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「明日のコミュニケーション」

【2012.01.21 Saturday 16:56
さとなおさん の
「明日のコミュニケーション」を読んだ。
FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを
どういうコミュニケーションの道具と考えていけば
いいのか、書かれている。

長く広告業界で戦略をたてるときの
基礎となっていた
AIDMA(アイドマ)、
AISAS(アイサス)という消費者購買行動プロセス。

A(attention 注意)
 ↓
I(interest 興味)
 ↓
D(desire 欲求)
 ↓
M(memory 記憶)
 ↓
A(action 購入)


A(attention 注意)
 ↓
I(interest 興味)
 ↓
S(search 検索)
 ↓
A(action 購入)
 ↓
S(share 共有)

これまでは常に
A、つまり注意を引きつけるところからスタート
していたから、
TVのCMや駅や電車の中ポスター、
雑誌の広告などでいかに目にとめてもらうかが
勝負だった。

しかし、ソーシャルメディアが発達して
誰もが発信者となれる今となっては、
そうではないプロセスもありうる。

それを さとなおさん は
SIPSと名付けている。

S(sympathize 共感する)
 ↓
I(identify 確認する)
 ↓
P(participate 参加する)
 ↓
S(share & spread 共有&拡散する)

そして、これは、発信元への共感や信頼が、
ベースとなっていると書いている。


私は、最近、
結構SIPSな行動をよくとっているし、
それに乗っている。

今、主に使っているソーシャルメディアは
facebookなので、
目の入った記事で興味があると、
いいね ボタンをすかさず押す。
これは「参加する」だ。

さらに積極的だった例でいうと、
私はトレンダーズ株式会社の
経沢香保子さんのフィード購読をしている。
若い人たち向けの様々な情報がおもしろいからだ。

昨年の12月のはじめ頃だったと思う。
そこから彼女のブログにいくと、
Oisix(有機野菜の宅配などの会社)からとった
ボルシチ鍋セットで作った鍋の写真があった。

もうそれがめちゃくちゃおいしそうで、
私はすぐにOisixのページにいき、
それを購入。

これにめちゃめちゃ満足し、
この際だからと、
昨年末にお節をOisixから取り寄せた。

31日についたことも嬉しかったし、
味付けもなかなか。
また
ちょうど良い量だったことで、
少しの無駄もなく、
とってもいい感じのお正月となった。

私は、
勝手に信用している
経沢さんの情報に共感し、確認し、
購入ということで参加し、
今こうして、
このブログを読んでくれている方々に共有、
拡散している。


しかも、これにはおまけがついてね。

一昨日、
仕事から戻ると
Oisixさんから段ボールが届いている。

えっ?あれから何も取り寄せてないし
何だろう?と中をあけると、アメリカ産の
牛肉が3パック入っている。
同封のペーパーによると
お節購入者へのおまけってことらしい。

この手法に私は参った。

最初から、おまけがつきますよと、
おまけをえさに消費者に訴えるのではなく、
購入まではあくまでも商品の説明、
つまり、
産地の説明や、どういう調理方法で、
どういう味付けかということが
サイトには掲載されていた。

それをいただいて、
しばらくたって
思いがけないおまけが、
しかも、給料日前に届くとは!!!

私はとても嬉しくて、
またまたOisixさんへの好感度や共感が増している。

早速、1パックは塩こしょうで炒め、
あと2パックは冷凍した。

こういうことって、
みんなにすごく伝えたくなるでしょ?
それでこうしてシェアしている。



「明日のコミュニケーション」という本には、
これからの企業と生活者の新しい関係作りのキーワード、
「口説く」から「愛される」ための
具体的な方法がいろいろ書かれている。

Oisixさんのおまけが、
事前に分かっていたら「口説く」に近いけど、
何も触れずにそっと差し出されたものだったから
「愛される」のではないだろうか。


私は広告関係者ではないが、
めちゃおもしろい本だった。

だって、人間関係にも十分に応用できる。







author : tanizawa-k
| | comments(2) |

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【2019.12.15 Sunday 16:56
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この記事に関するコメント
 確かに、昔ながらの広告の手法は、今の誰もが発信者になれる世界には、当てはまらない部分も多いと思いますからね…。
 価値観も多様化しているので、それにあわせた、新たなモデルが必要なのは、当然のことだと思います。
 ある意味、昔の「口コミ」という広がり方に近いのかな…なんて感じました。
 もっとも、その口コミのサイトも、偽装などが発覚しているので、いろんなソースからの情報を得て、取捨選択する、「賢い」消費者であることが求められるのかもしれませんけれどね。
 ここのような、「信用できる」ソースで、「共感を得る」事は、下手な広告よりも、はるかに効果的だと思いますよ〜!
| mark | 2012/01/21 7:54 PM |
markさん。信頼できるソースで共感を得ること、確かに効果的ですよね。私も時々markさんのブログの甘い飲み物は、興味惹かれちゃうんです。信頼している方からの情報には飛びついてしまいます。
| ◇markさん←谷澤 | 2012/01/21 10:15 PM |
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谷澤 久美子
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