上手にがんばる方法は? 【2015.06.30 Tuesday 19:39】 |
いろいろうまくいかなくって、 心もからだもヘトヘトで、 それでも「がんばらないと!」と 仕事や家庭生活を送っている方の話を伺う時、 「がんばる」方向性を、 ちょっと変えると楽になるかも・・・ と思うことがある。 「がんばる』方向性を ちょっとだけ変えたらいいのにな! と思う一番多い例は、 理性で感情の始末をしようと がんばることだ。 たとえば、 上司から責任の重い仕事をふられて、 しかも、通常の業務もいっぱいあるなんて時、 胃のあたりが重〜い感じになったとしても、 「考え」で 「上司は自分に期待をしてくれているのだ。 このチャンスをいかさないなんてありえない」と、 胃の重い感じをなかったことにしようと がんばったりすること。 それはそれで、すっごいことだと思うけれど、 私がおすすめしたい「がんばる方向性」は、 一旦、からだの声をきいてほしいってこと。 命が、 「胃の重苦しさ」というサインを使って 訴えてきていることを、 たとえば 「すごく困った」とか 「しんどすぎる」とか、 そんなふうに自分の頭の中で言葉にしてほしいんだ。 感情をなかったことにすることにがんばるより、 頭の中に感情を言葉にすることを がんばってほしいって思う。 実は、このことが、 感情に振り回されないコツ。 でも、こういうことは習ってないから、 「困った」なんて思ってしまったら、 身動き取れなくなってしまうんじゃないだろうかとか、 「しんどい」なんてちょっとでも感じたら 耐えられなくなったらまずいと、 一生懸命、理性で感情をおいはらうかのように、 正当な考えを作ろうとする。 そうやって、 必死に 生きてきた私たち。 それはそれで、 ほんと、 よくやってきたのだ。 ただ、 ただね、 これまでの自分なりのがんばり方だと、 うまくいかなくなってしまっていることも あるかもしれない。 それだけ 余裕のない毎日を送っている方は多い。 イライラは伝染するの?と思うことも あるぐらい、いろいろな場所で 切羽詰まった感じもある。 だからこそ、 感情との付き合い方を含め、
ストレスを上手にマネージメントしていく方法を 頭で理解しておくことは、 きっと大きな力になると思う。 今週末7月4日「うるプラス」さんという 働く女性の方向けにいろいろな講座を提供している 会社主催の 「ストレスマネージメント術① 感情に振り回されない自分をつくる」 では、 感情とのつきあい方、 つまり「上手ながんばり方とは何か」の 考え方とスキルを学んでいただく。 まだ参加が可能とのことなので、 ぜひぜひご参加いただきたいな。 実はこの講座に参加された方から、 一週間ほど前にメールをいただいた。 「先日、仕事上で結構きついお客様と対応することに。 『こんな商品だとはおもわなかった!』など いくつかのクレームをぶつけられました。 今までの自分だったら 『そんなこと言っても、自分で選んだんだし… そもそも値段によってはもっと良い商品はあるんだから それにしたら良かったのに…』と考えたと思います。 いやいや、今でもそう考えることあります(^^;。 とにかく、この時、一旦、嫌だな、腹たつな、 と自分の中で感じた上で、 冷静に考えてみたんです。そしたら、 そのお客様が申し込む時に担当した人は、 説明をちゃんとしたのか? きちんとデメリットも話したのか? そのあたりがなかったら、お客様の言うことも 間違っていないだろうという考えが浮かびました。 それでちょっと俯瞰して、レポートを書いたんです。 そうしたら本社の営業担当者から 『あんなに多角的に考えられる方は珍しいですね』と 私の上司にお話があったそうなんです。 講座で学んだことを生かせていると思い、 連絡しました」 (紹介することにokもらっています) 自分の感情と上手につきあうことができるようになると、 他者の感情も、上手に受け止めることができるようになり、 この方のように、仕事の実績に繋がっていくことも可能 なんだと思うと、 ぜひぜひ多くの方に知っていただきたいと思うわけなんだ。 上記講座について ◆ストレスマネージメント術① 〜振り回されない私になる〜 感情に振り回されない自分をつくる 日時:7/4(土)14時〜17時 2500円 会場は全てBnest(静岡市) 講師:谷澤久美子 主催:働く女子大学 うるおいプラス お申し込み・お問合わせはコチラ→ |
author : tanizawa-k
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