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「ボヤのうちに消す」

【2015.10.02 Friday 19:51
9月の最後の日曜の朝CX「ボクらの時代」の中で、
ブラマヨの吉田さんは
相方とよくしゃべると言っていた。
つっこみのタイミングがどうだったのか?とか、
ぼけ方をもっとこうした方がいいとか、
ちょっとでも「えっ?」と思ったら、
しゃっべりあうんだそうだ。
その理由を
前の相方と
「しょうもないことが積み重なって
 ダメになって解散したから」
と言ってた。
だから今は
「ボヤのうちに消すと決めてる」
のだそうだ。

同じ番組で、
東野幸治さんは、
妻の話しをきいている時、
心の中で数を数えていると言った。
そりゃ、バレてるよ。
数えてることはわからなくても、
心がそこにないことはきっとバレてる。
わかっているけど、いちいち追求しないのが、
東野さんの妻の賢さなんだろうなあ。


いやあ、
言葉は、
人に影響を与えていく。
ひとつの番組をみて、
その中で使われた言葉で、
思わず背筋が伸びたり、
あるいはカチンときたり。


今日は夕方のカルとの散歩の時に、
年少さんくらいの女の子が、
カルに話しかけてくれた。
「ちょっとさわっていい?」
ときいてくれた。
その「ちょっと」ってとこが、
もう愛しくて愛しくて。
彼女なりの遠慮なんだろうな。
そして「おすわりできる?」ときいてくれて
うなずくと、
「おすわり」とカルに言い、
これまたカルがちゃんとおすわりすると、
「いい子だねえ」
という。大人みたいな口調で、
なんだか抱きしめたくなった。
この子はきっと、いっぱい誉められているんだろうな。
めちゃくちゃ大事に育てられているだろうな。
そんな手触りがする言葉だった。

私は、温まる。



帰宅後テレビをつけると、
川島なお美さんの葬儀の模様をやっていた。
喪主の夫さんの言葉がすごかった。
「女房は他界したくらいで
 へこたれるような人間ではありません」
妻のことを、
そんなふうに信じられることがすごいし、
そんなふうに信じてもらうに足る毎日を
送っていた彼女がすごいと思った。

おもわず、自分を振り返る。

振り返りながら、思い出したのは、
なぜかマララさんのスピーチ。

マララさんがノーベル賞受賞を知った後のスピーチで
「私には2つの選択肢しかありませんでした。
 一つは、声を上げずに殺されること。
 もう一つは、声を上げて殺されること。
 私は後者を選びました」
その彼女の使った言葉で、
そこまでのことを少女に突きつける、
理不尽な状況が伝わってきて、
ふるえるような思いをしたことを
思い出した。


私たちは、
言葉をかけあって生きている。

伝わっているものは、
もちろん言葉だけではないけど、
言葉の力は、やっぱり大きい。
そのことに自覚的でいたいけど、
時々忘れる。


ずっと前中学生に
「大人からかけられた言葉で、
 凹んだ、やる気を失った、勇気を挫かれた、
 そんな言葉を教えてください」
というアンケートを
とったことがある。
全容はここでは控えるが、
その中のひとつに、
思わず苦笑した言葉がある。

「無理しなくていいから
 がんばんな」

アンケートに書かれた、
この言葉を目にした時、
言うよなあ、言ってしまうようなあと
思った。
でも、この中学生は
「じゃ、どうしたらいいんだ!」
なんだろうなあ。


言葉を発する時に、
いつもぴりぴりしていたら、
とてもじゃないけど、コミュニケーションとれない。
ただ、やっぱ、
影響を与えるものなんだって、
時々ちゃんと分かっておかないとなあ。

そうそう、時々戒めておかないとな。











 
author : tanizawa-k
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【2017.12.01 Friday 19:51
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谷澤 久美子
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