コミュニケーション | 今のところではありますが…
「思いきっていう」の前に。

【2015.02.10 Tuesday 09:08
「相手のきげんをそこねたくないからって、
 うそをついたり自分の気持ちをかくして、
 ただニコニコするんじゃなくて、
 時にはけんかや言い合いをしてでも、
 おたがいの本当の気持ちを見せ合い、
 相手のことを知ろうと努力すること。
 そういう努力をして、
 やっと手に入れられるものが、きっと
 『サティー』(ネパールの言葉で友達)なんだ。」

これを書いた方、なんと
小学校3年生。

大人と同じように、
他者との関係を作っていく過程の
葛藤をもっている。

これは
第60回青少年読書感想文全国コンクール
小学校中学年の部 内閣総理大臣賞受賞
神奈川県立小田原市立東富水小3年
近藤友揮君の
「ともだちはサティ」という作品を読んでの
感想文「ゆう気を出して」の中の一部。

近藤君は、感想文の序盤で、
友達に話をあわせて知ったかぶりをしたり、
ちょっと話して「気が合う」って思えば
それで友達・・・って思っていた、
これまでの自分のことを振り返っている。
その上で、この本の中に出てくる
ツトムとパ二という二人が、
ぶつかり合いながら信頼関係を築いていく姿から、
人と人が本当に関係を作っていくとは
どういうことかを考えている。

「『サティー』を作るのはかんたんなこと
 ではない。みんなとちがう意見を言うのは
 こわい時もあるし、自分の本当の気持ちを
 見せるのははずかしい時もある。だけど、
 そういうこわさやはずかしさや不安から、
 逃げたりしないで、乗りこえていこうと
 思うゆう気が、きっと『サティー』を
 つくるための第一歩だ。」

近藤君は、こう書いている。

なんて賢くって、そして感受性の豊かな
方なんだろう。


近藤君。
実は、大人も近藤君と同じように、
時々悩むんだよ。

知り合いから言われたことが
まったく身に覚えのないことなのに、
関係を壊したくなくって、
笑ってごまかした自分のことを
情けなく思うこと。

謝ったほうがいいって頭でわかっているけど、
謝る=負け って図式が頭の中から消えなくって、
いざ、メールを出そう、電話をかけようと
思っても、ついつい後回しにしちゃうこと。

なぜかうちのチームにめいっぱいの仕事。
その上に結構簡単に「これ、お願い」
って頼まれた。こんな時こそ後輩に助けてもらいたい
って思いながら、「いい先輩」をやっちゃって、
結局残業続きなんてこと。
おまけに、気がつかない後輩を「気が利かないやつ」
って決めて、自分を納得させちゃったりしてね。
それであとで、落ちこんだりすること。

貸したものが返ってこなくても、
仲間にいれてほしいと思っても、
断りたいことがあっても、

それを口に出したらどうなるだろうという
怖さや恥ずかしさや不安から、
言葉を飲み込んで、

でも、どうにもならないいらだちが、

あるとき、
大きなため息で出てしまって、

周りに「機嫌悪い?」なんて気を使わせたりして。

それですめばいいけれど、

何ヶ月に一回は
キレまくって、
大事にしてた方がいい関係をぷっつり・・・
なんてことも。



近藤君。
大人になっても、人間関係は、
なかなか難しいものなんだよ。
さらに大人は
「ゆう気」だけでつっこめない、
複雑な背景を背負ってしまっていたりしてね。

もちろん子どもにも
抱える背景があることは分かってるよ。
「このクラスで上手くやらないと、
 一年はここに過ごすし」とか、
「先生からの評価は正当にもらわないと
 ならないし」とか、
「この先輩の言うことはきいとかないと
 やばいし」とか、
「このこと言うとお父さんは怒るし」とか、
いろんな事情あるの、わかる。

ただ、
「おもいきって言う」ことを信じられた頃を
過ぎてしまった私たちには、
「ゆう気」を出すために根拠というか、後ろ盾、
理論みたいものが必要なんだ。


世の中により良い人間関係を作る
コミュニケーションの理論と方法はいっぱいある。

背景があるからって、
複雑だからって、
どうにもならないってことはない。
あきらめる必要はない。

悩んでいる大人たちが
自分にあった方法を見つけられるといいと思う。










 
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2014年を振り返ってみました。みんなで。

【2014.12.22 Monday 16:54
12月20日(土)の午後、
アサーティブカフェでは、
①2014年を振り返る
②2015年で挑戦したいコミュニケ−ション
 について整理する
を行った。

2014年をアサーティブをテーマに振り返る時、
私のトピックは2つ。

ひとつは
これまでの自分の傾向に
思い違いがあったことに気づいたこと。
私は自分のことを今まで
もともと
オロロ6割 ネッチー3割ドッカン1割
みたいに思ってたけど、
実は
ネッチー6割 オロロ2割 ドッカン2割
くらいだったのではないかと
気付いてしまったのだ。

そして、アサーティブの講師になった今でも、
まだまだその傾向は、ちゃんと自分の中にある。
 いい人でいたい。
 でも、いやな思いをした時に、
 その仕返しもしたくなる。
 でもいい人でいられるために
 自分を納得させる言い訳ができる程度に
 いじわるする
そういう自分の傾向。
こりゃネッチーだ。

そういう瞬間に
自分の頭の中で動いていることに
気がついたんだよなあ、今年。
(今だにそういうことがある自分が
 情けなくもあり、
 可愛くもあり)

