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祝辞

【2017.05.17 Wednesday 17:53

GW明けを一週間ゼイゼイ言いながら走りぬけて、

2週目、気温が安定しない関係か、

それとも年齢的なものか、

水曜日まできて

くったくたです。

 

さ、なんとか、ガンバ!と自分を励まし、

机の上を片付けていたら、

春の初めに列席した結婚式で

スピーチさせていただいた、

その時の原稿が出てきて、

その時の二人の晴れがましい様子や、

ご家族の温かい雰囲気を思い出し、

なんだか元気になってきました。

 

辛くなったり、しんどいと、

自分の頭や心の中を観察することばかりに

夢中になってしまい、

結局ぐるぐるして、一層しんどくなるけれど、

そんな時に、

他者の方に頭や心を向けることをすると、

たまってたものが流れるような気がします。

 

あの結婚式の前の、

Aくんやご家族を思い、

結婚するBさんのことを考え、

二人を応援することに一生懸命になった、

あの春の日の私が、

今日の私を励ましてくれたよう。

 

で、

カルの散歩に行くこと、できました。

 

 

それで、

招待くださったA君にラインしたら、

祝辞をブログにアップしていいってこと

なので、そうしてみます。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

Aくん
Bさん

ご結婚おめでとうございます。

ご両家の皆さま、本当におめでとうございます。

 

私がAくんに最初に会った、

Aくんの中学1年の時のことを思います。
そして、結婚の報告に来てくれた時に、

その立派に成長された姿に、本当に感激しました。

 

Aくんには、宝物があります。

それはご家族です。

Aくんが自分自身を発揮することを信じ続けたご兄弟。

どーんと構えてらしたお父さま。

そしてどんな時も、見守り続けたお母様。

 

私は学校で相談の仕事をしているんですが、

ある中2の男子と話している時、

彼が急に「ドラえもん」の話をしました。

彼が言うんです。

「先生。のび太に必要だったのは、

 ドラえもんの道具じゃないんだよ。

 どこでもドアもタケコプターも便利だったし、

 助けてはくれた。

 でも、のび太の成長に絶対的に必要だったのは、

 それはドラえもんの道具じゃないんだ」

私は、

「えっ、そうなの?

 じゃ、何?」

ってきいたんです。

そしたら彼は答えた、

「のび太に必要だったのはね、

 絶対に、

 なにがあっても味方って存在なんだ。

 そういう存在が近くにいてくれれば、

 人は成長していける」

中2の男子がその話をしてくれてる、

その話を聞きながら、

私の頭の中にあったのは、

Aくんのお母様でした。

そして私は、

深く深くうなづきました。

 

そして、今日Aくんは、

もう一人のそういう存在と結ばれた。

よかったね、Aくん。

そして実はBさんも、

「絶対に何があっても味方でいてくれる存在」

を得たんですね。

 

 

もう一つの宝物は「笑顔」だと思います。
私はAくんが苦しくて、辛くって、

不安でいっぱいの時も

一緒にいたことがあったのですが、

なぜか、Aくんのことを思い出す時、

いつも、この笑顔、

ニコニコしていた顔を思うんです。

(結婚式の新郎入場の時も、

 ニコニコ素敵な笑顔でしたね!)

 

なぜAくんの笑顔が素敵なのか?

それはAくんには、

幸せを見つける力があるからだと思います。
幸せはなるものでもありますが、

実は、

見つけるものなんじゃないかなと

私は思っています。

どんなに苦しい時も、

その中から、

小さくて、

ささやかで、

ほのかな幸せを見つけることってできます。

 

彼は中1の時から、

それをやってきたと思うんです。

お料理、

テニス、

家庭教師できてくれていた大学生のお兄さんのバイク旅行話、

そしてギター、

バンド活動。

ファストフード店でのバイトや、

ガソリンスタンドでのバイト。

今は、お父様から任された仕事と音楽。


どんな時でも、どんな中でも、

幸せを見つけることができる力は、
Bさんという、大切な大切な幸せの種を見つけました。

Aくん、大切なもの、見つけたね。

 

そして、Bさんにも幸せを見つける力があったんですよね。
凹んでいた時にAくんの音楽を見つけて、

元気になったんですのもね。

 

 

 

人生なかなか甘くないです。

私は今年57歳になりますが、

時々ありえないような失敗します。

理不尽な出来事に

巻き込まれてしまうこともあります。

二人の前途も、

良いことだらけとはいかないでしょう。

でも、二人が持つ、幸せを見つける力で、

見つけた幸せを大事に育てていってくださいね。

 

私も、

そして、

今日ご列席の皆様方も、

ご家族のような訳にはいきませんが、

ドラえもんになったつもりで

二人を応援したいですよね。

 

Aくん。Bさん。ご結婚おめでとうございます。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

この後、彼の先輩が、

「自分はドラえもんじゃなく、

 ジャイアンでビシビシいきます!

 それが自分の応援方法です」

のようなことをスピーチされ、

それがまた私は嬉しくって、

Aくんは、

強くて深い愛情がある先輩に

可愛がってもらえているんだな。

そういう関係を作れた彼が、

ほんと素敵!って思ったのです。

 

 

 

 

あ〜あの日と、

その前何日か、

ほんとに一生懸命、

祝辞を考えた私よ、よくやった。

 

私にスピーチを依頼してくれたAくん、ありがとう!!!

 

 

 

author : tanizawa-k
| 日常 | comments(2) |

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【2017.06.24 Saturday 17:53
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この記事に関するコメント
素敵。A君もご家族も、そして後にA君が披露宴のスピーチを頼みたくなるようなかかわりをされてきた谷澤先生も本当に素敵です。そして『祝辞』の記事から元気をもらいました。A君、お幸せに。
| クイックル | 2017/05/18 3:40 PM |
クイックルさん、ありがとうございます。この記事、A君にも了解もらったのですが、お母様にも読んでいただきました。悩んでいるお母さんたちへのメッセージとして「絶対にトンネルから抜け出せる。子どもは動き出します。信じて見守ってほしいです」とのこと。私も同じ思いです。
| ◆クイックルさん←谷澤 | 2017/05/19 8:21 AM |
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谷澤 久美子
counselor