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ちょっとしたことが、差。〜聴き方〜

【2015.07.24 Friday 09:43
あることを引き継いだ時のこと。
その仕事の書類が入った入れ物が、
すっごく年季がはいったものだった。
私は思わず
「使い込まれてますねえ」
と言った。
他意はなく、素直なひと言だった。
すると、お相手が
「変えたかったら、どうぞ変えてください」
とおっしゃった。
私は
「とんでもないです。
 大事に使います」
と言った。

そう言いながら、
(この入れ物を私がきたないと思ってるって
 思われてしまったのではないか?)
(古い物を大事にしない人と思われたかも)
と、なんだか心がざわざわした。

ほんとに、ちょっとしたことだ。

ただ、
ほんとにちょっとしたことでも、
積み重なると、
なんとなく気持ちが重苦しくなる方もいるだろう。

私は幸いにアサーティブを知っているから、
その時続けて
「いやあ、
 なんだか、今、ざわざわっとしちゃって、
 いっとかないと!って思って言います。
 代々の方々が大事に使ってこられたものを、
 大事に引き継ぎますね」
と、
自分自身が引きづらないでいられる方法を選んだ。


と同時に、これは
「聴き方」について学べる事例だなと思った。

「使い込まれてますねえ」
に対して、
「変えたかったら変えてください」
は、
解決策を伝えてくれてる。

私のことを思っての、解決策だ。
せっかく私のことを思ってくれているのに、
(私が小さいヤツだからもあるけど、
 それでも)
私には違う問題がとんできたしまったのだ。


コミュニケーションはキャッチボールにたとえられる。
相手がボールを投げる。自分は、受け取る。
自分が投げる。相手は受け取る。
これがキャッチボールだけど、
ざわざわっとするコミュニケーションの
「あるある」に、
投げたボールを受け取ってもらえないで、
違うボールが投げられてくるってのがあって、
この事例がそうだと思う。

「年季入ってますね」のボールは受け取らず、
「この入れ物を変える変えない問題」のボールを
投げられると、
受け取ってもらえなかったボールは、
てんてんてん・・・。
ざわざわざわ・・・。



「先輩!
 新しい企画おもいついたんですよ」
に対して
「今は無理だぞ」
の前に
「ほお、そうか。新しい企画ね」
と受け取ろう。

「昨日、事故りそうになってさ」
に対して
「どこで?」
の前に、
「えっ、事故りそうになったの」
と受け取ろう。

「上司の●●さんがさ、
 プライバシーのことばっかり聞きたがるんだよね」
に対して
「そんなのセクハラだよ。答えることないからね」
の前に、
「そうなんだ。そりゃ、まいるね」
と受け取ろう。

「お母さん、
 夏休みの宿題、学校においてきちゃった」
に対して、
「何、それ?早く取りにいってきなさい」
の前に、
心の中で「何やっとんじゃ!!!」とおもいながらも、
「そりゃ、困ったね」と
受け取ろう。


忠告や
アドバイスや
命令指示や
質問という
新しいボールを投げ返す前に、
まずは、投げてくれたボールを受けよう。



こんなような
話しかけがいのある人になるための、
「聴き方」を学んでない方は多い。
一度、ちゃんと学んでおくと、
より良い人間関係に、すごく役立つと思う。


うるプラスさん主催
「ストレス・マネージメント術」
〜人間関係に振り回されない=
<聴く力を磨く>は、
8月8日(土)午後2時〜午後5時15分


円滑なコミュニケーションの土壌づくり、
聴ける耳を作るための講座。

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とはいえね、
いっくら学んでも、
たま〜に、しくじっちゃうのが人間。
「聴く」スイッチが入ってないと、
とんでもないことやっちまう私。
ある大切な友人が、
「実はね、〜〜にいってきたんだ」
と外国の街の名前をあげてくれた時、
私は
「えっ?それフェイスブックにアップしてあった?」
と返してしまったことがある。

これは、完全違うボールを投げたよなあ。

しかも、前述の「年季入れ物」例は
相手が私を思ってくれての対応だったけど、
この事例はめちゃくちゃ自分中心の対応だ。
その大切な友人を理解したいというよりも、
「自分がチェックし忘れていたかどうか」
に焦点をしぼった情けない対応・・・。
とほほ。


ま、私の、こんな
やっちまった例もきいていただきながら、
楽しくすすめる講座です。















 
author : tanizawa-k
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【2017.12.01 Friday 09:43
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谷澤 久美子
counselor