アサーティブトレーニング | 今のところではありますが…
丁寧な振り返りは、前を向かせる。

【2019.04.01 Monday 15:02

新年度がスタートした。

早速学校での仕事もスタート。

 

異動されてこられた方も含めた

メンバー全員で

「生徒指導における取り組み方」

について確認しあう会議の中、

子どもや保護者の方との

コミュニケーションでの

大切なことを話すよう

依頼があった。

 

時間は15分。

 

短い時間だからこそ、

色々な中から

1点に絞って話そうと考えたのは、

今までの数々の失敗のおかげだ。

 

といっても

今日、特に上手に話せた訳でもない。

これから自己内フィードバックして、

それをメモしておこう。

 

 

 

さて、

先月の終わり、

30日は

「アサーティブ・カフェ」という

アサーティブを学んだ方々で、

学びを深めたり、おしゃべりしたり、

ロールプレイで練習しあったり・・・

という時間を持った。

 

今回は

受講生の皆さんにスピーチを

していただく時間を作った。

〇笋肇▲機璽謄ブ

∋笋鮖戮┐討れるもの

最近の成功とその背景

というテーマの中から

一つを選び

5分程度にまとめてきて

いただいていたものを、

2つの班に分かれて発表。

 

そのあとは、

自分の課題を

・ロールプレイを使って練習する人、

・聞いてもらうことで整理する人、

・聞いてもらった上でアドバイスを

 もらいたい人

がそれぞれ入った班に分かれて

活動をした。

 

 

フィードバックシートを

提出してくださった方で

シェアokの方の感想などを

交えながら振り返ってみたい。

 

 

Pさんは、

スピーチの発表を2班に分けて行うことを

伝えた時に、

私のところにきて、

「ゆっくり読んでも4分でまとまるよう

 作文を書いてきた。

 宣言のようなつもりで書いてきたので、

 自分は全員の前でスピーチしたい。

 今まで一緒に学んできた仲間みんなに、

 聞いてもらいたい」

のようなことを伝えに来てくれ、

私は、

「班での発表が終了した後で、

 そういう時間を持つ」

と伝えた。

 

彼女のフィードバックシートには

 

「私のわがままを通してくださり、

 そのための時間を設けてくださったこと、

 心より感謝します。

 私はその思いを、誠実に率直に講師に

 伝えられたこと自体が、

 アサーティブを学んできてよかった

 ことだと思います。

 皆の前で、私のこれまでの人生を

 駆け足で、作文を読むという形で

 表現できたこと、私の作文を聴き、

 心動かせてくれている方が何人か

 いらっしゃる姿を見て、

 私自身のこれまでが丸ごと肯定された

 気がして、あーこれは勇気を持って

 やってよかったと思いました。

 ありがとうございました。」

とある。

 

苦しい時期も理不尽な出来事も乗り越え、

逆に、それがあったからこそ、

アサーティブを含めて色々な学びに出会え、

色々な人に出会えたことを、

静かに話してくれた彼女。

多くの方が感銘を受けていた。

 

アサーティブのイギリスでの第一人者

アン・ディクソンさんが来日された時、

アサーティブジャパンの会員研修、

「自己信頼」についての

セミナーの中で、

無力感に陥らないために必要なものの

4つの中の一つとして、

「インスピレーション」をあげてた。

 

Pさんのスピーチは、

みんなを勇気づけ、

みんなを明日に向かわせた。

多くの人に「インスピレーション」を

与えたと思う。

 

 

 

きんぎょさんは、

自分の問題への取り組み方を、

「話を聞いてアドバイスが欲しい」

という選択をした。

 

連絡してこない長男に対して

不満があるが、それを伝えたいのか、

会いたいのかどうかも正直わからない

ということだった。

では、会うと仮定して、

会ったら何をどう言うか、

とにかくロールプレイしてみよう

ということになった。

 

「(ロールプレイをしてみて)

 長男はもう大人。自立したのだから

 干渉はしないと大分割り切れた。

 また、もし長男に会うとしたら

 ほめずに育てたことを謝りたいし、

 今自立していることを褒めたい。

 そういうロールプレイをしてみたら、

 改めて長男に会いたいんだという

 自分の気持ちに気がついた」

 

先のアンさんの話に戻るが、

無力感に陥らないために必要なことの

4つのうちのもう一つが

「スキル」だ。

 

「伝える時の整理の仕方」という

アサーティブのスキルを使うと、

大分整理でき、それを

「伝える時のポイント」というスキルを使って

ロールプレイで練習するうちに、

自分の本当に言いたかったことが

浮き出てくるのは、よくあることだ。

 

どんなに伝えたくても、

何を伝えたいのか自分でわかってなかったら、

伝えようがない。

その時、

ただ「何を伝えたいの?」と

自分に問いかけ続けるより、

整理方法を知っているのは、

パワフルなことだと思う。

 

きんぎょさんは

「(ずっと)母親に向き合える気が

 しなかったけれど、

 自己信頼を高めれば、何を言われても

 ひるまずに向かい合えるかもしれない

 という希望が持てた」

と書いてくれている。

 

スキルを得て、

一歩ずつ進んでいる彼女が、

本当に素敵!!!

