その人間関係にこれが効く! 【2014.02.23 Sunday 21:26】 |
職場でも、プライベートでも、 ストレスの大きな原因の一つとなるのが、 人間関係。 その人間関係に大きな影響を与えるのが コミュニケーションの力。 ただ、 「自分なりにがんばろう!」と思うと、 自分を押さえるという方向にいく場合が 多いのではないでしょうか。 「ここは、私が大人になって、 自分の意見をひっこめよう」 とか 「周りのことを考えて、 今は、とにかく自分さえがんばって仕事すれば、 なんとかなる」 とか、 「明日からもいい関係でいないとならないから、 無理な注文だけど、明るく引受けちゃおう」 とか。 その時々は、 「自分の意見を言わない」と自分で選択して がんばっているつもりでも、 それを続けていくうちに、 いつも自然にそのスイッチが入ってしまい、 口癖は、 「大丈夫です」 「ごめんね」 「すみません」 になっていた・・・ なんてことも。 あるいは、我慢に我慢を重ねた結果、 限界がきて爆発してしまって、 取り返しのつかないことに なってしまったり。 ずっと気を使ってきたから、 今回くらいはいいだろうと、 たとえば休みをとったり、 何かを断ったりしたことで、 周りからは、 「急に勝手なことをする」 と思われていて、 報われなかったり。 私は以前、 管理職の方から 「書類の締め切り守ってくださいね」 と言われ、 心の中では、 「担当の方から書類をもらったのが、 締め切り後だったのに!!! なぜ私が注意されないとならないんだろう」 と悔しい思いをしながらも、
顔は笑顔で、 「ですよねえ。 ほんとに、まったく、 だらしなくって、すみません(笑)」 なんて言ったりしたものです。 レストランで注文したものと違うものがきても、 「変えてもらって、 みんなを待たせたら申し訳ない」 とか、 「私が注文する時滑舌が悪かったかも・・・」 とか考えて、 まるでそれを注文したかのように、 何にもなかったかのように装って食べたり。 そんな日々の不満をぶつける相手は家族。 特に夫にぶつけていたようで、 ちょっとしたことで すごく不機嫌な態度をしたり、 だんまり作戦でとまどわせたり、 そんなことをしてました。 下の階に住む義母にも、 義母には分からないように 当たってました。 たとえば 「くみちゃん、ちょっといい」 なんて声がかかって、その時思い切り暇でも、 忙しそうにぱたぱた歩く足音で 階段のところまでいき、 「ちょっとしたら行きま〜す」 なんてイヤラシい意地悪。 そんなことでうさを晴らしても、 せいせいしないことは十分承知。 でも、社会での不満を、 家族に、ひねくれたカタチで ぶつけるしか、 方法を知らなかったのです。 私は、アサーティブを知って ほんとに よかったなあと思うんです。 知ったからと言って もちろん、 すぐにはできるようにはならなかったけど、 どうすればいいかがわかった事は、 知った瞬間から大きな希望となりました。 人間関係における努力って どういうことを基本におけばいいのか? それが言葉としてわからないと、 感覚や経験や他者からのアドバイスに頼ります。 それはそれでok。 でも感覚や経験に頼っていても、 それは自分で考えられる範囲内のこと、 他者からのアドバイスは、その方の範囲内のこと。 あくまでも主観的なものだから、 いつまでたっても自信にはならなかったと思います。 コミュニケーションを体系的に学んでおくことの利点は、 努力の方向性が明確になるってことだと、 つくづく考える訳なのです。 客観的なフィードバックが 自分でできるようになるんです。 何をどうがんばればいいのか分かる。 うまくいった時は、何かどう良かったか、 うまくいかなかった時は、何がどう違っていたか、 自分で自分にフィードバックすることができるんです。 相手のことを攻撃しないで、 自分の意見や感情を伝える。 自分の意見や感情を飲みこまないし、 相手の意見や感情も受け取る。 そういうコミュニケーションは可能です。 誰が間違っていて誰が正しいか? 誰が被害者で誰が加害者か? 誰が善で、誰が悪か? そういう論争ではなくて、 お互いの意見や感情を大切に扱いながら、 話し合うことは可能です。 静岡は木蓮のつぼみがはっきりしてきました。 さ、そこまで春が来ています。 春から初夏にかけての、 静岡でのアサーティブの情報をお確かめください。 ◆アサーティブを初めて学ぶという方は 基礎編へ → ◆基礎編を終了した方は アサーティブカフェIN静岡 → 「練習したい」 「忘れてることがあって、思い出したい」 「失敗したことを、どうすればよかったか知りたい」 「もうすっかり離れてしまったけど、 久々、浸ってみたい」 なんて方、大歓迎! ◆基礎編を修了し、さらに学びを深めたい方は 応用編 → 批判への対処法、 怒りという感情の取り扱い、 難しい問題を対話で解決する方法などを 体験的に学びます。 基礎編まで学んだら、ぜひ応用編まで学んでいただくと、 アサーティブは一層使い勝手のいい道具になります。 *このウェブサイトは、 NPO法人アサーティブジャ パン認定講師である谷澤久美子が個人で開いているホームページです。このウェブサイトに関する全ての責任は谷澤久美子にあります。NPO法人アサーティブジャパンが運営・管理しているウェブサイトではありませんので 予めご了承ください |
author : tanizawa-k
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