この命をどう使う? 【2016.11.14 Monday 23:13】 |
水曜日に 中3の女子二人との何気ない話の中で、 彼らに諭してもらった。 「先生、いいことしてたら、いいことあるよ」 こういうシンプルなことを ばしっと言ってもらうことは、 なんと清々しいんだろうと思った。 本当そうだなあ。 ゴミは拾おう。 挨拶はしよう。 迷惑かけたら謝ろう。 欠礼はがきは、書かないと。 (ちなみに、この件、 ブログに書いていいと、 二人が許可してくれました)
学校の中では、何気ないことから いい影響を貰うこともあるし、 時には 授業内容にものすごい感動を貰うこともある。
2015年3月に、 小学校3年生対象の 「誕生学」の授業を見て、 恥ずかしいくらいにボロボロ泣いた。
もう本当にめちゃくちゃボロボロで、 授業が終わった後、 3年生の何人かの子どもは、 「このおばちゃん、一体どうしちゃったの?」 というような顔で、私の方をじっと見てた。
その大人版の 講演会を企画した。
誕生学とは、 母親のお腹の中でどんなうふうに命が育まれ、 どんなふうに生まれてきたのかを、 教えてくれるプログラム。
母親の中で芽生えた命は、 芽生えた瞬間から、 自らの命の力をも使って育つ。 世の中に誕生する瞬間は 自分の力と母親の両方の呼応するような力が必要だ。 そして誕生した瞬間から、 他者の愛情もないと成長できない。
そのことを頭で理解しながら、 心の中にまで染み込ませてくれるような プログラム。
この授業は、 子ども対象のプログラムだったが、 大人対象のものもあると知り、 企画したのが、 講師は 誕生学協会認定講師で 誕生学アドバイザーの 萩原奈津子氏。 小学校の先生で、 私がボロボロ泣いた授業をされた方だ。
何を今さら命の誕生のことを? と考える方もいるかも。
ただ、自分の命の始まりを学ぶことは、 これからをどう生きていくかを考える時に インスピレーションを与えてくれる。
さらに、 子どもに伝えにくい命の始まりについて、 どう伝えるかのヒントもある、 そんな講演会になる。
あの時私がボロボロ泣けたのは、 なんだか、生まれてきたことが、 ありがたくって・・・だった。
生まれてきたってことは、 私には生まれてくる力が あったんだなって思え、 そして母親も私を生み出そうという 強い意志があったんだって、 めちゃ確認できた。 当たり前のようにして考えてもいなかったことを、 言葉にして伝えてもらってことで、 ものすごく確認できたのだ。
2017年2月4日(土)の午後、 お申し込みなどは、コチラ→
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author : tanizawa-k
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