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この状況下での大切。

【2020.04.30 Thursday 11:32

人と会うことを自粛する生活の中で

今、大切なのは、

covid-19以前よりもっともっと、

「相手への思いやり」

「共感」を

表現することだ!

 

表現する

つまり、

コミュニケーションの方法が

今まで以上に大切になってきている。

 

ってことが、

幾つかのことから

明確になってきているので、

書き留めておく。

 


 

<1>

先日

Gallup社主催の

「危機状況下でのマネジメント

 〜新型コロナウイルス対応としての

 リモートワーク」というウェビナーに参加。

 

この状況下でリーダーに求められるものの

キーワードは

「信頼、思いやり、安心感、希望」

具体的には

「〃弍朕悗北棲里淵廛薀鵑あること

 ∋纏に必要な準備が整っている

   実感があること

  (PCやWi-Fiなど)

 上司から情報共有があること

  (一部の人だけでなく)

 げ饉劼従業員の

  ウェルビーイングを

  大事にしていること」

と言っていた。

 

危機状況下なくても大切なことだけど、

機器状況下では、

チーム内で一緒に働く仲間を大切に思う気持ちを

相手に伝わるように表すことは、

一層重要とのことだった。

確かにその通りだと思う。

 

不安だもの、みんな。

どうなるのか?

大丈夫なのか?

 

さらに、

いろいろな調査結果から

「リモートワーク化の鍵」として

2点を挙げている。 

 

「 愎頼』と「安心感』は

  透明性が創り出す

 ・明確な期待値を早期に設定する

 ・孤立を防ぎ、認識の差異を埋め、

   信頼を構築するために、

   定期的にコミュニケーションする

 ・質問をする

  (指示だけではなく、

   体調どう?とか、

   今、なにか困ってない?

   確かめといた方がいいこと、どのあたり?

   など)

  

 ◆愡廚い笋蝓戮リモートワーカーの

  パフォーマンス向上と『希望』を

  生み出す

 ・もっとも良いコンタクト先は直属の上司

 ・強みを生かしてできる限り個別対応する

  ー子どもや親の世話との両立などの

   自宅勤務ならではの課題」

 

そして、経営陣 には、

「直属の上司」たちをサポートしよう

とのことだ。

大切なことだ。

 

 

こうやって、

頭の中になんとなくあったものを、

言葉にしてくれたのはありがたい。

これを、

そんなの当たり前だし・・・とするんじゃなく、

やってるか、自分?と問いかけたい。

 

そして、これはリーダーだけに

向けた話ではない。

リーダーにとって大切なことは、

誰にとっても大切なことだ。

自分以外の方と、

ともに何かをする時には、

誰もがこの視点を持てればいい。

 

 

 

<2>

4月28日付毎日新聞朝刊

「シリーズ疫病と人間

  寄稿 山極寿一京都大学長」

 の中から

 

「もっとも懸念すべきは、

 この分断によって社会に

 共感力が失われることであろう。

 それは人間と類人猿を分ける

 最も大きな違いであり、

 共感なき人間の社会はない」

「感染を避けるために

 コミュニケーションや

 人間同士の関係が

 変わる可能性がある。

 他者と分断されて、

 自分の利益だけを考える

 ようになってしまっては、 

 この感染症が克服されても

 幸福な社会は築けない」

 

 

山極氏の「共感」を大切にする考えは、

以前からよく読んでいた。

今までは「共感」の視点からも、

情報機器への頼りすぎを

心配されていたが、

今回は

「賢く利用して

 人々の最低限の綱利を

 確保した方がいい」

と言っている。

 

情報機器は

もちろん

罵倒しあうためでも、

どちらが正しいかを決めるためでもなく、

「なんでできないの?」

「あなたが間違ってる」と

相手を貶めるためでもなく、

「共感しあう」ためにこそ、

使わないと、

全く意味がない。

 

この記事の最後は

「今、私たちに必要なのは、

 グローバルな地球と国の動きと、

 私たち自身の身近な暮らしの双方で、

 人間にとって大切なことは何か

 ということをじっくり考える 

 ことである」

とまとめられている。

 

 

そして

翌日4月29日付毎日新聞朝刊の

コラム「緊急事態を生きる」は

東畑開人氏(「居るのは辛いよ」の著者)。

 

彼は

「『社会的防衛』対『個人』の

 葛藤で僕らは前者に譲歩し、

 『わからなさ』の中へ

 投げ込まれている。

 しかし、わからなさを共有し、

 話し合うことが

 人のつながりを回復する

 足がかりになると思う」

と結んでいる。

 

一人一人が、

「人間にとって大切なことは何か

 ということをじっくり考えること」(山極氏)

