TEDを、メモとりながら。 【2010.09.30 Thursday 21:56】 |
夫が購読しているCOURRIER JAPON に TEDのことが掲載されていて、 彼がそのすごさに、携帯にメールしてきた。 /////////////// 件名:すごいぞ! 内容:いいよ http://www.ted.com/translate/languages/jpn //////////// 仕事中だったので見ることができず、 でも気になって、帰宅してすぐに開いたのが 4日前のこと。 それ以後、 そのあまりにも贅沢な時間に、 時間さえあればひたっている。 TEDは、 一人18分の持ち時間の講演を集めた講演会の、 ひとつひとつの講演を、 WEBで公開しているもの。 (こんな説明でいいのかどうか・・・) 教育関係者は、まず、 2006年にケン・ロビンソンさんが講演した 見たらいいと思う。 今の、全員が大学をめざす教育に対する提言を 行っていて、教育について、なんとなく疑問を もっている人には、 もやもやしていたものがすっきりとすると思う。 その続編、 2010年のケン・ロビンソンさんの もまた考えさせられる。 まず私たちの中の思い込みを、 腕時計を例に考えさせる。 今の10代は、腕時計をしていない方が普通。 デジタルな社会に生きている彼らは、 単機能の腕時計の必要性など、 まったく感じていないのだ。 そこから、 今までと同じことをしていても、 意味がないことにつなげていく。 また、 最新の日本語に訳されたもののページにある スガタ・ミトラさんの 必見。 教育が行き届いていない地域に、 パソコンをおいたことで、 子どもたちに広がった学びの深さを映像を交えて 語っている。 インドのある地域にパソコンを提供し、 課題を与えて、その場を去り、 一人の女性をサポーターとしておく。 しかし、その課題についてはまったく知識がない。 彼女に与えられた使命は、 子どもたちがパソコンを使って課題に取り組む後ろから、 「すごいわあ」「そんなことがわかったの!」 と声をかける。 子どもたちのどんどん深まる知識は、 印象的な映像だ。 彼らのプレゼンテーション能力にも、 圧倒され、 難しい話しを、 楽しくわかりやすく話すことが、 可能なんだと、本当にわかる。 学びの秋。 メモを取りながら、 授業を受けるように見たい動画。 家にいながら、 世界の知性と出会える幸せ。 見ないのは、もったいないなあと 思う。 |
author : tanizawa-k
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