの「就活しなさい」攻撃にとまどう姿、
相手と違う意見をもってしまった時の伝え方や、
対場が上の人から(バイト先の店長など)の依頼を断ること、
サークルの後輩に、気持ちよく仕事を分担したいけど、
どうしたらいいかなど、
いろいろな場面で
彼らは難しさを感じていた。

そして、
なんとか問題を解決しようと、
でも、関係もなるべく悪くさせないようにと、
一生懸命努力している姿がわかった。


私は授業をする前から、
勝手に彼らが愛しくって、
この授業が、
それぞれの困ってる部分に、
ちょうどよく届けられたらいいなあと、
なんていうか、
そうなりますように!と
祈るような気持ちで授業に臨んだ。

2つの大学の感想が揃ったので、
カテゴライズしておこうと思う。


★自分を振り返る時間の大切さ
アサーティブの授業では、
日常の自らのコミュニケーションについて
得意なこと、苦手なことをはじめ、
他者との間でやってしまいがちな
パターンなどを使い、振り返る時間をもつ。
これが、よかったようだ。

 そうだろうなあ。
 「自分ってこういう人です」
 ってことが分からなければ、
 社会の中で、どういう仕事で
 自分を生かせるのかもわからない。
 その自分を知るってことを、
 コミュニケーションの視点からすると、
 自分への興味もわいてきて、
 そのことは、他の視点にも繋がって
 いくと思う。

★初めての人と話すことのメリット
授業では、ペアになって話し合う場面を
設けるが、「話したことのない人」と
いう条件でペアになってもらう。
親しい人とのペアでは、いつもの自分の
キャラで話してしまったり、明日からの
関係を考えて、踏み込んだ話ができなか
ったりする。

 人って、その人の関係の中での自分ってのを
 演じちゃうことがある。そういうこと、
 まったく考えないでいい人と、与えられた
 テーマについて話す。そのことから知ること
 って、きっと大きい。
 
 また、他者とコミュニケーションをしていくことは、
 実は、時間もエネルギーも使うことだ。でも
 だからやめるではなく、やめる時もあるけど、
 でもコミュニケーションしてみるのも悪く
 ない・・・くらいの気持ちを醸成できたら
 いいなあって思ってた。それはクリアできた
 ようだった。

★聴くことの意義
コミュニケーションはキャッチボール。
伝え、聴く。
そして今回は伝え方を学んでもらったのだが、
聴くことの重要性も何人かの学生の感想に
あった。これは非常に嬉しいことだ。

 相手が受け取りやすくして、
 自分の言いたいことを伝えるには、
 相手の、そのことの対する考えや気持ち
 を知らないとできない。
 つまりは聴けないと、難しい。

★考え方を分かった
スキルも伝えたが、今回は考え方中心の授業した。
考え方を知ることは、すごく大きなことだと思う。
人間関係作りをがんばろう!と思っても、
どこをどうがんばればいいのか、それを自分で
考え出すのは、なかなか難しいことだ。
大概が、今までの経験の中からの知恵や、
ネットからの情報、人からのアドバイスなどに
頼る。それらは時に役にたつと思う。
しかし、系統立てて学ぶと、日々の実践の中で、
振り返る指針があるってことになる。
たとえ失敗しても、次にいかすために
どう反省したらいいかわかるって大きい。

 
★考えが変わった。気づいた。
実は、こういう感想が結構多かった。
たとえば、(めちゃかいつまんで↓)
・今まで自分は気の合う人とだけうまくやれれば
 いいと思ってたけど、他者の気持ちを考える
 って視点は大事だと、考え直したくなった。
・対等になりたいって思ってたけど、
 自分で自分のことを卑下してたら、
 なれないと気付いた。
・立場的には上でも、心の中で見下している
 と・・・という言葉にハッとした。
・自分の気持ちをないがしろにするからモヤモヤ
 するって気付けた。相手の気持ちも大事にして
 ちょっとずつ変わりたい。
・今まで感情を相手に伝えることは、関係を壊す
 もとだと思ってた。でも、相手の気持ちも受け
 取りながら、感情も伝えていいとわかった。
 それは関係を深くするかもと思った。



今年度はあと一回、大学生に伝えるチャンスがある。
社会に出る前に、コミュニケーションのことを
考える時間をもつことになった彼らに、
充実の時間を提供したい。


「コミュニケーションというのは、
 人生においてきってもきれない
 とても大切なものであるのに対し、
 授業などで教わることがない。
 なので、
 このような授業が受けられてよかった。
 今後実践していきたい」

うんうん、応援してる!!!