ネッチー傾向のことを知って、
その傾向が出てきた時には
気をつけたいと思う。



2つめは、
攻撃的なコミュニケーションに
加担しなかったこと。

ある話し合いの席で、
責任者でもある年配の女性が、
その話し合いに必要な書類を
忘れてしまったことがあった。
それが分かった瞬間、
彼女より立場も年齢も上の男性が、
「何やってるんだ!(怒)
 もんとに無責任だな」と、
ひどく激しく彼女を罵倒した。
彼女は悔しげに唇をかみしめ、
他の参加者たちは、
目をふせたり、目をそむけたりし、
一瞬シーンとなった。

その時に、
「●●さん。お気持ちはわかりますが、
 話し合いにもどしませんか」
と、結構冷静に伝えることができ、
すると、参加者の女性たちが
次々に、その書類がなくてもよい
状態にする工夫を発言してくれた。

何が自分で嬉しかったって、
私は「攻撃に加担しない」って
決めていたことが実行できたこと。
その女性は、彼に
人格的なことを責められていたが、
そこを黙ってやりすごしてしまったら、
積極的ではないとしても加担したことに
なったと思う。

12月21日(日)の毎日新聞の朝刊の
仲畑流万能川柳に
「陰口に 相づちうった 自分嫌」
  (北九州 小田八千代)
とあった。

もちろん、愚痴みたいな陰口、悪口は、
絶対に言ってはいけないってもの
じゃないと思う。
ただ、この川柳を書いた人の気持ちも、
すっごく分かる。

そして私は「加担しない」って決めたことを
やれたことが嬉しいんだよなあ。




アサーティブカフェに参加してくださった方の、
シェアOKと書いてくれた方の感想です。

◆年末に今年あった出来事をフィードバック
 してみたら、
 ずっと悩みの種だった出来後があったからこそ、
 アサーティブになれる時間、アサーティブに考え、
 行動することができたことに気づき、
 苦手な方にも、感謝までとはいかなくても、
 「ありがとう」という気持ちも持つことが
 できました。
 ついついいろいろ伝えたくなってしまうけれど、
 的をしぼって、要求は1つ!ができた自分を
 ほめたいと思います。
 来年は、まずは今日のことを振り返り、
 伝えたい相手に誠実に率直に伝えられたら
 と思います。やっぱりいい関係でいたいので。
 
◆(参加したことで)
 荒れた心が落ち着きました。
 アサーティブを学ぶことで、
 とんがって生きてきた自分が
 まるくなってきたと自分でも思うし、
 友だちからも言われました。
 来年の自分の課題は
 「ネガティブにとらわれない!ように
 心の元気を作る」
 心の元気にはまず身体の元気からと、
 運動を始めようと思ってます

◆今年一番アサーティブを活かしたことは
 「自分の感情を認め表現する権利があり」
 ということです。全てはどんな感情であろうと、
 認めることを自分ですれば心の安定に
 つながります。自分が安定し元気で余裕が
 あると家族も元気になっていきます。
 それを実感した一年でした。

◆10月に基礎編を受けてまだ日が短いですが、
 いろいろ気付くことがあり、また実践も
 できたので良かったです。
 定期的に思い出して、行動の改善に
 つなげていきたいです。

◆苦手と思ってる相手でも、自分の支援者の
 一人であると考えることができたことが、
 今回の私の学びです。(考えが)あわない方の
 考えを取り入れてやってみて、
 うまくいったことや良かったことは、
 きちんとフィードバックしお礼を言いたいと
 思いました。そんな考えになれる時間が
 取れたことが嬉しかったです。
 アサーティブになれないことも多いですが、
 なれない自分に気がつけたり、
 今度は変えてみようと思ったり,,,
 自分の考え方のくせも分かってきました。
 ぼちぼちいきます!!

◆毎回参加しているおかげで、
 少しだけれどアサーティブにできることが
 多くなったと思う。
 アサーティブになるということは、
 「素直になる」「シンプルにする」
 「時間をかける事も大切」などが
 今の私には浮かぶ。



 
次回のアサーティブカフェは、
3月14日(土)午前9時15分〜午後4時30分。
「自己信頼」をテーマに、一日かけて行います。
基礎編を終了した方が参加いただけます。
募集開始しました。


 
author : tanizawa-k
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聴き合える関係。

【2014.10.19 Sunday 05:33
私が使っている化粧品は、
無料サンプルを送ってくれる会社の
化粧品だ。
最初は、
その無料サンプルに申し込んで、
それがよくって使い始めた。
でも、購入し続けているうちに、
「待てよ、その無料サンプル代は、
 結局商品に上乗せされてる訳だ」
となんだか妙に悔しい気持ちになってきて、
それからはそのコマーシャルが流れる度に、
「だから、無料っていうけど、
 それは、私たちが払ってるんだよ、ねえ」
と家人に同意を求める。
私としては、そんなこと言ってもムダだと
分かりながらも、
ただ、ちょっと発散させたいだけだ。
「そうだよな」
って言ってくれればそれで済む程度のことだ。

しかし、家人は言う。
「そういうこと、ボクに言われても困る。
 この会社に言って!!!」

家人は、私のぼやきを
解決してあげたいと思ってくれているんだと
思うけど、
その反応で一層イラっときてしまう私。


・・・なんてこと、ありませんか?


