変わらない、それもあり。 | 今のところではありますが…
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変わらない、それもあり。

【2014.04.25 Friday 21:58
今年度もいろいろな講座の講師を務める。
思春期の子どもを持つ親のための講座や、
谷澤相談室主宰の勉強会、
そしてアサーティブ・トレーニング。

考え方を知っていただいて、
今までとは違う行動の選択肢をもっていただく。

違う選択肢を知って練習したとしても、
昔から慣れ親しんできた方法ではない行動を
選択することは、
なかなかエネルギーがいることだ。

時々は
上手にできない自分を
情けなく思うときもあるだろう。
「なんで、変わらないの!自分」と
自分を責めるときもあると思う。

私もそうだった。
いろいろな方法を知ってしまったがために、
余計できない自分がいやになり、
いっそのこと知らなかった方がましだったと
何度思ったかしれない。

でも、そうやって、
さんざん自分のことを責めたからこそ、
掴んだことがある。

それは、
なかなか変えられない自分をも受け入れた時、
視界が開けた感覚だ。
違う景色が見えたんだ。

「なかなか変えられない自分を受け入れる」とは
どうするかというと、
失敗した時に、

「あ〜あまたやっちゃった」

「なんで、言えないんだろう」
↓         
①「だから私ッてだめ」
②「だって、相手が聞く耳持たないじゃん」

①「こんな私なんて、何やっても
 うまくいくはずない」
②「あの人が変わらない限り、
  無理!」

そして、その堂々巡りから抜け出すのに、
めちゃエネルギーを使う。


から、

「あ〜あまたやっちゃった」

「なんで言えないんだろう」

「ま、今回は言えなかった。
 次は、どうしようか」

にしてみるってことだ。

すぐには変えられない自分を、
自分で認めて、
いったん、
今回は確かにできなかったと認める。
でも、それ以上は掘り下げず、
じゃ、どうする?と次を自分に問いかけていくこと。

これを、
少しずつやり続ける。

すぐに変えられない自分を責めるのではなく、
すぐには変えられない自分をも、
大切に扱う感じだ。

 

思春期の子どもをもつ親のための講座では、
「先回りをやめよう」という宿題を出す。
命令・指示・押しつけを、一週間やめてもらう。
「お風呂どんどん入りなさい」
「明日の支度して!」
「もう寝ないと、明日起きれないで、
 困るの、おまえだよ」って言わない・・・
という宿題。
一週間後、どうだった?ときくと、
「できなかった」
「むずかしかった」
という方も多い。

その時できた方で、
その効果は十分感じられた方でも、
なんかのきっかけで、
元に戻る方もいると思う。

今年の講座でも、
それを、
責めなくていいってことも伝えていこう。

子どもから失敗する権利を奪うのをやめよう!
と伝えながらも、
それでも、
もう、今日はいっぱいいっぱいって日には、
自分の感情を優先しちゃう日もあってもいいってこと、
何度でも確認していこう。

そんな時は、いっぱいいっぱいな自分の心とカラダを
ゆっくり休めてあげてほしいって。

そして、自分にも
失敗する権利があることを
認めてあげて!
って言葉にしていきたい。


あ〜あ、またやっちゃった!

言い過ぎちゃった。
言えなかった。
言い出したら止まらなくなってしまった。
それはないよと思ったけど、言葉を飲み込んだ。
などなど、
変わらない自分を情けなく思うときは、

「今日は、そうだった」と
ちゃんと自分で認めて、
ちゃんと認めた分、深堀りしないで、
そこでとめてあげてほしい。

それが結局は、
できるようになる早道だと思う。









 
author : tanizawa-k
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【2020.06.05 Friday 21:58
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谷澤 久美子
counselor