 

*このウェブサイトは、
NPO法人アサーティブジャ パン認定講師である谷澤久美子が個人で開いているホームページです。このウェブサイトに関する全ての責任は谷澤久美子にあります。NPO法人アサーティブジャパンが運営・管理しているウェブサイトではありませんので 予めご了承ください

 
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コミュ筋、鍛えよう。

【2016.01.18 Monday 10:48
人とまったく関わらないで
生きていくこと、無理だ。
人と対話することを抜きにして、
仕事することも、できない。

実際、
ふられた仕事を断ってるのに、
信頼されてる人もいるし、
なんでも引受けてるのに、
評価が低い人もいる。

きっつい上司からの一言を上手に受けて、
メンタル強いなあと思う人もいるし、
後輩の指導をしっかりしているのに、
「面倒な人」と思われてしまってる人もいる。

しょっちゅう怒鳴り声がしてたり、
人間関係でピリピリしてる職場。
ほんとは、
一人一人が自分の良さをいかし、
困った時には「助けて!」って言いあえる
職場にしたいのに。

言いたいことがかみあわない。
思ったとおりに伝わらない。
なんで誤解されなきゃならないの?
はっきり言ってくれたらいいのに・・・
そんなことって、
仕事でもプライベートでも結構ある。

いろいろな場面で、
求められている!
コミュニケーションの力。


そんな中で、
アサーティブという
コミュニケーションの方法を学ぼうと、
講座、講演会に一回でも
出てくださった方に朗報です。

昨日までの自分のままでいいとせず、
周りが変わってくれるのを待つでもなく、
新しいコミュニケーションにトライしようと
一歩踏み出した方に、
実際に
練習したり、
検討したりできる場、提供します。


実際やろうとしても、
どうしても今までの感じになってしまう・・・、
がんばって言ってみたけど、
ホントにこれで良かったのかな?・・・。
そんなあなたと再会できたら、めちゃ嬉しい。

<伝える力 アサーティブ・実践編>
(主催:働く女子大学 うるおいプラス)

なんで練習が必要かというと、
頭の中ではなんとなく、
なんて言おうかわかっていても、
いざ口に出そうとすると、
言葉が出てこなかったり、
混乱しておんなじこと何度も言ってしまったり、
〜〜なんてこと、普通にあるから。

安心できる練習の場で、
いっぱい練習することが上達への道。


なんで検討が必要かというと、
どこがうまくいって、
どこはどうしたらもっとうまくいっていたか、
言葉にしておくことは、
次へのステップになるから。

日常の中での経験を、
「イタかった」とか、
「いい経験にしよう」で終わらせず、
検討することが上達への道。



以前、
ユーミンがラジオ番組で言ってました。
「ハイヒールで歩くのも
 慣れないと最初はぎこちない。
 でも、履き続けると、確実に
 ハイヒール筋がついてくる」
と。

うんうん、それ分かる。

だって、
コミュニケーション筋もそうだもん。

慣れないと、
ころびそうになるもん。
いや、ころぶもん。
時々かっこいい時もあるけど、
あやうい時も、
まっすぐ届かないことも、
正直あるもん。

だから、
トレーニングを積んで、
コミュニケーション筋、
作りましょう。
鍛えましょう。


谷澤相談室やアサーティブ・ジャパンの
トレーニングに出た方ももちろん、
2〜3時間の講座、講演会に参加されたも、
安心して失敗できる
練習の場にご参加ください。

(尚、トレーニング、
 講座、講演に出てないけど、
 アサーティブにすごく興味あって
 参加してみたい・・・という方、
 気軽にご相談ください)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  伝える力 「ストレス・マネージメント」
アサーティブ・実践編
日時    2016年2月6日(土) 13:30〜16:30
詳細    ストレスマネージメント講座や
 コミュニケーション研修でアサーティブの
 理論を学ばれた方のために、
 実践講座を開催します。
 頭では何をどう言ったらいいかわかっていても、
 いざ口に出そうとすると、いつもと同じ傾向が
 出てきてしまう・・・そういうことってよくあること。
 必要なのは繰り返し実践すること=「練習」なのです。
 安心して練習できる場をご用意しました。
会場    B-nest7階 演習室1(静岡市葵区御幸町3番地の21)
料金    3,500円(当日会場でお支払ください)
定員    24名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
お問合わせ/お申し込みは、コチラから