私自身だって「聴く耳スイッチ」が入って
ないとき、相手をイラっとさせてしまう反応を
やっちまうこと、ある。

義母の「調子悪いわあ」という言葉に、
「そうかあ、どんなふうに?」と応えず、
「もう休んだらどうですか?」って
アドバイスしちゃったこともあった。

誰の本に書かれていたか、
もう忘れてしまったんだけど、

「私たちは上手ではないやり方を教わった
 善意の人間から、
 上手ではないやり方を教わるのが実情だ」

という文章、
ほんとだなと思う。

私たちはコミュニケーションを
体系的に習ってないから、
自分の体験してきたことの範囲の中で、
よさそうなことをしていて、
それは聴き方もそうで、

相手の話してくれたことに、
判断を伝えたり、
アドバイスしたり、
ごまかしたり、説得したり、
そういうことをしてしまいがちだ。

それも相手を思ってこそだ。
(時々は面倒くさいからとか、
 自分に余裕がなくってとか、
 そういうこともあるかもしれない)

でも、時々、
そのことが、関係を
複雑なものにしてしまう。


そんな訳で
18日(土)は、
「応える・共感する力をつけよう」という
勉強会を開催した。

理論やスキルを学び、
それを練習したが、
ペアになって練習する参加者の皆さんを見ながら、
「あ〜こういう関係が、
 社会のあちこちにあったらなあ」
と心から思った。

お互いをわかろうと聴き合ってる姿。

相手を支えようとして聴き合っている姿。

相手が、何を伝えようとしてくれているのか、
分かろうと思って聴き合う姿。


目の前の、
今、
私に話してくれている人は、
自分で解決する力のある一人の人で、
その人が私に話し、
その話を私がただただ聴くことで、
考えを整理し、
どう行動すればいいか、
まとめている・・・。

そして、私も、
ちゃんと「聴き手」になってくれる相手の前で、
安心して話せる。

そういう関係が
あちこちにあったら、
今社会にある問題の、
ある程度のことは解決するんじゃないだろうか。

そんなことを考えた。



参加者の方からのオープンOKの感想を
シェアします。
●自分自身、辛いことがあったとき、
 問題を回避したり、ごまかしたり、
 自分に論理的説得を試みたり、
 元気づけたり、
 そうやってなんとか乗り切ってきたから、
 相手に対して、そういう聞き方をする
 傾向をもっているのだと思いました。
 私にとって自分自身を見つめ直す時間と
 なりました。(H)

●今まで自分は、「私の話を聴いて」という
 欲求から他の人の話を聞いていたことに、
 まず気づきました。聞いたあとに、
 何かしらのアドバイスや判断をしてしまって
 いたことにも気がつきました。
 もっと言えば、「あ〜私の方がまし」
 「私って意外といい人」などと驕りも
 あったなあと。
 特に子どもに話をするときは、心のスイッチ
 OFF状態でいたと反省。主訴を分かろうと
 していませんでした。
 理解されるって、すごく気持ちが落ち着きます。
 まず自分がそんなふうに聴けて、応えて、
 共感できるように練習していきたいと
 思いました。(大場様)

●(私は間違っている!と思う意見に対し)
 共感したくない!(と思ってました。)
 でもその考え方が、正論でおしまくったり、
 すぐにアドバイスしたくなる傾向に
 結びついてしまうのだと、自分に警告です。
 同感と共感は違うのだと肝に銘じます。
 改善点は伸びしろという言葉、印象的
 でした。(Y)

●自分の聞き方のパターンを知る事ができ
 よかった。
 パターンを理解したあと後のワークで、
 またいつものパターンをとってしまって
 いたので、笑ってしまいました。
 セミナーの中で様々な方とコミュニケ−ションを
 とるのも非常に勉強になります。(いっこ)

(まだまだたくさん
 素敵な感想をいただきました。
 ありがとうございました!)


この講座は、
2014年谷澤相談室勉強会第二回
「応える・共感する力をつけよう」。

第三回「自分の中にある力を再確認しよう」
(2015年1月10日土曜日開催)の
参加者募集を開始しました。詳しくは→


また、「聴き方」を含む、
ストレスマネージメントの講座を、
うるプラスさん主催で行います。
詳しくは→





 
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コンテンツの力。場の力。

【2014.09.26 Friday 16:24
研修、講演会、ワークショップ、
いろいろなものの講師の仕事をしていて、
いつも考えるのは、
「内容(コンテンツ)」が重要なのは当然だけど、、
「場のもつ力」ってのも、相当重要ってことだ。

この夏、アサーティブをワークショップ形式で
伝える場は、たくさんあったが、
2つの場の感想が手元に届いている。

ひとつは、静岡市子ども青年相談センター主催の
3時間の講座の感想。
これは参加者のほとんどの方が
初めてアサーティブを体験する講座。
もうひとつは、
9月13日主催の「アサーティブ・カフェin静岡」の感想。
こちらは基礎講座を終了した方向けのフォローアップな会。
今回は「権利」を学び、自分の最近の課題を事例に、
ロールプレイで学ぶ1日だった。

それらの感想から、
「コンテンツの力」つまり
アサーティブというコミュニケーションの方法についての
コメントと、
「場の力」に関するコメントを紹介してみたい。


まずは
「コンテンツの力」(アサーティブそのもの)を
受け取ってくれた感想。

(3時間の体験講座より)

順を追っての説明に、それに沿って考えて
 いくことで、考えの整理をすることができました。
 相手のことを思いすぎて、自分がなくなってしまう
 ことに悩んでいたけど、自分のことも大切にする
 方法
を教えていただき、自分の人生にプラス
 なったと思う。

・どちらか一方に偏りがちな叱り方、言い方、考え方
 になりがちであるが、どちらも○なやり方があると、
 改めて理解できた。

苦手な人の見方が変わりました。
「あの人はそういう人だから・・・」
 とあきらめていましたが、コミュニケーションの
 パターンを知り、「それはその人の、その時の
 伝え方」だと思え、違う側面もあるのかも・・・
 と考え方を変えることができました。

・アサーティブという言葉は初めて聞いたが、
 相手を傷つけず、自分の要求を相手に伝える
 方法
ということで素晴らしいと思った。
 より具体的に要求を整理し、自分の要求を
 伝えられるように訓練していきたい。

