行く末。 | 今のところではありますが…
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行く末。

【2012.01.23 Monday 18:53
年賀状に「会いたいね」って書いて送った友人から、
「いつどうなるかわからないこの時代、
 飲みたい時に飲む、
 会いたい人には会う、
 行きたいとこには行く、
 想いを残さないことでっせ」
とメールが来る。

トントンと話が進んで、
友人たちと2月に会えることとなった。


何日か前、
なぜか登録している細野豪志大臣のメルマガに、
「アメリカからフランスに渡り仕事をしているが、
パリは宿泊せずに帰国、
アメリカ1泊、機内3泊の旅ということを
フランスの原子力関係者に伝えたら、
『人生は短い』と言われた」と書かれていた。



先日見た映画
「50/50」は、
5年後の生存率が50%という癌の告知をされた
27歳の男性の物語。
彼と、彼の友人、恋人、家族、セラピストとの
関係が描かれている。

主人公は抗がん剤の治療を受けていたが、
それでは好転せず、
結局がん細胞を除去する手術を受けることになる。
場所が問題らしくすごく難しい手術らしい。
執刀するのは腕のいい外科医で、
大丈夫だと自分にいいきかせながらも、
穏やかではいられない。

今から手術室へ向かうという時、
すでに点滴で麻酔をかけられ、
周りには家族がいる。

世話焼きの母親を、
それまではうっとうしく感じることもあったが、
この時は、母親にだきしめられて彼は泣く。



私は今日のランの間、
この場面が繰り返し頭の中に浮かんできた。

麻酔が効いてきて、
意識がなくなってしまったら、
もしかすると、もう目覚めないかもしれない。

これから先、
眠ってしまったら、
もしかするともう起きないかもしれない、
つまり死んでしまうかもしれないということが、
私の身の上に絶対に起こらないとはいえない、
って思った。

その時、私はどうなってしまうんだろう?
そんなことを考えながら走った。

その時、どういう自分でいたいのか?


しかも、そういう瞬間は、
もしかすると明日くるかもしれないし、
10年後にやってくるのかもしれない。


もし明日だとしたら・・・、
私は今日走ってよかったと思った。

走る前、いまいち走る気になれず、
やめちゃおうかな?と何度も考えた。
まったく走る気になれないながら、
でも、それでも着替えて、
走り始めた。
走り始めるとからだがあまりに重く、
やめようかな?という考えが浮かぶ。
でもU-ターンするなら、その前に、
歩いて先に進みながら様子をみようと考えて歩いた。
しばらく歩いているうちに、
やっぱりからだは重いけど走ってみようと考えて、
結局走った。

私は、もし、その日が明日だとしたら、
今日、こんなふうに自分で嫌だけど走った夕方を
送っといてよかったって、
なんとなく思った。



帰宅し、しばらくすると、
大学の友人からメールが入る。

彼女は、自分自身に忠実になって、
とっても勇気ある選択をしようとしていることを
教えてくれた。

その選択に責任を持とうとする彼女に、
いっぱいいっぱいエールを送る。




今読もうとしている何冊かの本の中に
心理カウンセラーの諸富祥彦さんの
「3・11で学んだ人生で一番大切なこと」
という本がある。

「あなたが前からずっとしたかったこと」は
今すぐに始めよう!
たとえ死が予想外に早く訪れても
悔いが残らないように

という表紙に書かれた文章。


こういうことを考えるように、
ちょっとずつ集約してきたような感じの
今日。


ちゃんと考えてみたいと思う。

ちゃんと考えるんだけど、
自分の心に誠実になって、
したいことをする、
会いたい人に会う、
行きたいところに行く、
という選択をした時、
他者から応援してもらえる私でいたいと、
思う。
日常の中で、
無責任なことはしないのだ。


日常をがんばっているからこそ、
大学の友人のように、
他者から応援してもらえるんだと思う。



まだまだぐちゃぐちゃしているけど、
今のところの、私の行く末のこと。

多分、「来し方」と「今」がポイントなんだよなあと
思いながら。

























 
 
author : tanizawa-k
| 日常 | comments(4) |

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【2020.08.06 Thursday 18:53
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この記事に関するコメント
このまま明日は来ないかもしれないなと思いながら眠りについていた時期があります。
でも嬉しいことにちゃんと朝が来ました。
目覚めて一番最初にしたことは耳にピアスを付ける事でした。
それは自由とプライベートのあまりなかった空間での、私らしく私でいたい気持ちの表れだったんだと思います。

>「あなたが前からずっとしたかったこと」は
今すぐに始めよう!
たとえ死が予想外に早く訪れても
悔いが残らないように

うん。そうだ、そうだ。
あの時私をつないだのは「まだやりたいことがいっぱいある」だったから。
今日もいっぱい「やろう」っと。(*゚ー゚)

久美子さんも良い一日でありますように♪

| ポーラ | 2012/01/24 7:23 AM |
 本当に、大切なことだと思います…。
 また、人によっては、今までは肯定的に考えられたことが、次の日には否定的、下手をすれば人生そのものに絶望することも、ありますからね…。
 (うつ病なんて、典型例だと思います)
 なので、その日にやる気になったのであれば、すぐにでも取り掛かるのが、正解だと思います。
 ことわざにも、「思い立ったが吉日」と、ありますからね。
| mark | 2012/01/24 8:06 PM |
ポーラさんには、そういう経験があったんですよね。うん、そうだ!そしてそのことがポーラさんにミッションを明確にさせ、今があるんですよね。うんうん、なんか、しみじみです。そして、やっぱ、行く末を考えるなら今、今日を充実させることだなあと思いました。 寒いでしょ?気をつけてね。

| ◇ポーラさん←谷澤 | 2012/01/25 5:55 AM |
markさんが書いてくれた通りだなあ。心の調子も含めて、何が起こるかわからないからこそ、今日をちゃんと生きることだし、今を大事にすることですよね。ほんと、そうだ。
| ◇markさん←谷澤 | 2012/01/25 5:57 AM |
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谷澤 久美子
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