 
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相手を理解しようとすること。

【2015.12.30 Wednesday 20:50
理学博士でJTM生命誌研究館館長の中村桂子氏が
「生物の中で
 相手の立場に立てるのは
 人間だけですから」
とテレビで言っていた。
「ですから
 それを使わない社会を作っては
 だめです」
と。

ほんと、その通りだよなあ
と思う。

難しいけど。


日常の中には
「相手の立場に立つ」訓練をする機会がいっぱいあって、
それは、
スーパーのレジで順番を守らずに
会計をすまそうとする方や、
仕事の中でまったく考え方の違う方や、
ISやヘイトスピーチや原発再稼働
なんてかたちで
目の前にやってくる。

目の前にやってくる機会すべてで
「相手を理解しよう」とする必要もないけれど、
問題を解決していかねばならない時や、
いい関係でいたいなんて時は、
相手の立場に立たない限りは、
進まない。

ではどうしたら相手の立場に立てるか?
3つポイントがあるのではないか。

1つ目は
<想像力を働かせる>ってことだ。

「なぜ、メールの返事が来ないんだろう」
ってイラっときたら、
相手の背景を想像するなんてことは、
みんなやっているだろう。

今ごろ、大掃除の真っ最中で、とてもじゃないけど、
それどころじゃないかも。
私が期限を書かなかったから、特に急いでいる訳じゃない
と思ってるかも。
忘れちゃったかも。
どう書いていいか迷っているかもしれないなあ。


どれが正しいかなんてわからない。
でも、こんな風に想像してみることは、
多くの人が愛用している方法なんだろうな。



2つ目方法としては
<相手の話を聴く>ってことだ。

(以下、ご本人に公開のご了解を得ています)
アサーティブを継続して学んでくださっている方が
ある仕事をやめる決断をした。
ある日それを管理職に伝えると、
「もうこの場には戻れなくなるよ」的なことを言われ、
それに対して何か言おうとしていた時に、
その方に電話がきて話が終わってしまったんだそうだ。
それで退職についてきちんと話がしたいと考えた彼女は、
後日、アポをとった。
最初に、
忙しいところを時間を作ってくれた感謝を述べ、
さらに、
ここで働けたことで支えてもらったことを伝え、
それでもいろいろな事情からやめざるをえない件を話した。
そして、
あとは、
管理職の話を聴いたそうだ。
話を聴いていると管理職は、
なんと、
現状の悩みなどを話し始め、
そして、
「あなたがいなくなってしまうと、
 あなたがいてくれる時の明るい雰囲気が
 会社の中から消えてしまうのが残念」
などと、彼女のこれまでの仕事そのものに加え、
会社の雰囲気に貢献したことまで言葉で
伝えてくれたんだそうだ。
そして最後に、
「3月末まででなくても、4月末まででもいい。
 気が変わったら言ってほしい」とまで
言ってもらえ、
結局は
年度いっぱいでやめるということで
話し合いは終わったそうだ。
お互い笑顔だったとのこと。

アサーティブであるってことは、
相手を大切にしながら
自分の考えや気持ちを表現すること。
相手を大切にするってことは、
相手の立場を考えた言動をすることで、
その中で、
「聴く」ことの力は大きいと思う。



3つ目・・・、
<相手の立場に立ちきれないことを知っておく>
ってこと。

どんなに想像しても、どれだけ聴いても、
100%分かりきることは不可能だ。
そのことを、意識しておくことで、
傲慢にも卑屈にもならないですむと思う。

たとえば、
以前に一度何かを依頼した時、
「それ、面倒ですね」と言ってきた部下。
またその部下に仕事の指示を出さねばならない。
その時に、
相手のことを想像し、
「どうせ、面倒くさがりだし」
と相手を決めてつけてしまうのは、
傲慢だ。

その想像は正しいのかどうかわからないし、
もし正しかったとしても、
それが部下の全てではない。


また、
上司に、業務時間について相談したい時に、
相手のことを想像して、
「どうせ、私のことなんか、
 二の次、三の次なのかも」
「だから、話なんてきいてもらえないかも」
「どっちみち、ここでは役にたっていな
 かったかも」
「私はどうでもいい存在」
と決めつけて卑屈になってしまう・・・