感情を言語化する難しさを知った。
 ただ、私は乗りこえたいと思った。


(アサーティブ・カフェより。
 多少、簡潔にしています。ご了承ください)

・久しぶりにロールプレイをやってみて
 イラっとしたり、悩んだりしていることだと、
 言いたいことがたくさんになって、
 的をしぼるのが難しいと思った。
 でも、何かを伝えたい時には的をしぼって、
 そうすることでドッカンにならずに
 気をつけたいと思った。

・他の方の挑戦したロールプレイをみて、
 感情の言葉が入ることで、伝えたい内容が
 より明確
になるし、事実だけでは説明しずらい
 ことの助け
になっているなあという事です。
 また、自分の方が話す分量が多くなってしまう
 時には、「どうですか?」「どう思いますか?」
 などと問いかけを入れることによって、
 一方的ではない対話になるし、相手が理解して
 くれたかの確認
にもなり、自分が落ち着く
 きっかけ
にもなると思いました。

肯定的に話しを初め、肯定的に終わる
 話し手が一方的に話すのではなく、相手に話を
 ふり、会話にする。会話にすることで、相手を
 尊重でき、話す量も対等になる。
 ・・・
 すらすら上手に言えることがアサーティブではない。
 悩み悩みのしどろもどろの姿は「誠実」だという
 フィードバックは嬉しかった。


大切なポイントを、
みなさんが持って帰ってくださったのが嬉しい。



続いて「場の力」に関する感想。

(3時間の体験講座より)

・講師の言葉1つ1つが心にしみ込んでくる
 講座でした。温かさにつつまれた3時間
 でした。

・自分を肯定的に捉えることが少しできた。
 一歩踏み出す勇気をもてそう。

・参加型で考え話す時間をもらえたことに
 感謝します。自分と向き合う機会になりました。

実際に会話などができ、理解が深まりました。

・講師自身の体験談、他の人の事例、
 ペアワークが理解を深め
てくれた。
 他の人にも是非受けてほしいと思った。


(アサーティブ・カフェより)

・(自分のロールプレイを見て、
 コミュニケーションは)
 勝ち負けではない
ってことを
 思い出せたとフィードバックもらい、
 がんばったかいがあったなあと思った。

・今回、一番驚いたのが、自分の感情を
 なかったこととして、暮らしていたことに、
 気がついたことです。・・・
 ロールプレイもできず、
 「何しにきたんだ、今日・・・」と
 落ち込んでいた私でしたが、
 (一緒のチームになった方から)
 「そうして自分をコントロールして
 がんばっているんだよ」とか、
 「そうしないと暮らしていけない時もあるよ」
 とか言葉をかけてもらい、
 「ああ、やっぱり今日来てよかった」と
 心から思いました。
 共感してもらえるって、力をもらえるんだなあ
 と実感した一日でした。

この秋〜冬も、
各地でアサーティブの講座、
やるぞおおおおおお!



アサーティブのワークショップは、
自他尊重のコミュニケーションの
考え方とスキルを学んでいただくだけではなく、
受講しながら、
他の方との出会いを通して自分を確認したり、
自分のポジティブな面を引き出してもらえたり、
学び合ったり、励まし合ったり、
元気づけられたり・・・、
つまり、その場が
心の充電の場になると感じてくださる方が
多数いる。
日常の中では、
心で思ったことと、
頭で考えたこと、
そして行動を、
ばらばらにしなければならないことも
あるという方も多いと思う。
でも、このような場では
思ったことを口に出しても、
非難されない、否定されない、
大切に扱ってもらえる、
そういう安心感は、
人を元気にするんだと思う。

もちろんコンテンツを正確に、
そして分かりやすくお伝えすることは当たり前、
その上で、安心して自分自身を出してもらえる
場を作ること、
これからもやっていきたいな。



一般の方が参加可能な講座は、
●10月12〜13日の
 「アサーティブトレーニング基礎編in静岡」。
 本格的なトレーニングが、東京や大阪に
 出かけなくても、静岡で受講いただけます。
 詳細は

●2014年2月28日には 体験的な講座を
 「働く女子大学 うるおいプラス」さんの主催
 で行います。「ストレス・マネージメント術」
 3回講座の3回目で、この回だけの受講も可能です。
 こちらはまで。


 


 
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言いにくいことを伝える時。

【2014.09.15 Monday 18:37


言いにくいことでも、
言わなくてはならない時がある。

たとえば同じ場で働くスタッフに、
「作業の手順を守ってほしい」とか。
後輩に
「遅刻しないで来てほしい」とか。
これはハラスメントにならないように、
怖々伝えている方も多いと思う。

時には上司にも、
「評価について、教えてほしいことがある」とか。
先輩に
「相談したいことがある」とか。
その後のことを考えると、
不安や怖さを感じながらも、
伝える場合があるだろう。

子どものお世話になっている学校の先生や、
お稽古ごと、塾や、スポーツ少年団のコーチたちに、
質問したいことや、
要望を伝える時などは、
モンスターペアレントなどと言われないか、
すごく気を使うと思う。

友人と約束したことを、
間近になって断らないとならない時や、
ボランティアグループでの活動を続けられなく
なった時なども、
言いにくい。

そんな時、
ぜひ気をつけたいのは、
「レッテル張り」をしないことだ。

手順を守らないスタッフを、いい加減。
遅刻した後輩を、だらしない。
評価の査定が不明確な上司を、意地悪。
なかなか教えてくれない先輩を、自分勝手。
学校の先生を、冷たい人。
友人や仲間を、分かってくれない人。