が必要で、考えたことが

たとえ、

意見が違っても、

表現方法が違っても、

「話し合うこと」(東畑氏)で

「人のつながりを回復」(東畑氏)

できたら、

素晴らしいことだ。

 

そのためには、

相手の考えと自分の考えが違ってたとしても、

しっかりと聴くことだろうな。

そして、相手には相手の背景があることを

想像することだろう。

 

そうやって相手を思うこと、

それが「思いやり」だし、

そうしてこと

「共感」的な態度で居られる。

 

 

 

 

<3>

アイディール・リーダーズ社主催の

「在宅勤務でもチームの関係性を

 高めるワークショップ」に参加した。

 

ここでの結論も、

 

在宅勤務において関係性を高めるための

ポイントとして

「相互理解」と「ポジティブフィードバック」

を上げている。

 

「相互理解」とは、

相手の名前や仕事の内容を

知っているだけでなく、

相手の得意なことや、強み、

相手が意欲的になる仕事や、

家族のことなどを

理解しあっていること。

 

相手が自分に「理解したい」という

態度を示さないとしても、

まずは自分から

理解しようとしていたいものだ。

 

 

「ポジティブフィードバック」とは、

ちゃんとやってくれていることを、

当たり前だから・・・としないで、

きちんと言葉で表現すること。

「いつもZOOMミーティングの時間

 5分前には入ってきてくれるから、 

 本当に安心。

 時間見て行動してくれて、

 ありがとね」

みたいなことだ。

 

 

「相互理解」と

「ポジティブフィードバック」がある場で

働く人は

幸福度が高い。

 

このワークショップの中で。

米Gallup社による調査結果を

教わった。

「強みに関するフィードバックを

 得ている人は、

 得ていない人と比較して、

 生産性+7,8%、

 離職率−14,9%

 という傾向がある」

 

また

「幸福度の高い社員は

 そうでない社員に比べ、

 生産性は+31%

 売り上げは+37%、

 創造性は3倍

 高い」

と。

これはポジティブ心理学からの

数字だそうだ。

 

 

 

 

<まとめ>

 

刻々と変化する状況の中、

なんとか、

今日を、

今を

生きている私たち。

 

正解が

全くわからない中だ。

 

国レベルだって、そうだ。

 

ロックダウンをしないで

ウイルスとの共存を選ぶ国があり、

封じ込めてだんだんと

解除している国ありだ。

 

学校再開は、様子見ながらでいくか、

この際、グローバルスタンダードの

9月にしてしまうか。

 

いろいろな組織でも、

せめぎ合う考えの違いはあるだろう。

 

そんな時こそだ!

 

しかも、こんな時だからこそだ!

 

「そんなこともわからないの!」

「何で、これができないんですか」

「何度も聞かないで」

「考えが浅いよね」

「もっとちゃんと調べてください」

と、相手を責めるのではなく、

 

わからないこともあるって

できないこともあるって、

何度も確かめたくもなり、

思いついたことを

 口に出しちゃうこともあり、

どう調べたらいいか

 わからないこともあるって、

こんな時だからこそ、

相手を思いやりたい。

 

できればこんな時だからこそ、

相手の背景を考えて、

わからないことをわからない、

何度でも質問できる、

失敗しても馬鹿にされず

 相談に乗ってもらえる、

そういう組織をめざしたい。

 

お客さん相手や、

外向きにはできてることを、

今こそ、

チーム内で実践したい。

 

 

そう!

こんな時だからこそ、

一層

「相手への思いやり」

「共感」

をチームの中でやっていきたい。

 

 

 

って、

世の中、

もう

そうなっていっている部分がある。

 

facebookのメッセンジャーや

ラインなどは、

今まで要件のみが普通だったけど、

近頃、プラスアルファな一言を

もらうことが多い。

 

相手「おはようございます」

自分「おはようございます」

相手「今日は朝から天気バッチリですね」

自分「本当、気持ちいいです」

相手「さて、〜〜の件で電話したいんですが

  10時頃はいかがでしょう?」

自分「10時承知しました」

相手「今日もお互い、ガンバ!です。

  おひる、何食べようかな」

 

とか。

 

ちょっと変わってきている。

 

ZOOMなど顔を見ながらの時は、

思いっきりうなづいてくれたり、

エア拍手したりしてくれる。

 

そういうことが大事なんだって、

みんなが少しづつ、

実践してくれている。

 

 

自分も、やっていかないと!だな。

 

 

 

ただこれも、

今のところ。

 

 

刻々と変わる状況の中で、

大切にしたいことは変わらなくても、

その表現の方法は、

その時その時で

きっとベストがあるだろう。

考えてやっていきたいと思う。

 

 

 

 

 

そして

花は変わらず、咲いてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
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【2020.06.05 Friday 11:32
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谷澤 久美子
counselor