じれったさと共に。 | 今のところではありますが…
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じれったさと共に。

【2018.01.06 Saturday 09:38

人の

表情や言動や態度や

とにかく

その人がその時

表していることは、

何らかの背景がある。

 

私としてはなかなか良い提案をしたつもりが、

その途端の曇った表情の裏には、

もしかするとその方は、

過去にそれに近いことをして

失敗したのかもしれないし、

ひどく傷ついたのかもしれない。

それが、すごく辛い体験になっているのかも

しれないんだ。

 

会議の席で

急に早口になり、

急にトーンが強くなったのは、

どうしてもそれを通したい

複雑で避けられない何かが

あの方にはあったのかもしれない。

 

力になりたくて

何かできることはないかと訊いた時、

それでも下を向いておし黙る姿には、

「まだあなたには言えない」のか、

「あなたを信用していない」のか、

「助けてといいたくない」のか、

「何を言ったらいいのかわからない」のか、

その方の頭の中でぐるぐるしている思いは、

すごく大切なものだ。

 

昨日仕事先で、

インスタントではなく、

わざわざドリップコーヒーを

いれてもらった。

3人でひと仕事終えて、

振り返っている時間だった。

大したことはできなかったが、

そんな私を労ってくれてる気持ちが

そのコーヒーをいれてくれている姿、

差し出してくれた動きから、

しっとりと伝わってきて、

帰宅途中の車の中で

泣けてきた。

 

みんなと一緒の場所で

ひとり静かに仕事をしている人もいれば、

ひとりだけの場所を見つけて、

SNSでいろんな人と関わりながら仕事している人もいる。

たぶん、

それを選ぶ理由がある。背景がある。

 

 

うちのカルの、

棚の下に座って、

じっと私と目があうのを待つ理由は

「おやつくれ」で、

テレビの横のカゴの中を鼻でつついて

こっちをチラチラ見る理由は

「私と遊べ」

言葉で言えない彼女の思いを

推し量ろうとする私。

 

言葉を使う人の

言葉を使いながらも

表せない思いを

掴み取ろうとせよ、私。

 

 

毎年箱根駅伝のサッポロのCMは楽しみだが、

今年の

「僕には止まれない理由がある」もぐっときた。

怪我をし、走れない仲間が給水係をやってくれている。

彼の分もと思うと止まれない。

幼い時から叱咤激励してくれた父親。

夏の暑さの中で指導をしてくれたコーチ。

彼らの自分にかけてくれた言葉や時間や思いを考えると

止まるわけにはいかない・・・というCM。

今年は駒大の駅伝キャップテンの選手が

相当苦しそうになってから10キロ以上走った。

彼は止まらなかった。

國學院大学は2〜3秒の差でたすきを繋げなかったが、

それでも、そこであきらめない。

それには、CMのような、

CM以上の、

様々な背景があるんだろう。

 

 

 

若い頃、東京で暮らしていて、

帰省する時は

古い服を着て帰った。

今考えると、本当に情けない娘だったが、

親に、

「新しい服を買ってもらいたい」

と要求しないで、

それでも買ってもらうための

行為だった。

親はそんな作戦に気づきながら、

乗ってくれた。

 

コミュニケーションをテーマとした文章の中に、

「昨年12月は2回大阪出張があって」

と書きながら

あれ?この文は直接必要ないのに

なぜ書いているのだろう?と

自分に問いかけると、

「忙しさアピール」があった。

ついさっきのことだ。

削除した。

 

時々SNSにあげる読んだ本の写真も、

忘備録のつもりだけど、

どこかで「読書してるぞアピール」が

あったかもしれないなあ。

でへへへ。小っ恥ずかしいなあ。

 

 

私の行為、行動、態度、表情、言葉に、

無意識で、

時々意識して、

そこに込めるメッセージがあるように、

人があらわしてることには理由がある

と考えよう。

 

自分にとって不都合なこと、

納得できないことの時こそ、

相手には相手の思い、感情、考え、経験があり、

そういう背景の上だと

自覚をしよう。

 

そして、それはどんなに考えても、

正確にはわからない、

だからこそじれったいもので、

でも、推し量ることは

大切なことだと理解していよう。

 

さらに

それと同時に、

深読みは危険ということも知っておこう。

 

推し量った方がいいことと、

深読みしない方がいいこと、

そのジャッジをしながら、

バランスとっていこう。

 

そんなふうにやっていこう。

 

 

さて、2018年がスタートしました。

今年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
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【2018.06.19 Tuesday 09:38
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谷澤 久美子
counselor