そんなふうに飛躍して、
レッテルを貼ったところからスタートしてしまうと、
コミュニケーションはなかなかうまく運ばない。

レッテルを貼るとは、
ひとつの行動から
「その人自身を決めつける」ってことだ。

アサーティブでは、
要求、要望を伝える時は、
一回にひとつ!
しかも的をしぼって!
という
てっぱんスキルがある。

まずは、
もし頭の中でレッテルを貼ってしまってるとしたら、
そのレッテルを剥がして、
そのレッテルの元になったことについて、
何を、どのようにしてほしいか、
伝えるのだ。
つまりその人自身にダメ出しするのではなく、
行動や考え方や態度などについて、
議題にあげる感じとなる。

「やる気出して!」でも、
「自分のことばっかりしてないでください」でもなく、

「朝、お店に出る前に、
 鏡で笑顔をチェックしてほしい」
とか、
「今日の3時までの間で、
 先輩の都合のよい時間を
 10分、いただきたいんです。
 〜〜について質問させてください。
 何時に来たらいいでしょうか」
とか。


しかも、たとえ相手が間違っていたとしても、
一方的に責めるのではなく、
そこにある問題に対して、
一緒に考えるような姿勢が大切。

一緒に考える・・・ってことは、
自分の考えを言い、
相手の考えを聴き、
自分の気持ちを伝え、
相手の気持ちを聴き、
これを繰り返すってことだ。

決して
言い聞かせるのでもないし、
論破するんでもない、
宣言するのでも、
スピーチするのでもないし、
言いっぱなしにするのでも、
ない。

そうやって
相手と対話でき、
相手と、
「どうしたら、その問題が改善していくか」を
考えるチームになれた実感があると、
問題が起こったことに、
感謝したくなったりするだろう。

「会議で、必ず一度は発言してほしいって、
 何度も言ってるよね。
 なんでやる気出してくれないのかな?
 とにかく、これから絶対に一度は手を挙げてよ」

ではなく、

「会議での発言のことなんだけどね。
 以前も話し合ったけど、
 私の伝え方が未熟だったかもね。
 実はあれからも、会議でも発言がないことを
 心配しているんだ。
 何か発言しにくい理由がある?」
「実は、会議の内容が分かるのが
 前日なので、半日ほどの時間の中では、
 考えをまとめられなくって。
 ほんと、申し訳ないです」
「そうか、半日だと時間ないんだね」
「はい、情けないんですが、
 他の仕事をしながら、いろいろ調べたり
 ってのが、難しくって」
「そうだったんだ。
 会議のテーマはどれくらい前に分かれば、
 考えをまとめておかれそう?」
「せめて3日あると、助かります」
「そうなんだ。
 了解。では3日前に、メールで送ることに
 するから、
 これからは、必ず何かひとつアイディアを
 出してほしいんだ」
「はい、がんばってみます」
「あなたのことをすごく期待してるんだ。
 一緒にいいプロジェクトにしようよね」

なんてことになれば、
この「会議で一度も発言しない」問題があったからこそ、
お互いの間のパイプが太くなって、
これからは、いろいろ相談し合える仲間になれる
可能性が出てくる。



コミュニケーションは、改善できる。

ほっといても上手くならないけど、
スキル、考え方を学び、
安心して練習できる場で、
いっぱい練習することで、
コミュニケーション能力がアップする。

10月のアサーティブ・トレーニング基礎編in静岡、
まだまだ受講生、募集中。
本格的なトレーニングを、
この機会にどうぞ!!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<アサーティブ・トレーニング基礎編の内容>
① アサーティブとは何か
②自分のコミュニケーションパターンを知る
③理論を学ぶ
④方法を学び練習する(ちょっとした依頼やお断りができるようになります)
⑤ほめ方、ほめられ方を学ぶ
⑥自己信頼について学ぶ

<開催日時など>
・ 日時:10月11日(土)9時半〜16時半
        12日(日)9時半〜16時半
・ 会場:静岡県教育会館4階B会議室
   (静岡市葵区駿府町1−12 054−252−1011)
・ 定員:20名(先着順)
・受講料:20000円(テキスト代込み)
・ 主催:谷澤相談室 

<申し込み方法>
メールで、以下を記入の上申し込みください。
① 氏名 ②住所(〒も) ③電話番号
④詳細をお送りする時のご希望の連絡方法(電話/携帯電話/FAX/メールなど)
*もしよろしければ、受講の動機を教えてください。
 メール:kumikotanizawa@gmail.com
受付後、詳細をお送りいたします

詳しくは谷澤相談室へ→











 
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望遠鏡と顕微鏡

【2014.08.09 Saturday 10:40
夏休み前の講座は、
アサーティブ・トレ−ニング。
3時間のもの。

コミュニケーションの講座に参加くださる方々の
動機は、
・身近な人間関係で困っている
・言いたいことが言えなくて、
 そのことでつらい思いをしている
・自分の伝えていることで
 相手はどう思っているのかが不安
・何度言ってもわかってもらえない。
 どうしたら分かってもらえるか
などが多い。

そのことを解決しようと、
自分から動き出した方々が、
講座には来てくださる。

解決の方法のひとつが
アサーティブトレーニングにはある。

今、職場でのストレスの大きな原因のひとつは
人間関係だと言われているので、
自他尊重のコミュニケーションの方法を
学んでもらうことは、
日常のストレス要因を減らすことに
繋がっていく。


また、自分のコミュニケーション能力の向上以外の
動機に、
・自分はうまくいっているけど、
 指導的な立場にあるので、
 他者にコミュニケーションの方法を
 教えるために学びたい
というものもある。

