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オープン

【2016.06.22 Wednesday 19:22

少し前、

夕方のカル(犬)の散歩の時に、

向こうから

小1か小2くらいの女の子が歩いてきた。

 

その歩道は狭く、

大人二人が横に歩くといっぱいになってしまう感じ。

 

彼女は、

歩道の左端に思い切り寄ってくれた。

 

その寄り方が、

ものすごく左端で、

犬が嫌いなのかな?と

私はリードを短くして

一層しっかり握った。

 

すれ違う時、

彼女は、

腕を胸の前で交差するようにしていて、

私と目があうと、

「さっき、犬に大きな声で

 吠えられて

 怖くて

 まだドキドキしてる」

と言った。

 

「あ〜そうだったんだ。

 それは怖かったね」

と私は答えて、

 

その時、

 

あ〜いいなあ

こんな風に、全く知らない子と、

「怖い」みたいな

心の中のことを話せるなんて・・・

と思った。

 

その時のその瞬間、

彼女は

その時の自身を

私にオープンにしてくれた。

そのことが嬉しかった。

 

 

 

 

今日、

ランチをとったカフェで

私の後のテーブルの3人の女性は、

ずっと「あること」について話していた。

その方々はバイトで、

その職場の上司の人についてだった。

 

あのやり方では効率が悪い。

指示する時の声が小さくて聞き取れない。

社員の人もみんな文句を言っている。

 

「でもま、いいけどね。

 言われたことを、やるだけだし」

と一人が言って、

他の二人が、

「そうだよね。

 言われたこと、

 やるしかないよね」

「声小さいのも、

 慣れてきたしね」

 

そして話は、

まったく別の話になって言った。

 

ここで3人で

不満や不平をぼやいて、

そうしてまた、

家に帰って家事をするんだなあ、

そして明日もまた、

一生懸命に働くんだよなあ。

 

私は心の中で、

ガンバ!と言いながら、

この3人の女性に、

こういう安心して

気持ちをオープンにできる場が

あってよかったなと考えた。

 

 

「愚痴ってても仕方ない

 それより問題解決に動こうよ」

ってな考えもあることは分かってるし、

それに越したことはない。

 

でもさ、

たまには、そういう時間も必要だよ。

 

ぼやきタイムをもったとしても、

人間は精神の力を使って、

そういう時間の先に、

建設的な行動を選べる可能性がある。

 

 

 

 

 

今日は

小学校で学校保健委員会の講師を

務めた。

1〜3年に「こころの力」

4〜6年に「心の健康」というタイトル。

 

心を表す気持ちの言葉について学び合って

いたのだが、

悲しかったことを思い出して泣き出す子がいたり、

ある子のジョーダンがめちゃ面白くて笑ったり、

勝負途中の中断が悔しくて、

 「紙をくちゃくちゃにしたいほど

  悔しい」とつぶやいてくれる子もいて、

とてもとても充実した時間になった。

 

 

もちろん、

自分の心の中のことを話さなくていい権利が

人にはあるし、

私はそれを意識してたし、

だから強要したわけではなく、

なんか自然に、

そんなことになって、

考えていたより

ちょっとだけ、

オープンな場になった。

 

 

 

 

オープンになるには

安心できるってことが大切だ。

 

ここでだったら、

評価も判断もされず、

本音がつぶやけるって思ったら、

どんなに楽に話せるだろう。

 

 

私はAって思うんだよ。

そうか、Aって思うんだね。

自分はBって考えなんだよね。

ええっ、Bなんだ。ふーん。

Bのいいとこどこ?

 

自分の本音のところを話し、

相手の本音のところを聞く。

 

それができやすいよなあ、

安心した場では。

 

 

●●さんはどう思っているのかな?

と顔色うかがったり、

とにかく一つにまとまらないと!と

無理やりうなづくのでもない。

 

どのあたりが、

どれくらい違うのか?

が明確になって、

だからこそ、

その違いを、

どうするかの話ができる。

違いがありながら、

どうやっていくか、

話し合える。

 

いいなあ、そういうの。

 

 

 

今日の4〜6年の授業の中では、

グループワークをした。

結構難しい課題を出したので、

途中で

「もうできな〜い」とつぶやいたりしながら、

各班話し合っていた。

 

その集中っぷり、夢中っぷりがすごくて、

こんな風に、

協力し合いたいんだなと思った。

話し合いで解決していくことの

気持ち良さを、

この子たちは、

味わっているんだなと思った。

 

安心の場を

日常の中で

先生方が作ってらしたんだなあ。

 

 

 

 

オープンになれる場が、

いろいろな人にあるといい。

瞬間だとしても、

オープンになれる時があるといい。

それがいろいろな人に

あるといい。

 

もちろん、

自分にプレッシャーかけるような

追い込むような、そんなことも必要だ。

でも、

それ以上に、

安心してつぶやける場が

ひとには大切だ。

 

 

ここのところの出来事を

思いだして、

そんなことを考えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
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【2017.06.24 Saturday 19:22
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谷澤 久美子
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