そのあなたでやっていくのさ。 | 今のところではありますが…
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そのあなたでやっていくのさ。

【2015.10.02 Friday 08:56
ひとつの出来事、
たとえば、
静岡市の小中学校は前後期制をとっているから、
今は前期の成績が出る頃だ。


思ったような成績が取れなかったとする。
その時に考えられる子どもの「感情(考え)」は

・困惑(怒られるかも)
・心配(このままではめざす高校にいけない)
・怒り(なんでこれ?テストの点あがってたし!)
・情けない(私ってほんと、ダメ)

みたいな感じだろうか。

その後、あるいは同時に
いろいろな行動をするだろう。

・忘れるために何か(ゲーム/アニメ/アイドル/部活・・・)に
 集中する
・今後の計画をたてて勉強を開始する
・リラックスする(ごろごろする/寝てしまう/甘い飲み物・・・)
・しゃべる・書き出す

こんな感じであれば、
まあまあ、生きやすい感じだと思う。


ただ、
成績の結果で凹んでいることに重なって、
たとえば、
友達が秘密をばらしてしまったとか、
部活で先輩から誤解による注意をうけたとか、
塾のレベルアップのテストで不合格になったとか、
やってあったのに宿題を忘れたとか、
友達に貸した本を返してほしいと言えなかったとか、
部活のみんながまじめにやってくれないとか、
そんなことが起こると、
ネガティブな方の感情が繰り返しわいてきて、
それは
ほんとに辛いと思う。


困惑、心配、怒り、情けなさなどの感情が
生まれることが問題ではなく、
過剰に繰り返して、
悪循環から抜け出せなくなると
問題になってしまうことがある。

それはやりきれない。
苦しすぎる。




今日から週一で3週連続の
「思春期の子どもをもつ親のための講座」の
講師を務める。
おそらく10年以上続いている講座で、
最初の頃に参加してくださっていた保護者の方は、
「ばあば」になってらっしゃる方もいる。

この中でやることは、
いろいろなんだけど、
根本的なことはひとつ。


子どもの中にわいてくる感情や考えに
判断や評価をつけないで、
一旦受け取ろうってことだ。

これの利点はいくるつあるが、
主にあげると、
①子どもが安心して話せるようになる可能性がある
 →コミュニケーションの量がふえる
 →コミュ二ケーションが上手になっていく
②子どもが自分の感情をそのままうけとめられるようになる
 →ネガティブな感情を反芻しなくなる
 →感情の認知ができ、行動を抑制しやすくなる
③ネガティブな感情をもつ自分を自分で受け止められる
 →自分にまあまあぼちぼちOKだせる
 →人の中に入っていけるし、新しいことに挑戦できる


ただ
めちゃ大事なことがあって、
それは、
子どもの中にわいてくる感情や考えに
判断や評価をつけないで、
一旦受け取るためには、

保護者の方が
自分の中にわいてきた感情や考えを、
否定もせず、
なかったことにもせず、
打ち消したり、
無視したり、
自分を責めたりもしないで、
つまり、
判断や評価をつけずに
そのまま受け取ることをすること。

実は、これが結構難しいと思う。

それをサポートできるような
3回にしたいと思う。


その先に、
保護者の方が、
自分のことも子どものことも責めないで、
「この自分はその時その時やってきた。
 今もなんとかやっている。
 この自分でいい。
 この自分で、やったほうがいいことをやっていこう」
って思えることだし、
子どもに対しても
「そのままのこの子がいい。
 そのままのこの子が、
 やったほうがいいことをやるのを
 応援していこう」
と思えるといいなと思う。


おお!出発の時間だ。
再会もあるだろう。
新しい出会いもあるだろう。
楽しみだな。




 
author : tanizawa-k
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【2017.12.01 Friday 08:56
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この記事に関するコメント
初期の頃の方がばあばになられているということは、始まって少したった頃参加したと思われる者です。当時のことを懐かしく思い出します。いろいろと思い悩み、自分を責める気持ちも持ちながら参加していました。もちろん子どものためにと参加したつもりでしたが、私自身にとっても大切なターニングポイントになったと思います。当時夜の講座でしたが、義母に無理を言って子ども達を頼み、参加しました。自分で悩んで考えているだけでは気づけないことがいろいろありましたね~月日は流れます。子どもも自分も変わります。参加者の方々とくみにとって、あったかい素敵な講座になりますように応援しています。〈勝手に、くみ応援団より〉
| クイックル | 2015/10/02 10:47 AM |
クイックルさんが参加してくれた時は、そうかあ、夜でしたね。懐かしいですね。そして時間と共に、いろいろ変化しますね。あの頃の自分に言ってあげたいこと、ありますか?「大丈夫、それぞれ、ちゃんと成長していくよ」って感じかな?今回も、笑い有り、涙ありでした。あと二回、みなさんが「よし、この自分でやっていこう」と思ってくれるような講座にしたいです。応援ありがとう!
| ◆クイックルさん←谷澤 | 2015/10/02 2:49 PM |
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谷澤 久美子
counselor