コミュニケーションを体系的に学ぶ機会は
普通に暮らしているとほぼないので、
理論→方法→練習と体験してもらうことは、
その解決にもなると思う。
ただ、私がおすすめしたいのは、
自分が実践していないと、
教えるのはなかなか難しいし、
自分がうまくいっていることを般化できて
初めて多くの人に教えられることになるので、
まずは自分のために体験してほしいって
こと。


今日の参加者の方も、
きっといろいろな動機で参加されると思うけど、
その動機にきちっと応えたいよなあ。



で、それだけで終わりたくないって思う。

参加者の方々の動機の奥には、
もっと深い思いがあると思う。
そのことが言葉になっている方と、
まだ認識されていない方がいると思うけど、
どっちにしても、
もってる想いはあると思うんだ。

それは、
こうしたいとか、
こうなりたいとか、
つまりは
「人生を、自分の考える使い方をしたい」
というような想いだと思う。

元々持っていた目標の仕事をしてみたいとか、
もっとムダに時間を使ってみたいとか、
寛容な考え方ができるようになりたいとか、
好きなことだけやっていきながら、
 なんとか生きていければいいやとか・・・
とか、
変わりたいとか
変わりたくないとか、

人が自分の想いを実現していくときに、
他者の権利を侵害せずに
その方向を進むためには、
「説明できる力」って必要になってくる。

今のまま変わりたくないってことだって、
身近な人が「変わって!」というメッセージを
発信してきたら、
「いや、自分は変わらずいく」ということを、
自分の想いを大切にするように、
相手の想いも尊重しながら
伝えていけた方が行きやすい。


ひとつのお願い事、
ひとつのお断り、
それは小さなこと
と思うかもしれないけど、

自分の中に芽生えた「それ」を伝えたいという想いは、
奥に、
自分のことを大切にしたいという想いがある。

それを自分のことだけ大切にするのではない方法で、
正々堂々と言いたい!
ってめちゃステキだ。

細かなことは、
大きなことに繋がっている。




アサーティブの講座では、
考え方やスキルを学び練習をすることで、
細かい技を取得してもらいながらも、
そのことが、
目標に繋がっているってことも、
意識してもらえるといいと思う。




さらに、
私は
一人一人のコミュニケーション能力アップの場を
ファシリテートすることは、

攻撃や暴力ではなく
対話で問題解決をする社会を作っていくために、

微力かもしれないけど、
何にも動いていない訳じゃないってことを
意識しようと思うんだな。




今日は長崎に原爆が落とされた日だ。

そんな恐ろしい暴力を使わなくても、
私たちには「対話」という道具があるもんね。
理想論!って思う人もいるかもしれない。
それはそれでその方の大切な意見。
ただ、
まずは、自分が、
考え方が違い、
価値観が違い、
方法論が違う
そういう誰かを攻撃しない。
そう何度も言い聞かせてやっていくしかない。


さて、準備!!!

今日の新しい出会いが
楽しみだ。









 
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プリントと日常。

【2014.08.06 Wednesday 13:45
高校のコミュニケーションの授業で使う教材は、
静岡県教育委員会による「生きる力」という冊子。

「ことばで感情を伝えよう」というテーマの
プリントの問いで、
こんなものがある。

<1>
「大事な試合で自分が失敗したために、
チームは負けてしまいました。試合後、
先輩から『お前はよくやったよ』と声を
かけられました。
①あなたはそれをどう感じますか?
②その気持ちを一文にまとめて、
 先輩に伝えてみよう。

①の答として(多数派)
・先輩の優しさに、感謝の気持ち
・申し訳ない
・負けて悔しい
・自分自身が情けない
・次はがんばりたい
・なぐさめようとしてくれているのが
 嬉しい
以上のようなものと、
少数派だけど
・なぐさめてもらうと逆に困る
・無理に気を使わないでほしい
・自分が悪いのに、そこまで言われると、
 きまづい
などもある。

多数派でも少数派でも、
どっちもいいじゃん!って思う。

人は、
自分の育った環境や、
体験してきたことや、
そういうことからできあがってきた考え方の傾向など
があるから、
同じひとつのことでも、
本当に様々な受け取り方をする。

どれも間違いではないし、
どれも大切なその人の感情や考え方だ。

で大事なのは、どう表すか?だ。
この場合だったら先輩に
何と言うかってところが大切だ。

②には 
たとえば
「先輩、自分のミスで負けてしまい申し訳
 ありませんでした。それなのに気を使って
 くれて、すみません。そこまで気を使って
 くれなくて大丈夫です。
 今更おそいですけど、でも次回からは
 ミスのないようがんばります」
系の文章があって、

実際のそういう場面で、そういうやりとりが
できるかどうかは別にして、
考え書けることだステキだ!って思った。


あ〜
高校生も、
いろいろあって、
で、おもしろい!!!
と思う。



ところで、我が家の出来事。

義父のところに来てくれるヘルパーさんの
仕事の中には、
ペットの世話ってのは入ってない。
掃除はしてくれるし、食器は洗ってもらるけど、
犬の糞尿の始末や、犬の水のお皿に水を入れる
ってのは、仕事の範囲外だ。
私は、その境界線ってのは非常に大事だと
思ってるので、そのことを明確に言ってくれる
うちのケアマネさん、ヘルパーさんのこと、
とってもとっても尊敬しているし、
ステキ!って思うし、
境界性を超えたお願いはしない
って決めている。

なので、初めてカルをケアマネさんに
紹介した時、
「犬の糞尿の始末のこと、ちゃんと
理解してますので、ヘルパーさんに
迷惑かけないようやりますね。
これからもよろしくお願いします」
と挨拶した。

すると、
彼女、本当に心優しい、
めちゃいい人で、
「あ〜いいです、いいです。
 それ気にしないでください」
と言ってくれた。


さて、問題。
①あなたはそれをどう感じますか?

