「ちゃんと言う」の、「ちゃんと」の具体、あります。 | 今のところではありますが…
<< 八方塞がりでも大丈夫! | main | ランドセルの色、私は何色にしただろう? >>
「ちゃんと言う」の、「ちゃんと」の具体、あります。

【2017.01.10 Tuesday 09:45

ロングセラー「置かれた場所で咲きなさい」の著者

渡辺和子氏のことが

1月8日付毎日新聞の「余禄」に書かれていた

 

そこで初めて

渡辺氏の背景を知った。

9歳の冬に、

陸軍教育総監だった父を2・26事件で亡くし、

父を撃った兵士を許せるまでに50年かかった

ということが書かれていた。

 

その彼女の言葉が胸に沁みる。

「人間の間に争いはなくならない。

 敵ではなく自分と戦うことなしに

 平和はもたらされないと思います」

〜本当にそうだ。

自分は悪くない。相手が間違っていると、

他者の責任にしている限り、

争いは続いてしまう。

 

「相手の言い分はちゃんと聞く。

 こちらの言い分はちゃんと言う。

 何が正しいかを語り合う」

〜聞いて、話す。そして問題解決に

 一緒に向かう。

 そうできたら、どんなにいいかと思う。

 

 

 

ちゃんと聞き、ちゃんと言う。

誰もが、それが可能ならなあ!と

考えていると思う。

 

日常の中で

言えないことが多く、

無理なことを引き受けて後悔ばかりしている人は、

「よし、次こそはちゃんと言おう」

と考えること、あると思うし、

逆に

つい大きな声で

キツめに言っちゃうことが多い人は、

「言い過ぎたよなあ。

 でもどうすりゃいいんだ!」

って考えること、あると思う。

 

「ちゃんとやろう!」って

いっくら自分に言い聞かせても、

方法を知らないと、

それはちょっと根性論的だ。

 

私がアサーティブをお勧めするのは、

そこに「具体」があるから。

 

どう考えることが「ちゃんと」なのか?

言うことを整理するとは

何をどうすることなのか?

整理したものを、

どんな言い方で伝えたらいいのか?

 

昨年12月に行った基礎講座での

参加者の感想も、めちゃ具体的だった。

(シェアしてokのものを掲載します)

 

「相手と対等になることの

 大切さや、

 的の絞り方がわかった」m

 

「4つのキーワードを何度も

 確かめたいです。

 的を絞ること、

 相手を理解する方法が

 もっとも心に残りました」りな

 

「自己表現の権利が心に残ってます」  

           k

「4つのキーワードを得たことが

 良かった。

 全てをすぐに実践できなくても、

 まずは4つの中の最初の誠実を

 (どうすることなのかわかったので)

 日常の中で取り入れたい」h

 

「納得できるまでロールプレイでき、

 自分のものになったと思います」a

 

「ロールプレイで

 方法を具体的にしていくことで、

 相手の表情が変わり、

 その場の空気感が変わっていく

 ことを実感できた。

 大きな気づきを得て、

 今日までずっと胸の中にあった

 もやもやの素が

 見つかった気がしました」

      たまちゃん

 

 

今年も静岡では

8月と12月に基礎講座を開催する予定。

お楽しみに!

 

 

また2月には静岡で年に一度の「応用講座」を開催。

相手は何気ないつもりでも、

結構きつい批判の言葉への対処の仕方や、

怒りの感情についての取り扱い方を知り、

複雑な問題を話し合いで解決していく方法を学ぶ。

 

さらに3月には

「アサーティブカフェ」開催。

今回は、1日かけてアサーティブを深め、

そして練習する。

午前中は「自己信頼について深める」

*自己理解と自己受容と自己信頼に

 ついて学び合う

午後は「自分の問題に取り組む」

*ロールプレイをしてもいいし、

 話を聞いてもらうだけもあり。

 話を聞いていたい!のみも可。

 

 

 

さて、渡辺和子氏のことについて

調べていたら、

The Huffington Post の記事に出会った。

 

父親に43発の銃弾を撃ち、

死に至らしめた兵士たちへの思い、

「恨みはない」と思っていた彼女は、

ある時、

反乱軍側の方と同席する機会があって、

その時に

「私がどれほど頭でお赦ししていると言っても、

 私の血が騒ぐ」経験したそうだ。

その彼女が、

心の底から彼らを赦したのは、

父親のお墓参りの時に、

反乱軍と言われた方の弟さんたちと会った後。

「お参りしてお線香とお花を供え、

 立ち上がってお墓から階段を降りて

 参りましたときに、男の方が2人、

 涙を流しておられた。

 そのお2人が、

 私の父の寝所まで入ってこられた、

 高橋少尉と安田少尉の弟さんだった。

 『これで私たちの2・26が終わりました』

 『私たちがまず、

  お父様のお墓参りをすべきだったのに、

  あなたが先に参ってくださった。

  このことは忘れません。

  ついてはお父様の墓所を教えて下さい』

  と言われ、お教えして、その日は終わりました」
 

 

「ちゃんと聞く」の「ちゃんと」は

いくら具体的に知ってたとしても、

怒りの感情が激しくあるうちは、

難しいのかもしれない。

まずはそのことを

話したり、

考えたり、

自分の中で

そのことを十分に大事にできた時が、

「ちゃんと」の準備が

整った時なのかもしれない。

 

 

50年経って、

彼女は

「自分だけが被害者のような気持ちを

 持っておりましたけれど、

 反乱軍という名前をつけられた方々の

 ご家族の50年、

 どんなに辛い思いをなさったか、

 私は一度も考えていなかった」

というところに

想いが至ったのだ。

 

 

あ〜、

すごいな。

そういうことが可能なんだな。

 

それは希望だ。

 

 

私には

アサーティブという道具がある。

希望に向かって

ちょっとずつ参りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | comments(0) |

スポンサーサイト

【2017.12.01 Friday 09:45
author : スポンサードリンク
| - | - |

この記事に関するコメント
コメントする










谷澤 久美子
counselor