志しちゃう。 【2011.12.31 Saturday 21:02】 |
2011年最後の日。 今年もアネモネを飾る。 おでんをいっぱい煮て、 大根なますと、 レンコンのつくねなどなど、 お料理をした後、 夫とバーニーの散歩をした。 今年は本当に大変な年だった。 夫は自分の人生について深く考え、 行動したり、ちょっと立ち止まったりしていた。 私は、今までいろいろしてきたことが、 なんとなくまとまりつつありそうな、 そんな感じの年になっただろうか。 今までと同じことをしているのに、 なぜか、今年、 改めて気づくことも多かったと思う。 その代表的なものが、 「誘う」という行為についてだ。 うちは今まで外でご飯を食べることがあまりなかったが、 今年はよくあった。 それは、私が夫を誘ったからだ。 今まで、なんで食べにいこうって言ってくれないんだろう と考えていたけど、 それを待つのではなく、 私が食べに行きたかったら、 私から誘えばいいという、 そのあまりにも単純なことに、 自分でもびっくりしてしまうが、 今年気がついた。 しかも、 私は誘い下手だったと思っていたが、 それは、断り下手と繋がっているってことも わかった。 断ることが比較的楽になると、 誘うのも、楽になる。 断られても、必要以上に凹まないからだ。 これらは、小さいことだけど、 私にとっては、 いろいろなことに繋がる大きなことになると思う。 自分でふるまい方を選び、 その ふるまいの責任を自分で負っていくってこと。 待つよりも、 自分が動くことで解決に向かうのなら、 まずは自分が動くってことが、 かなり気持ちがいいって、分かったんだよなあ。 まとまりつつあることの、 ヒントは本との出会いからもやってきた。 「途上国の人々との話し方」、これは、 本当に素晴らしい出会いだった。 このことを知ったことは、 私にとってすごくすごく大きなことだ。 コレを知って以降、 フィードバックの意味が、 イキイキとしてきて、 それこそが、学びの核だと 今は思うし、 講座の中で、受講生の方々が、 日常で自分でフィードバックできる(分析)ように なることを、常に頭においていると思う。 今は↑この本が手元にあり、 しょちゅう広げている。 世界の中で起こったことを 写真を通してみてる。 そして、今年一番の出来事は、 Facebookで、28年ぶりに大学の同級生たちと 繋がることができ、再会を果たしたことだ。 同級生が制作したテレビ番組の中で、 その頃から「伝える」ってことにこだわっていたことも 知った。 あの頃からそうで、 ずっとそうで、 今もそうで、 そういうことがまとまりつつある今年。 来年は、 もっともっと発信をしていこうと思う。 もっともっとコミュニケーションについて、 いろいろな方と一緒に考え学ぶ機会を 増やしていきたい。 もう、それが、 (ええい!恥ずかしいけど言ってしまえ) 「志」なんだ。 様々な方々が、 「いろいろあるけど、 この自分でまあまあいいか。 この自分で、今やれることやっていこう」 と思ったとき、 やれることのひとつとして、 自他尊重のコミュニケーションのあり方を そおっと差し出すこと。 そうすることで、 様々な方々が自分を大事に生きていくようになる (もちろん、自分だけを大事にすると、 そういう自分を自分で責めたりするから、 自分を大事に生きていくとは、他者も大事に できることとイコールなのだけどね) 手伝い。 それを、「志」って言っちゃう。 わかってる、そんな大層なこと言っていいのかって。 時々、私にはまったく悪気はなくても、 無自覚に誰かを傷つけてしまっていることも、 多分あるって知ってる。 私の存在自体をうっとおしいって思う人がいても、 不思議なことじゃないってわかってる。 今年も、いろいろな方に、 迷惑かけながら生きてきた。 そんな私が「志」なんて言葉を 使ってしまっていいのか? そうも思う。 でも、2012年にむけて、 そう言ってしまおうって、 今日思った。 来年は母が亡くなった年になるんだもん。 そろそろ、まとまりつつ・・・ではなく、 まとめないと!だもん。 今年一年、 本当にありがとうございました。 来年も、 皆さんが、 ご自分自身を活かすことができますように。 たとえ、悩んだり、凹んだり、くやんだり、 悲しいことがあったとしても、 また笑い、立ちあがり、前をむき、 目の前の必要な行動をとっていかれますように! 来年も、 どうぞ、よろしくお願いいたします。 谷澤久美子 |
author : tanizawa-k
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