承認と共感 | 今のところではありますが…
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承認と共感

【2016.06.29 Wednesday 21:39

いつ何があるかわからないって思ってる。

いつでもどんな時でも、

絶対に落ち着いて、

ぶれずに、

冷静でいられる

とは思ってない。

私は、

そこまで自分のことを過信してない。

 

ただ、もしも、

ぶれて、

迷って、

自他の感情に巻き込まれたり、

いろんな事情に振り回されたりしたとしても、

戻るところが

確固としてあることは幸せだ。

 

私の場合は、

CL~建設的な生き方

アサーティブ

ロゴセラピー。

 

 

 

「信頼ベースの学級ファシリテーション」

も、

多くの先生方にとって、

「戻るところ」なんだと思う。

先週2日間の講座に参加して、

その思いを強くした。

先生方に、「戻るところ」があってよかった。

そこに仲間がいてよかった!とすごく思う。

 

自分のキャラや、

成功体験や、

先輩や管理職からの助言や、

その時々に見つけた情報、

頼るものがそれだけでは

心もとないと思う。

「信頼ベースの学級ファシリテーション」には、

教育に対しての哲学があり、

理論が背景となった、

方法論が具体的にある。

 

問題の予防にも

問題解決にも、

より良いクラス運営にも

役に立つ。

 

 

 

 

 

二日目に

「ふりかえりジャーナル」

というツールについて学んだ。

子どもたちが、

その日の出来事を振り返って書く日記形式のものだ。

 

ゴリが始めたもので、

クラスの一人ひとりとつながるためのものとして

開発したとのことだった。

 

帰りの会などで、10分くらいかけて書く。

それを読むと、

先生は、それぞれの

その日の出来事や気持ちなどを知ることができ、

たとえ言葉をかわすことができなかった日でも、

その子の「今」を知ることができるってわけ。

先生は、翌日朝、みんなに返す。

 

子どものその日1日の

よかったことや、達成したこと、

失敗や、もめごとや、

自分への苛立ちを綴ったものなどを読むと、

先生としては

いろいろコメントを書きたくなるもの。

 

ただし、ゴリやせいこさんがすすめる方法は、

コメントは「承認と共感」。

「うんうん」

「なるほど」的な本当に短いコメントやサイン。

 

「評価や判断も指示」もしないし、

ましては

反省を促したり、

アドバイスもしないし、

問題の解決もしない。

 

私はこの「承認と共感」ってのが、

子どもの心を育てる!と思った。

 

 

だって、

人は、「評価と判断と指示」に

まみれて生きているんだもの。

 

ほぼ、そればっかな

日常を送ってるんだもの。

 

 

 

それが良い評価だとしても、

バランスをくずすと、

何かをする時の目的が

「良い評価」になってしまったりする。

 

判断を浴びると、

自分で判断するのが怖くなるし、

他者の判断を待つようになる。

 

指示されてばかりいることは、

自主性を阻む。

 

 

 

「承認と共感」というのは、

「こういう事実があったんだね」

「こういう気持ちだったんだね」

ってことを示すことだ。

 

つまり、

「先生は、

 あなたに今日、

 こういうことがあったこと、

 わかったよ」

「あなたが、〜〜って気持ちに

 なったって、理解したよ」

ってお知らせすること。

 

 

それが、

いい時も、

悪い時も、

成功した時も、

失敗した時も、

良いことした時も、

悪いことしてしまった時も、

変わらずに、

「そういうこと、あったんだね」

「そういう気持ちになったんだね」

と、

感情的にならないで、

「今日、今、その時」を

淡々と受け止める。

そういう先生のコメントは、

安心感につながるのではないだろうか。

 

もちろん、他の場面では、

アドバイスしたり、

褒めたり、

相談に乗ったり・・・とする。

でも、ふりかえりの場だからこそ、

子どもが自分と誠実に向き合う環境を作る。

 

 

子どもが、

他の誰からも、

評価も判断もされないという安心感の中で、

しかしながら黙って見守ってくれている人はいる中で、

「自分を振り返る機会」を持てることは

素晴らしい。

 

「自分を振り返る機会」

 =

「自己観察すること」

 =

「自分を外から見る体験」

 =

「自分の言動に自覚的になる」

 

つまり

メタ認知のトレーニングを

積み重ねることになるのだ。

 

 

人は体験から学ぶのではなく、

体験を振り返ることから学ぶ。

 

「経験の開放性が高いと

 運が強くなる」と

脳科学者が言っていた。

 

 

・・・と

幾重にも好循環な

「ふりかえりジャーナル」

 

 

講座に参加されていた

ほとんどの先生たちは

実践されていた。

 

目を通しながら、

微笑んだり、

泣けてきたり、

大声で笑ったり、

はてな?ってなったり、

腹たったり、

先生たちの感情は

いろいろ動くんだろうな。

 

忙しい中、

その時、

先生は、

一人ひとりとつながるんだな。

 

 

 

 

「信頼ベースの学級ファシリテーション」

という「戻るところ」に出会えた先生方は、

ラッキーだと思う。

 

 

私としては、

これを学年や学校の中に広めていく時に、

アサーティブを使って欲しいな!

なんて思ってる。

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
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【2017.08.21 Monday 21:39
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