2017年12月の記事 | 今のところではありますが…
自分を見くびってました。

【2017.12.19 Tuesday 10:10

週に2〜3回、朝走っている。

5〜6年になると思う。

その間、一回10kmまで走る時期もあったが、

ここのところは7kmくらいで落ち着いている。

2年くらい前に、走りながら

「これからどんどんダメになっていくんだろうな」

と体力などの衰えを急激に感じた時があった。

それから

だらだらとした長い坂は時々歩いたりして、

しのぎながらランしてきた。

現状維持できたら儲けもの、

それが無理でも、

落ち方を緩やかにさせよう!

くらいの感じでそれでも続けてきた。

 

10月くらいだったか、

アサーティブの仲間が

スクワットに挑戦しているのをSNSを通じて知った。

「30daychallenge」というアプリを使っていた。

どうやら初日は50回。少しずつ回数を増やしていって

30日後には250回に挑戦するというもの。

彼女たちに遅れること10日くらい。

私も始めてみた。

 

最初は、

終えるとよろよろした。

30日後に250回できるなんて、

とてもじゃないけど思えなかった。

 

そんな時に出てくる私の考え方の癖。

「なんで始めちゃったんだろう」・・・。

分析して物事を複雑にしてしまいそうになる、

この癖とはもう長いから、

付き合い方はわかってる。

そう考える自分をそのまま認めて、

とにかく、それでも行動することだ!

 

〜な感じでゆっくりスタートしたのだが、

5日目くらいから、変化が起こった。

朝のランの「坂」が

ちょっとだけ楽になってきたのだ。

 

嬉しかった。

 

実は、

私は、

もう二度と、

成長している自分っていうか、

昨日より良くなっている自分を

感じることなんかないんだろうな、

と勝手に判断してしまっていた。

体力だけでなく、

仕事も体力に重ねてそう判断してたかも。

でも、少なくとも体力は

そんなことはなかった。

このままゆっくりと下っていくんだろうな

と思っていたが、

それは自分を見くびっていたんだと思った。

 

 

このアプリが私にあっていたのは、

時々休みがあること。

休みがなくても、

勝手に休んでいたと思うが、

それだとちょっとした挫折感がある。

でも今日のところに「REST」とあると、

「ちっ、やろうと思ってたのに・・・」

なんてつぶやけたりして

堂々と休める。

 

で、結局30日後、私は250回、

スクワットができたのだ。

もちろん連続はきつく、

50回やってひと息を5回だったが、

でも、okでしょ。

 

そしてそれはランにも良い影響を与えてくれて、

タイムが縮み、

何よりも、

自分の体の軽さが実感できて嬉しいのだ。

(⇩記念にとっておいた!)

 

 

 

では仕事ではどうか?

これは自分では分からない。

ただ、

振り返ってみれば、

新しいプログラムにチャレンジし、

その質は、昨年のスタート時よりは

上がったと思う。

そして来年は新しい資格にチャレンジするために、

研修会に参加する予定を入れた。

 

自分のことを簡単に

諦めたらダメだよな。

見くびってたら、

自分の中の

もう一人の自分に

「おいおい、私をなめたらいかんよ」

とアドバイスしてもらわないとな。

 

 

 

 

 

以前私は、

自分の限界を感じて、

「成長することだけが良いことではない」

と考えることにしていた。

 

今も、その時とは別の意味でそう考える。

 

どうにもならない状況を

ただただしのぐことも立派なことだし、

どんどん悪くなる状況に流れを任せなければ

繋げていけない時もあり、

それをやりすごすことだって、

すごいことだ。

 

で今は、そのもう一方にある、

「自分の中の知識、考えの中でやっていて

 うまくいかなかったら、

 外のアイディアを試してみよう。

 解決の糸口があるかも。

 それは成長に結びついちゃうかも」

という考え方の比重をあげたいと思うんだ。

 

 

 

さらに

やっぱり

「継続」ってのが

大事なんだと思う。

 

いくら自分の外のアイディアを取り入れても、

2〜3日で結論を出してしまっては、

新しい力にはならないんだよな。

無意識は「現状維持」を望んでいると

昔、誰かの本で読んだ。

今までの考え方、

今までの体力、

今までの表現方法など、

慣れ親しんだものを変えるには、

ある程度の期間が必要だ。

 

 

これを読んでいる方の中に、

今もし

あまりにもうまくいっていなくて、

どうしても愚痴がついて出てくるなんて方がいたら、

愚痴も言うけど、

良かったことも書き留めることを

30日続けてみたりしたらどうかな。

 

片付けてない箇所が気になりながら、

とりあえずほっておいてある方がいたら、

面倒だなと思いながらも、

「1日1個、いらない書類を処分する」を

30日続けてみたりしていたらいかがか。

 

そんなことにチャレンジすることで

変わる何かはあるかも。

 

 

 

そして私の次のチャレンジはプランク。

今のところ30日後の

「5分」なんて絶対無理に決まってると思いながら

やっている。

(⇩ 1分、なんとか)

 

 

 


 

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さて、

ここのところ出張も多く、

移動で本が結構読めました。

その中での超おすすめは

「さよなら、田中さん」

中学2年生の鈴木るりかさんが

書いた小説です。

 

主人公の母親が言うんです。

 

 死にたくなったら

 とりあえず

 飯を食え

 そしてその一食分だけ生きてみろ

 そうして一食一食と

 命をつないでみろ

 

 そしてその食べ物をくれる人に

 感謝しなくちゃいけない

 作ってくれた人とか、食材を買う

 お金を稼いでくれた人とかだ

 

 

あああ、思い出しても泣けるう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
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谷澤 久美子
counselor