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「ぼ〜っとする」チャンス。

【2020.03.04 Wednesday 15:48

静岡市の小中学校は

3日から15日まで休業となりました。

自宅で過ごすことが困難なお子さんの

一時預かりを学校が担い、

私が昨日活動した学校も、

子どもたちは静かに自習していて、

先生方は見守っていました。

14時までが一時預かりで、

ちゃんと終了近くには掃除をしていて、

こうやって急な出来事にも

粛々と、淡々と対応していく学校、

子ども、先生って、

本当に本当にすごいなあ!と

思ったのでした。

 

 

私自身は、通常通りの勤務。

小中学校はほとんど相談者が保護者であることから、
通常とほぼ変わらない活動です。
子どもの予約が入っていたところには、
担任の先生などとの情報共有の時間をとる予定です。

早速昨日は、

日常、した方がいいとわかっていながら、

時間的な制限があってできなかったこと、

外部の方と電話でケースについて話し合え、

ありがたかったです。

 

先生方は、

クラスに子どもが来ていれば、

8時半から14時までは

見守っています。

それ以外の先生や、14時以降は、

職員室でいろいろな仕事をされています。

 

 

昨日、

カルとクラの夕方の散歩の時に、

縄跳びをしている子どもをふた組見ました。

もしかしたら、

運動不足にならないように、

「縄跳びとかいいね」的な指導が

あったのかも。

 

今日は午後から確定申告のため

休みを取っていたのですが、

めちゃ早く終わり、

読書しようとスタバに入ると、

高校生の3人組が勉強してました。

えらいなあ。

 

姉弟で歩いている子の姿も見ましたが、

お姉ちゃんが弟の手をしっかり握って、

お稽古袋的なものを持っていて、

普段なら特に何も感じなかったでしょうが、

こんな時だからこそ、

健気さを感じ、

しんみりとしたのです。

 

 

 

中学高校生がカラオケに行ってるという

ニュースがありました。

そりゃこの1〜2週間が感染拡大するかどうかの

瀬戸際ということを考えると、

「そこはちょっと考えようよ」とも思いますが、

自分が中学高校生だったら?と考えると

無理ないなあと思います。

 

思春期って、

心理的リアクタンス、大爆発の時期だもの。

「〜しなさい」には「したくない」

「〜するな」には「したい」

となってしまうわけです。

「家で勉強しろ」

「カラオケとか人の集まるところに行くな」

と言われれば言われるほど、

反対をするんだよなあ。

それがある意味、健康だよなあ。

 

 

 

さて、そんな中、

スタバで読書を休んで

ぼ〜っとしてたら、

いいこと思いついちゃいました。

 

ぼ〜っとするのも

脳に良いようですよ。

 

ぼ〜っとしてるからって、

脳を使ってないわけじゃないようですよお。

 

 

 

以下考えたこと。

 

仕事には

「やるべきこと」、

「やった方がいいこと」、

「やってはいけないこと」がありますが、

 

「やるべきこと」は、

それで対価をいただくわけですから

やらなくてはなりません。

また「やってはいけないこと」は

信用に関わりますから、

やってはいけません。

「やった方がいいこと」、

これはやった方がいいけれど、

絶対ではないようなこと。

やるに越したことはないけど、

やれなくても仕方ないこと。

 

その「やった方がいいこと」の中で

時間的な余裕がなくてできなかったことは、

今、チャンスだ!ってことです。

 

学校の中だったら、

各種研修があるかもしれません。

・より良い学級経営や授業改善のための研修

・貧困が子どもに与える影響の研修

・これから増えるであろう

 トラウマ障害に関する研修

・保護者とのコミュニケーションの取り方の研修

などなど、

通常の放課後の、やるべきことに追われている中では

落ち着いて学べないことを学びあえたら

とってもいいと思います。

 

 

私はスクールカウンセラーとして、

ケース会議を開催してもらえるといいです。

そのケースの子どもが元気になることはもちろんですが、

先生方とケースを通して何かを学びあえたら

すっごくすっごく嬉しいです。

 

 

さて、以下が

私の思いついちゃった中での

超おすすめなんですが、

もし可能なら、

「クラスの子どもとの個人面談」はいかがでしょうか?

