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もっと複雑なグレイで。

【2020.01.01 Wednesday 17:22

年が明けました。

 

 

年を重ねるって、

「明けましておめでとうございます」と、

なんとなく

言いにくくなるということですねえ。

「おめでとう」って言ってる場合じゃない方も

たくさんいるって、

わかっているからですねえ。

 

そういうことわかった上で、

それでも

「おめでとう」と挨拶を交わしてきた先人や、

今交わし合っている方々を、いいな!と思う。

 

 

あっけらかんと言えるのもいいし、

言わなくても、いい。

そして、

あっけらかんを装って言うのも、いい。

 

 

「あっけらかんを装う」の

「装う」は「フリをする」ということだ。

 

 

 

 

年末に書類の整理をしていて、

友人と交わした25年くらい前のFAXが

でてきた。

病気を患った彼女へ

お見舞いのFAXを送ったものと、

彼女からの返事の

両方を取っておいてあったのだ。

 

「強いふりをしていたら

 本当に強くなっていた」

 

と彼女は書いてあり、

病気の診断と治療と手術とその後を

気丈にすごしている様子が書かれていた。

 

私は返事に

「すごいと思う。

 たださ、

 ず〜っと強くなくてもいいよ。

 時々強くて、時々弱くて、

 それでいいと思うよ〜」

なんて書いている。

 

その頃は「ふり」をすることに

ちょっとした抵抗感があったんだなあ。

 

良い子のふりしてやってきた私だけど、

心の中は意地汚いって

自分でちゃんとわかってしまって、

自分との関係、

他者との関係の

うまくいかないことの根本に

「ふり」があると、

考えていたんだよな。

 

いっぱいいっぱいなのに

大丈夫なふり

わからないのに

知ってるふり・・・

そういうことに嫌気がさしていて、

極端に敏感だった時期。

 

今は、

時々は

平気なふりも必要だし、

時々はちゃんと

それはイヤだというのもありと思う。

 

年を重ねるということは、

「時々はそれもありかも」と

考えられることなのかもなあ。

 

 

 

 

「それもありかも」の反対は

「すべき・すべきじゃない」

という考え方だと思う。

 

今現在、

「すべき・すべきじゃない」という

考え方を採用している方々は、

背景があってのことだと思うから、

それがいいと思う。

 

ただ、

「すべき」と「すべきじゃない」の間には、

いろいろな選択肢があって、

それはそれでありだと考えてみるのも

またいいと思う。

 

「学校は行くべき」

でもないし、

かといって

「絶対に無理はすべきではない」

でもない。

行けたら行けたでいいし、

行けない時は、

その時できることを考えよう

くらいがいいのではないか?

 

「自己肯定感がないとダメ」

というよりは、

あったらいいけど、

絶対的なものでもないしね・・・、

くらいがいいのかな。

 

ストレスを感じた時に

コーピングを活用するのはいい。

おふろにゆっくり浸かったり、

誰かに話しを聞いてもらったり。

ただ、ストレスの元に挑むのも

いいよなあ。

努力したり、

話し合いをこちらから依頼したりと。

 

ぼ〜っとする時間は無駄

ってよりは、

ぼ〜っとする時間もあったり、
シャキッと行動することもあり、

「ぼ〜っ」から「シャキ」までの

いろいろな選択肢が、

あればあるほど豊かなことなのではないか。

 

「働く」もよし。

「働かない」もあり。

ただ「働かざる者食うべからず」という

メッセージの中成長してきた私にとっては、

「働かない」もありという考え方は、

なかなか受け入れられなかった。

 

とはいえ

AIがディープラーニングで

どんどんと仕事ができるように

なっていくこれから、

全員に働く場は

いき渡らなくなっていくらしい。

 

そういう情報の中、

「働く」と「働かない」の間の選択肢も、

想像力を使ってもっておきたいと

思う。

 

また、

「働きアリの法則」は参考になる。

 (以下wikipediaより)まとめ。

 

 北海道大学の長谷川英祐氏の

 研究により、

 働きアリのうち、

 よく働く2割のアリが

 8割の食料を集めてくると

 わかったそうだ。
 しかも、よく働くアリのうち、

 本当に働いているのは全体の8割で、

 残りの2割のアリはサボっているとのこと。

 

 働くアリと働かないアリの差は「腰の重さ」、

 専門的に言うと「反応閾値」(はんのういきち)

 によ流んだそうだ。

 アリの前に仕事が現れた時、

 まず最も閾値の低い(腰の軽い)

 アリが働き始め、

 次の仕事が現れた時には

 次に閾値の低いアリが働く、

 という形で、

 仕事の分担がなされている。

 仕事が増えたり、

 最初から働いていたアリが

 疲れて休むなどして

 仕事が回ってくると、

 それまで仕事をしていなかった

 反応閾値の高い(腰の重い)アリが

 代わりに働きだす。
 疲労が存在する以上、

 一見サボっているようにみえる

 アリの存在が、

 コロニーの存続に

 大きな役割を果たしている。

 仮に全てアリが同じ反応閾値だと、

 すべてのアリが同時に働き始め、

 短期的には仕事の能率が上がるが、

 結果として全てのアリが

 同時に疲れて休むため、

 長期的には仕事が滞って

 コロニーが存続できなくなることが

 コンピュータシミュレーションの

 結果から確認されている。

 閾値によっては

 一生ほとんど働かない結果となる

 アリもいるが、

 そのようなアリがいる

 一見非効率なシステムが

 コロニーの存続には必要だという」

 

なんとまあ!面白い。

 

もし全員で働いてしまって、
留守のコロニーに敵が襲来したら
打撃は大きいし、
もっといい食料が見つかったとしても、
全員で一直線に前に見つけた食料のために
働いていたら、
もったいないことになるんだそうだ。

つまり、働かないことにも意味がある。

 

なんてことをそのまま、
「だから人間の組織も・・・」と短絡的に
考えるのもどうかと思うけど、
「働く」「働かない」の間にも、
相当多彩なグレイがありそうな気もする。

 

 

白と黒の間に

無数にある

グレイ。

 

いろいろなグレイを

見つけたいなあ。

 

私に関わってくださる方々の、

多彩なグレイも見つけたい。

 

(関係ないけど、

 タートルもグレイが好きだわ)

 

 

 

面白いなあ、

ゆるーい捉え方。

 

そんな今年にしたいなあ。

今年はついに還暦イヤー。

いろんなグレイを楽しむぞ。

 

 

 

昨年中は大変お世話になりました。

今年もよろしくお願いいたします。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
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【2020.04.06 Monday 17:22
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谷澤 久美子
counselor