ささやか が 好き。 【2009.08.31 Monday 20:45】 |
日曜の朝、電子レンジの調子が悪く、できあがりの「ビー」という合図がなり終わらない。困ったなあと思っていると、夫が「見てみるよ」とレンジの下に(ビルトインなので)潜り込むようにして調べ、直してくれた。あ〜よかったなあと思う。 その前の日の夕方、犬の散歩をいつものようにしていると、小5くらいの男の子とすれ違いう。目があい、お互い「こんにちは!」と挨拶。またしばらく歩くと、今度は中2くらいの自転車の男子生徒とすれ違い、彼も「こんにちは!」と挨拶を返してくれた。シャイ盛りの男の子の挨拶。うれしいなあ。 一緒に住む父と母が、私のゆでた枝豆を食べながら、「塩がちょうどいい」「この茹で加減がいいな」と言う。ありがたいなあ。 夏の間、これまでかかわった子どもたちが暑中見舞いをくれた。悩んだ日々を糧にして、目の間のやるべきことを、一生懸命やっていることが伝わってくる。そして私の体調を気遣ってくれる。あ〜しみじみとしみじと、幸せだ。 ツバメが巣立った。 アイロンがシャツにばっちり決まった。 少〜し、やせたみたい。 今朝の髪型ははねてない。 ブログの文章が上手に書けた。 そういう毎日の、ささやかだけど、大切なことを積み重ねて生きている。 「豊かさとは、『ちょっと・少し、わずか・かすか・ほのか、ささやか・こまやか…』というようなことを『さやか』に感じる能力から生まれる」という言葉は、野口体操という自分のからだの中に無限の可能性があることを体操という形にした野口三千三(野口体操創始者/東京芸大名誉教授 1914〜1998年)さんという方の言葉。私はこの言葉が大好き。私は自分流に「豊さとは、ささやか、ほのか、かすかがわかること」という言葉で自分の中に落としている。 そんな毎日をここ「空色庵」でも記していきたいと思うのです。 |
author : tanizawa-k
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