いわば学校版1on1。

 

静岡市の場合、あと7日休業期間があるわけです。

クラスに30人の子がいるとしたら、

1日4〜5人と担任がゆっくり話す!

8:2で子どもが話すのを

聴く時間!!!

 

目的は、

もっともっとその子を知ること。

そして、信頼してもらうこと。

つまり、

わかろうとしてもらえる経験を

 してもらうこと。

 

 

インテルやグーグルなど、

シリコンバレーの有名企業が導入し、

人材育成に効果を発揮したことから、

ヤフー、パナソニック、日清食品、ソニー、楽天など

日本の大企業が導入している1on1。

 

多様な家庭で育まれた、

多様な個性の、

多様な子どもたちが学ぶ学校なのに、

学校の中では

まだまだ「集団で育てる」ことに

価値観を置かれてる場合も多いようです・

ですが、

だんだんと「個」を大切にする価値観も

入ってきているのは事実。

とはいえ、

日常の中ではあまりにも時間がなく、

一人一人の生徒とじっくりと向きあう時間は

取れないのではないでしょうか?

 

「急に自宅学習になって、

 どう?」

「心配なことある?」

くらいから始めて、

この一年を振り返って、

「良い点」を伝え、

「成長したと自覚している点」を訊く。

「改善したいと思っている点」を質問し、

「先生のアイディア」も話す。

「今困っていること」

「目標」などを、

じっくりと話し合えれば

とても素敵。

 

来年度にむけてのエールになり、

もしかしたら、

大人っていいな、

聴いてもらえるっていいな、

整理できたな、

人間って、

生きているっていいな

という瞬間を与えることができるかもしれないのです。

 

 

話すことが苦手な子どもや、

その子が、

話し合いより他のことを望めば、

一緒にバスケをしたり、

音楽を聴いたり、

ボードゲームもいいかも。

そこから、

その子のことを

深く知りたいという思いが

伝わる可能性もあります。

 

 

 

そういう中で、

本当は困ってることがあっても、

言えないことがある子は、

助かるかもしれません。

 

 

もちろん先生方は

「困ったら、いつでも相談して」と

言ってくれています。

でも、相談が成立するまでに必要なステップって

子どもによっては、

とってもハードルが高いんですよね。

(必要なステップとは

 〆い辰申侏荵や自分の気持ちを

  ことばにできる

 ∩蠱未諒法がわかる

 0多瓦靴届辰擦訃譴篆佑いる)

 

 

大企業に入った高い能力のある方々だって

心を開いて話せるためのシステムが

必要だったわけで、

ましてや子どもには、

「いつでも相談にのるよ」だけでは

不十分だと思うんです。

 

どこかの学校の、

どこかのクラスで

学校版1on1、

やらないかしら!!!

 

 

 

 

ででで、

それ以外の時間、

私は、

先生がたにも、

保護者の方にも、

もちろん

子供たちにも、

何もしない、

何も見も聞きもしない、

ぼ〜っとした時間を持とう!と言いたいです。

 

 

新型コロナウイルス(COVID -19)に

感染されて苦しんでらっしゃる方やそのご家族や、

また

医療や福祉の現場の方々、

学童保育や放課後デイで、

いつも以上に気を使い、

 負担を強いられている方々、

また、

影響で経済的な問題を抱えられた方々、

修了式や卒業式が見送られてショックを

受けてらっしゃる方にとっては、

「ぼ〜っとするなどとんでもない」と思われる方も

いらっしゃると思います。

不謹慎かもしれないです。

 

 

とはいえ、

常に次に何かやらなくてはならないと

追いまくられる日常の中では、

持ちにくいぼ〜っとする時間。

それも必要なことと思うのです。

 

 

 

・・・とぼ〜っとしてたら

いいこと思いついてしまって、

少し前に話題になった

脳の

「デフォルトモード・ネットワーク」について

納得した私でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼ〜っとするのが得意なのはカル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
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【2020.04.06 Monday 15:48
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谷澤 久美子
counselor