なんて時に、
「100%分かりきらない」
という考えがあると、
「待てよ!」
という手が打てる。

決めつけて思い込むのはよそう。
自分の想像は正しくないかもしれないし、
たとえ正しいところがあったとしても、
全部は分かりきらないし。

そう意識できれば、
相談したい意思をはっきりと伝える選択肢を
選べるかもしれない。
「時間外の仕事の
 実積簿への記入の仕方について、
 相談したいので、20分ほど時間をください」

その上で相手方の、
それについての考えを聴けば、
問題解決は早くなりそうだ。



私は
義理の父のことで誤解していたことがあった。
義父は毎朝パンを食べている。
最近、夕食前にもパンを食べてしまって、
私たちと一緒に食べる夕食の時に、
あまり食べられないことが多い。
それで、
義父の立場にもたちながら、
「お義父さんに食欲があるのはすごく嬉しい。
 お義父さんがパンが好きなのはよく分かる。
 でも、夕食の前にはなるべく食べないでほしい。
 お腹いっぱいになってしまうし、
 夕飯の量が少ないと夜にお腹がすいてしまわないか
 心配になるんだよ」
と話した。
義父は
「それもそうだな。気をつけるよ」
と言ってくれた。
しかし、ある日分かったんだ。
義父は、昼寝から起きると、
朝だと思ってしまうようだ。
それで、朝だからパン!となるようなんだ。

見えてなかった。
分かったような気になっていただけだった。 
 




相手の立場に立ちたいと思う。
そして、想像したり、話を聴いたりする。
でも、立ちきれないってことを知っておく。



実は、今年、それをカルが
教えてくれた。

以下は私も家人も留守の時のカル。

今年の夏、あまりにも暑かったので、
室温が気になって、
カメラを設置したんだが、
それに写ってるカル。

入り口の方をみて、
じっとしている。

カメラ設置前ももちろん、
留守中に一人でいるカルのことを
せつなくは思っていた。

しかし、このカメラで、
こんな表情や↓

こんなになってるところ↓

を見ると、
「あ〜カルは、
 こうやって一日私たちを待って
 ひたすら耐えているんだな」
と思った。

留守の間のカルのことが分かってから、
帰宅後の遊び方は、
今までと変わったと思う。

カルの話を聴くことはできないから、
想像しかしていなかったが、
ここまでとは思ってなかった。



で、
人間関係に、こんなカメラはない。
相手の背景を
教えてくれるものはない。


あの先輩はいつも自分の仕事を優先し、
質問しても迷惑そう。
でも、その先輩には
自分の仕事をとにかく先に終わらせねばならない、
なにか背景があるかもしれない。

突然上司からふられた後輩の指導という仕事。
「明日からお願い」という、
その言い方に腹がたったとしても、
相手には、
その言動に至る過程や、
もしかするとこれまでの人生も
何かかかわっているかもしれないのだ。

相手が、
それがどんなに苦手な人でもあったとしても、
その人がどんな葛藤を抱え、
今、何をどう考えているのか、
相手のことで知っていることなど、
ほんのささやか。
そのことを意識していたい。

だからこそ、
想像する。
話を聴く。
でも、分かりきらない。

このすっきりしない感じを
抱えながら、
それでもなお
努力していきたいものだ。


だって、
生物の中で唯一、人間だけが使えることなんだもん。
「相手の立場にたつ」ってことは。

人間だけがもっているその能力を
使い合う社会を作っていきたい。
それには、まず自分から!だよなあ。




っていうそばから、
本日、スーパーの駐車場で、
順番を守らない運転手の人に
いらっときた私。
あの方には、
きっと、めちゃくちゃ忙しい、
どうにもこうにもあせるような
そんなことがあったのかもなあ。
わかんないけど。


 
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苦手な人を誉めるには?

【2015.12.26 Saturday 08:43
少し前、
アサーティブなコミュニケーションについての
講演の中で、
「苦手な人を誉めるには、
 どうしたらいいですか?」
というような質問をいただいた。

苦手な人を誉めるって、
結構難しいことだと思う。

自分とは考え方が違って、
日常、自分の提案に反対の意見を
発言することが多い方が、
ある会議で司会をして、
その進行が的確だったとしても、
それを認めて
「今日の司会、議題をてきぱき処理されて
 お見事でしたね」
なんて言ってしまったら
負けたような気がしちゃうから、
気がつかなかったことにしてしまう・・・
なんてこと、ないだろうか。

少しだけ先輩の女性。
立場としては同じなのに、
これやっといてほしい!
あれもお願い!
など、指示ばかりしてくるその方が、
今日、すごく素敵なセーター着てる。
「めちゃ素敵です」
って言えば、もっと距離も縮まるし、
いい関係への第一歩になるって分かっていても、
なんだか悔しくって、誉められない。
なんてことは?