私、多分、この問題がコミュニケーションの授業の
中でプリントかなんかで出たら、
そこに書く答えは、
・こちらに気を使ってくれていて
 優しさがあると思う
・はっきり言えないのは、
 こちらを大切に思ってくれているからで、
 思いやりがあると思う。 
なんてことを書くと思う。

でも実際のところは、
・とまどった
・へっ?
 仕事の範囲を気にしなくていいの?
 と少し困った・・・
なんて気持ちや考えがわいてきて、

なんか、プッ・・・と自分でおかしくなった。

結構私も、受け取り方が少数派のところが
あるのかも・・・。

我が家のケアマネさんもヘルパーさんも、
本当によくやってくださっていて、
しかも、めちゃくちゃ気を使ってくれる。
今回の犬の件は、
義父にとっても、
犬を可愛がる、世話をするってのは
いいことだって、
きっとケアマネさんもヘルパーさんも考えて
くれていて、
でも仕事だから、
決まりの中で動かないとならない。
困ったんだろうな。

素直に、
こちらへの気遣いを受け取ろう!
って瞬時に私は考えた。


ってな訳で、
日常はプリントとは違う。

だからって、プリント(架空の事例)は
ムダか?というと、そうでもないと思う。

そこで頭を使って考えてみるのも大事。
日常の中の一筋縄ではいない自分の事例と
ぶつかり稽古も大事。

そのどちらも、
できれば、やりっぱなしにしないで、
後で振り返りをしておくと、
どんどん身に付いていくんだろうな。


さ、あと1講座で、
夏休み!!!







 


 
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往って来いの法則。

【2014.07.28 Monday 10:32
ひとつした失敗で
「なんて自分ってダメなんだ」
と自分を全否定するクセを、
できれば改善した方がいいなあと思う理由は
大きく分けて二つある。

ひとつは、
自分のことを全否定するクセを持ちながら
生きるのはきついから。

失敗や、ひどい批判を受けるという
出来事が起こったときに、
なんらかの「考え」というか「認知」を経て
感情がわいてくるが、
全否定するクセを持っていると、
「何やってもだめだ!」
というあきらめや、
「私だけ協力してもらえなかった」
というような怒りや、
「うまくいかないに違いない」
というような不安や恐れ・・・、
そういう感情がわきやすい可能性があるということだ。

そういう感情を持つことが悪いことではないけど、
そういう感情を繰り返し繰り返し感じるのは、
生きるのに、本当にしんどいと思う。



もうひとつは、
その、自分を全否定する傾向は、
自分だけに留まらず、
他者にもむけてしまう可能性があるから。

何かひとつのイヤで出来事で、
その人全部を否定する傾向も
相当しんどい。



私自身、
以前はずっとそうだった。
しかも
自分を責める傾向は、
割と早めに意識できていたけど、
他者を責めていることは、
長いこと気がつかなかった。

ある時、
ひとつのことで、
自分ってダメだと思いこむ考え方は、
自分だけに適用される訳ではなく、
他者にもしているんだと知った時、
びっくりした。

いつも被害者のように思ってたけど、
そうばっかりじゃないじゃん、私・・・
という感じだ。

ある方のひとつの物の言い方で
「あの人は信用できない」と
思い込んでしまっていたこと、
正直あった、
その人の行動で、
何かひとつイヤな面を見ると、
いやもっと正直にいうと、
その方の兄弟の行動が私の意に反することだと、
兄弟はもちろん、
その方自身を否定しまうような考え方を
もっていたと思う。



そういう考え方をしていた背景が私にはあって、
私の場合は成長の過程の中で、
多分体験的に学んできたことだけど、
それは特に父親の影響があると思う。
父親はすごくまじめで、とってもいい人だったけど、
たとえば、「長嶋さんが嫌いだから巨人が嫌い」とか、
「第二次世界大戦の終了時のソ連の態度が納得できないから
 ソ連はずるがしこい」
などという考え方を、よく私と妹の前で話してくれていた。
そして、父親だって、
多分、自然にそういう考えをもった訳ではなく、
そういう考えの傾向をもつ背景があったはずだと思う。


ま、何を言いたいかというと、
自分を責める考え方は、
他者を責める考え方と
往って来いの関係なんだってこと。

どっちかひとつだけってのは、
あんまりないのではないかと、
相談の仕事や
コミュ二ケーションの講師の仕事をしていても思う。

そのことを知っていたいと思う。


ある時気がついたと書いたが、
それは「アサーティブ」と出会ったことが大きい。

なぜかというと、
「アサーティブ」のスキルのひとつ
「的をしぼる」は、
物事を「切り分ける」考え方だからだ。
たとえば依頼する時も、
「何を」依頼したいのか、
できるだけ細かくピンポイントにする。

「私の仕事手伝って」では大雑把。
もっともっと要求を明確にする。
「この原稿を100部印刷してほしい」
のように。

この「的を絞る」ってことが
私の考え方に入ってから、
「人」と「こと」を分けられるようになった。

何かをお断りする時も、
その人自身を否定するのではなく、
その人からの依頼、今週の飲み会をお断りする・・・
というように。

たとえばある方の考えが
自分には納得できなかったとしても、
私は違う意見をもっているけど、
その人自身を否定する訳ではない・・・
というような感じだ。

的をしぼる(切り分ける)ことは、
コミュニケーションにとって有効だった訳ではなく、
自分を責め、
相手を責める傾向にとっても、
とてもよい方法であり、考え方だった。



