それが苦手な人もいる | 今のところではありますが…
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それが苦手な人もいる

【2020.05.25 Monday 19:38

3月から5月までの間に

便利だった能力は

適応能力だったのではないか。

 

マスク、手洗い、

ソーシャルディスタンスの生活になじむこと。

 

いち早くリモートで

 仕事する環境に適応すること。

対面でしていたことを、

 オンライン化していくこと。

 

病院では、

 covid-19に感染されたかもしれない

 患者さんが来院された時の

 システムを作り、

スーパーマーケットでは、

 感染予防対策を次々と具体化し、

飲食業の方々は、

 テイクアウト需要に対応して、

学校で先生方は

 子どもたちが登校しないという状態で

 何ができるか考え、形にしていた。

 

仕事の先行きが見えない職業の方々は、

もしかすると

異業種に仕事を見つけたかもしれない。

 

様々な場で、

様々な適応能力が

発揮されたんだと思う。

 

 

適応するとは、

現状を把握し、

慣れていたこれまでのやり方を一旦横に置き、

その時々のベターを見つけ出し、

とりあえずやってみて、

やりながら最適解を見つけていく

ということか?

 

今回の

いちばんの武器は

「スピード」だったと思う。

 

こういう時、

私のように、

せっかちで、

「とりあえずやってみよう!」派は

それほど負担に感じることなく

それに乗れる。

 

しかし、

きちんきちんと、

手順を踏みながら、

間違いなく進めたい方にとっては、

本当にストレスフルな

3か月だったと思う。

 

これから緊急事態宣言が

全国的に解除され、

新しい生活様式のもと、

この3か月で組み立てたことを

また少しずつ調整させながら、

やっていかねばならないだろうから、

「きちんとやりたい」派の方は、

もうしばらくきつい日々が続きそうだけど、

いずれ、必ず

落ち着く日もきて、

そうした時に、

「きちんと」派の

確実さ、丁寧さは

ものすごく大切な力になる。

 

「とりあえず」派ばかりでは、

組織は成長しないからだ。

 

しかし、

スピード重視だったここのところ、

「きちんと」派の方々は、

きっといろいろな意味で、

しんどくって、

自信を失う瞬間もあったと思う。

だから今、大事なのは、

組織のリーダーが、

「とりあえず」派ばかりではく

「きちんとやりたい」派の方々の、

その存在の重さを、

しっかりと認識し、

言動でねぎらい、

励ますことだと思う。

 

 

 

さて、この適応に関して、

再開する学校の中で、

子どもたちはどうか?

 

静岡市は、

今日25日から、

フェイドインな再開をした。

フェイドインの仕方は、

学校によって違うが、

授業は始まったと思う。

 

そのことに先駆けて、

私は保護者あてに、

お便りを出させてもらった。

 

それをここにも載せておきたい。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

<保護者の皆様へ>

学校再開後、大人たちが気をつけたいこと

 

今年も●●中でスクールカウンセラーとして、

子どもたちの心の健康のサポートや、

保護者の皆様の子育て上の心配事を

共に考える活動をしている谷澤久美子です。


さて、学校が再開されました。

休校中は、子どもたちのイライラへの対処、

宿題や規則正しい生活への世話、

ゲームやスマホとの付き合い方の心配など、

お疲れになったのではないでしょうか?

学校再開ということで、

ホッとされている方も多いと思います。

また感染に関して心配をされている方も

いらっしゃるかと存じます。

 

そんな中、再開後、

予想される子どもたちの心の状態や、

対応方法をお知らせしたいと思います。


●子どもたちは、

 経験した事のない変化の中、

 生活してきました

 

4月に進学進級し、

さあがんばるぞという矢先、

休校となりました。

再び当たり前の日常がなくなったのです。

一回持ち上げた気持ちを落ち着かせ、

休校状態に慣れようと子どもたちの心は

がんばりました。

そして自分のペースで生活し始め、

「さあ、いよいよ再開!」と

心の準備をしたけれど、延長。

そして今度は5月末までと

思っていたところに一週間前倒し。

仕方のないこととはいえ、

子どもの心には負担がかかったことを、

理解しておきたいものです。

まだまだ成長過程の心には、

きつかったと思います。

 


●学校生活になじむのに

 時間がかかる子もいます

 

学校で友だちと一緒に勉強できることに

幸せを感じる子もいれば、

その反対に、

自分のやりたいことをしていた毎日から、

決められたことをする毎日に対し、

「大変だ」と感じる子もいます。

どちらも間違いではありません。

同じ出来事があったとしても、

人は一人ひとり、

いろいろな気持ちを持つものです。

もしお子さんが、

再開した学校に対し

「大変だ」「きつい」など

弱音を吐いたら、

自分の状態を言葉にできたと受け止め、

「大変なんだね。そんな中よくがんばってるね」

と共感的に受け止めてあげてください。

思春期の子どもにとって、

家庭が弱音を吐けたり

小爆発できたりする場であることは、

とても良いことです。


● 言葉には出さない子もいます

 

上記のように

言葉に出せたら良いのですが、

表現することが苦手な子もいます。

そんな時、上手に表現できない思いが

体調や行動などに表れることもあります。

「ぼんやりしている」

「食欲がない」

「眠れていないよう」

「今まで楽しそうにやっていたことを

 楽しめていない」

「イライラしている」など、

様子に変化がありましたら、

「なんとか集団の生活に慣れようとしている」

と受け止め、

叱るのではなく寄り添ってあげていただき、

ストレスを上手に解消できるよう

サポートしてあげてください。

サポート方法に迷いなどがある方は、

どうか学校にご相談ください。

 

*サポート方法以外でも、

何か気がかりなことがありましたら、

お早めに学校に相談くださいませ。

そしてどうか、

この難しい時を生きている保護者の皆さまご自身も、

ご自分のストレスを解消する時間と場を

持っていただきたいとお願い申し上げます。


今年も精一杯努めます。よろしくお願いいたします。
                  文責:谷澤

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ニュースで

明るくハキハキと元気な声で

「友達と一緒に勉強できるのが

 嬉しい」などと

インタビューに答えている子を見ると、

そう思えて本当に良かった!と思う反面、

そう思えない子が、

そう思えない自分に

ダメ出しするんじゃないかと、

とにかく心配で、

勤務校で配布していただいた。

 

 

 

さて、

大人も子どもも、

得意もあれば苦手もある。

 

そのことを

みんなでわかって

やっていきたいものですな。

 

 

 

 

いたずらが得意で、

叱られ、反省中のCra

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
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【2020.07.07 Tuesday 19:38
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谷澤 久美子
counselor