とはいえ、
相手を誉めたり、認めたりすることは、
人間関係を上手に築くときや、
共通の問題を解決をする仲間になるときには、
必要なこと。
だからこそ、上記なような質問が出たと思う。



私はその時、
3つのポイントに絞って答えたと思う。

①「相手に対する苦手」って思いを
 自分自身で認めよう。


まずはその人のことを苦手って
思ってる自分のことをダメだって
思わなくっていい、ってとこからスタート。
別に好きにならなくっていいし、
相手を「いい人」って思い込もうとしなくてもいい。
相手に対しての苦手という意識を、
まずは自分自身の中で率直に認めちゃう。
だってね、苦手な人が周りに一人もいない・・・
って人の方が珍しいもん。


②分けよう!

その1:①の上で、自分の「気持ち」と「目標」を分ける
つまり、「気持ち」では「いけすかない」とか「苦手」とか
いろいろある。
ただ、「でも、その人と良い関係を築きたい」とか、
「その人と一緒に問題を解決していく必要がある」
という目標があるからこそ、
「苦手な人を誉めるには?」という質問が
出てきた訳だから、
それを一緒にして「いや」「苦手」とせず、
分ける。

その2:「苦手な人」というその人自身と、
その人の「行為・行動」を分ける。
つまり「その人は苦手」でも「その人のここの部分は
すごい!良い!見事!素敵」など。


③選ぶ!

で、じゃ、どうするか自分で決める。
誉めるもよし、誉めないもよし。
ただし、誉める時には、誉め方を気をつけたいし、
誉めないってことを選んだら、
そのことに責任をもつ。
(誉め方はアサーティブトレーニングの基礎編で
 やります)


この中で難しいのは、
②「分ける」って箇所ではないだろうか?
難しいからすぐにはできない可能性もあるが、
「分ける」という考え方があるんだと分かっていると、
それはかなり違うと思う。

「いやなことをするあの人が悪いから
多少いいことしたとしても、差し引きゼロ」
という考えが湧いてしまうことも
あるかもしれないけど、
でも、その時「待てよ」って
もし、思えたら、それこそが大事。
それを思えるためには、
「分ける」って考えを
自分の中に入れておくことが
必要になる


急にドラマの話になってしまうけど、
私は、俳優さんと役を「分ける」のが下手な時があって、
ちょっと前まで
小泉孝太郎さんがテレビに出てくると、チャンネル変えて!
って思ってた。(「下町ロケット」の影響)
今は新次郎さん(「あさが来た」)役の玉木宏さんが
めちゃくちゃ理解があり、人間的に温かい、
すごくいい人!みたいに思えちゃうんだよねえ。
恥ずかしながら。

ま、これは現実社会の中のことではないから、
それで別にいいんだけど、
多分、私はほっておくと、
「坊主憎けりゃ、袈裟まで」になってしまいやすい部分を
もっているんだと思う。
それを意識しておく!ってこと。


①②③の中で
自分はどこの罠にはまりやすいか
知っておくといいんだろうなあ。

①が苦手な方は、
ネガティブな感情を認めることが得意じゃないかもなあ。
そして苦手と思ってしまった自分を責めちゃうかも。
それは苦しいだろう。
それを知っておこう。


③が苦手な方は、
コミュニケーションを学ぶといいかもしれない。

また、
誉めないことを選び続けた時に起こること、
つまり、
「ちょっとだけ苦手な人」が
「顔も見たくないほど嫌いな人」
になっちゃうこともあることを知っておきたいな。
その時に、
「しなかった」ってことの自分の責任を
意識できると、かっこいい。
(この自己責任については、
アサーティブ・トレーニング応用編でも
体験していただけます。コチラ→
 


質問をしてくださった方は、
苦手な人とも、
ある程度の関係を作っていきたいと思うからこそ
質問してくれたと思う。
そのままにしておいたら、
こじれるかもしれないその人との関係に、
自分から行動を起こすとき、
まずはポジティブなメッセージを伝えようと
考えられたのは、
すごくすごく素敵だ。

だとしたら、
お世辞やよいしょではなく、
ほんとに「いいな!」って思ったことを、
誠実に口に出せるといいと思うんだ。

ただ、ま、ぼちぼちで!







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author : tanizawa-k
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谷澤 久美子
counselor