これをやり続けて
往って来いの関係があちこちに
あることに気がついた。


ものを人に頼むのが苦手だと、
 他者からの依頼を断るのが苦手な
 場合が多いこと。

他者からのお願いを断ることは、
他者を傷つけることだと考えている人は、
 他者から何かを断られると、ダメージが大きいこと。

ほめられたときにそれを受け入れにくいと、
 ほめる言葉を気軽にかけられない場合が
 多いこと。

怒りの感情を冷静に認めることができないと、
 他者の怒りに振り回されてしまいがちなこと。

他者からの評価に必要以上に依存して、
 他者から認めてもらうことを唯一のモチベ−ションとして
 がんばっていると、
 他者に厳しい評価をする必要が仕事として必要な場合にも、
 及び腰になること。


往って来いの関係のこと、
多いと思う。

往って、
来い、
どっちからでも少しゆるめると、
両方にいい影響を与えられる。


私にとっては
その
最初のステップだった
アサーティブの入門の講座、

この夏も、やります。

ただ、
夏の静岡市主催のカウンセリング講座は、
早くに満席になってしまったようで、
今はもうキャンセル待つの受付もしてないようです。


8月9日開催の「働く女子大学 うるプラス」さん主催
「人間関係に振り回されない伝える力をつける」
若干、空席あるそうです。お早めに!!!
日時    8月9日(土) 14:00〜17:15
詳細    最近注目のコミュニケーションスキル
   「アサーティブ」で、自分も相手も
   気持ちのいい関係で仕事をするための
   伝える力をつける講座です。
   基本の考え方から説明していきますので、
   初めて参加される方も抵抗なく参加できます。 
会場:静岡市産学交流センターB-nest 演習室4
料金    3,500円(当日受付でお支払いください)

●お申し込み、お問い合わせは
http://www.uruoiplus.jp/course/83.html


また、10月には谷澤相談室主催の
「アサーティブトレーニング基礎編」を開催。
詳細はコチラを!














 
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「思春期の子どもをもつ親のための講座」の交流会!

【2014.07.23 Wednesday 20:39
「学んだっきりになってしまってる・・・」
「一人でがんばるのは、つらい」
「同じことを学んだ方々と
 語り合いたい」
「愚痴る場、ぼやく場がほしい!!!」
「私なりにがんばっていること、
 話したい」

思春期の子どもをもつ親のための講座で
学んだ方々から、
時々そんな声を聴きます。

そこで、
これまで、「来・て・こ」や
「静岡市東部生涯学習センター」や
「静岡市地域福祉交流プラザ」や
「島田市」などで行ってきた
「思春期の子どもをもつ親のための講座」
(名称は「思春期のココロ」とか
 「思春期の子どもをもつ親育ち講座」とか)
で学ばれた方の
交流会を開催することになりました。

これを企画してくださったのは、
今年度の6月に「東部生涯学習センター」での
講座に参加してくださった方。

彼女がコーディネートしてくださって
以下のように決定しました。


彼女からの伝言です。↓
 
「8月25日月曜日
 10時から12時まで
 東部生涯学習センター
(場所は変更します。
 新たな場所が決定次第、
 ここに掲載します)

→場所決定しました
 静岡市番町市民活動センター
 小会議室


 思春期講座の仲間会
 をやりたいと思います
 場所代を、参加した仲間でシェアして行います
 一部屋千円程度
 お子さま、参加可(託児はないです)
 持ち物  飲み物
 オヤツやオモチャ(必要に応じて)」

このブログのコメント欄に、
参加表明をしてください。
書いていただきたいことは
「①名前
 ②連絡でがとれる電話番号
 ③受講された年(大体で結構です)
  受講された会場(覚えていたらで結構です)」
*公開しませんでの、ご安心を!!!



語り合おう!
聴き合おう!
支え合おう!
励まし合おう!


 
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感情に、他者に、振り回されないために。

【2014.06.30 Monday 16:07
今年も、「うるおいプラス」さんで
講座の講師を担当します。



〜ビジネススキル向上学部特別講座〜
<ストレスマネジメント術>

仕事でしんどい時でも平静を装い、
好感度を保つために頑張りすぎることはありませんか。
溜めこんだり、爆発したり、
「頼まれたら断れない」
「つい上司とヒートアップしてしまう」ということはありませんか。

この講座は、
強いストレスやプレッシャーを受ける職業についている女性、
上司や後輩に対してつい強く言いすぎる、
または言いたい事を我慢してしまうという方におすすめです。

◆1回目
「感情に振り回されない自分をつくる」
日時    7月26日(土) 14:00〜17:15
詳細    自分の感情と上手に向き合い、
   ネガティブな感情に振り回されない
   マネジメント力を身に付ける講座です。
   昨年開催の「ストレス・マネージメント術」講座を
   受講された方は、セルフチェックの場として
   参加いただけると効果的です。 
会場:静岡市産学交流センターB-nest 演習室4
料金    2,500円(当日受付でお支払いください)

◆2回目
「人間関係に振り回されない伝える力をつける」
日時    8月9日(土) 14:00〜17:15
詳細    最近注目のコミュニケーションスキル
   「アサーティブ」で、自分も相手も
   気持ちのいい関係で仕事をするための
   伝える力をつける講座です。
   「ストレス・マネージメント術」講座の応用編とも
   いえる内容。基本の考え方から説明していきますので、
   初めて参加される方も抵抗なく参加できます。 
会場:静岡市産学交流センターB-nest 演習室4
料金    3,500円(当日受付でお支払いください)

*1回目・2回目、どちらかだけ参加でもOK。
*1回目は谷澤相談室勉強会
 「回復する練習その1『感情を味方につけよう』と
 ほぼ同じ内容です。

●お申し込み、お問い合わせは
http://www.uruoiplus.jp/course/83.html




 
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谷澤 久美子
counselor