 

 

 

さて、今回の

アサーティブカフェは、

12月の基礎編でアサーティブを知り、

日常の中で葛藤しながら使ってきた方に、

7〜8年来学んでこられた方が、

アドバイスしたり、

励ましたりしている姿もあった。

それは

心を打つものがあった。

 

 

Cさんのフィードバックシートより。

「今回、宿題もあったため

 私はアサーティブにふれてから

 どのくらいたつのか考えました。

 おそらく7〜8年になるかと思います。

 その間いろいろなことがあり、

 自分なりの理解を

 おそらくしてきたのだと思いますが、

 今回のカフェに参加させていただき、

 その7〜8年の間におきていった

 自分の気持ちの変化を

 改めて思い起こしました。

 アサーティブの講座に参加し始めた頃、

 言いにくい話をする練習をして

 実生活に生かそうとがんばったこと。

 それをしない、

 できない自分を責めたこと、

 同時に相手のせいだと

 心の中で責めていたこと。
 そのうち、

 整理して練ってチャレンジ、

 時には時期を待ち、

 棚上げにしたり

 また取り出したり…
 そういう一貫してない自分を

 さほど責めることもなくなっていったこと、

 同時に相手を責める気持ちも

 薄れていったこと。
 ゴチャゴチャしてる悩みの種を

 整理して

 『何とかしたい、

  やるならどこからだ?』

 と優先順位をつけたりしながら、

 いつのまにか過ぎていった

 年月だったんですね。
 今回、他の参加者の方々から

 それを思い出させていただきました。

 『4つの柱』を知った頃より、

 今は『4つの柱』を身近に感じます。

 結局そこに返ります。

 さすが最初に勉強するモノですね。
 自分に誠実になるところから始めると、

 次にどうしようかと

 少しずつ進んでいくみたいです。
 『自分に誠実』の答えを

 ゴールにおくばかりではなく、

 必ずしも思いのとおりにいかなくとも、

 『私の本当の気持ちはここにある』

 とわかっていたいです。

 そして『だけどこうする』のも自分だと、

 その責任についても

 心に留めておきたいです。」

 

 

アンさんが教えてくれた

無力感に陥らないための4つの中の

もう一つが「孤立させないこと・

孤立しないこと」。

 

アサーティブを学び、

言えるようになったがための葛藤に

難しさを抱えている方に、

自分の体験も踏まえて

寄り添っていたCさん。

そして自分の

振り返りにつなげているCさん。

 

 

私はただただ感じ入る。

みんなすごいなあ。

 

丁寧な振り返りは、

前を向くための発奮剤になるんだなあ。

 

 

 

アサーティブの視点で

振り返りを行った翌日

3月31日は父の命日。

いやあ、私、

なんとか22年やってきましたわ。

 

母が亡くなったのは

昭和の最後の年だから、

31年。

いやあ、

踏ん張ってきましたわ。

 

うまくいかないことも多いけど、

それでもなお、

ちょっとずつ進んできましたわ。

 

わからないことも多いけど、

本を読み、

人に聞き、

勉強に出かけと、

なんとかやってきたんですわ。

 

そんな中、

傷つけてしまった人や

迷惑かけてしまった人も

いると思う。

あ〜本当、

いつまでも

こんなんですわ。

 

こんなんで、

いきますわ。

 

 

 

 

2019年度の

スタート地点です。

 

 

 

・・・・・・・・・・

次回のアサーティブカフェは、

8月3日(土)13:30〜16:45

お申し込みは→

 

 

なお、

8月3日(土)の10:00〜12:00に

アサーティブ・トレー二ング紹介講座を開催。

2時間で、気軽に学んでいただけます。

お申し込みは→

 

 

 

 

 

 

レモンの花が咲きました。

 

 

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | - |

ちゃんと腹が立てるようになったなあ。

【2019.02.08 Friday 00:47

腹が立てるようになったなあ、私。

それもわりと上手く。

 

一月に

誤解をされ、

ひどく非難をされたことがあった。

カッチーンときた。頭に血が上った。

あ〜腹立ったと、

自分の感情を捕まえた次の瞬間、

「こんなに腹が立つほど、

 本当は理解されたかったんだ、自分・・・」

と考えた。

そして、

誤解されるような言動を詫びる文章を

考え始め、

そうしたら心は静まっていった。

 

一月中には他にも、

私の考えとは反対の意見を言われて

がっかりしてイラッときたり、

ペースを乱されて急かされたりして

焦ってカチンときたり、

さざ波クラスの怒りもあった。

 

こんな風に

「私は腹が立っている」と

しっかり自覚できるようになったのは、

約20年前に

アサーティブトレーニング応用編で

怒りの取り扱いについて学んだおかげだ。

 

それまでは、

誰もが怒って当然のこと、

例えば社会的な問題への怒りは表しても、

日常の中の、

家族や、

友人や、

活動の仲間や、

仕事先の関係者との方との間の出来事では、

怒りを自分の中に押し込め、

怒ってないことにしていたと思う。

 

怒りは大人げないこととか、

腹が立つのは未熟な証拠と考えていた。

 

「このくらいのことはよくあることだ」

「こんなことで怒っては子供っぽい」

そういう考えで、

怒りという感情をないものとしていたと思う。

 

ないものとしていたけれど、

そこにある。

 

ざわつく感じは自分でわかり、

ないふりをしているけれど、

あることがわかっちゃっているから、

そういう自分に自信が持てないでいたと思う。

 

 

腹を立てないようになるんじゃなくって、

うまく腹立てるようになればいい。

 

アサーティブトレーニング応用編は

そう教えてくれた。

 

この講座は、

私のように怒りを押し込める傾向ばかりではなく、

爆発させる傾向を使う方にも有効だ。

 

 

で、

アサーティブはそれだけじゃない

怒りの元になった原因を、

対話で解決するためのスキルがある。

 

 

 

自分にとって大きな意味を持つ怒りを、

そのまま放っておいて解決への努力を

しないでいると、

人間ってのは、無力感を覚えるものだ。

どうせどうにもできないし・・・という

無力感が積み重なると、

できないことだけではなく、

自分の存在そのものをダメ(自分=ダメな人)

としてしまいがちだ。

 

これはもったいない。

解決のために一歩動き出しただけで、

無力感から外に出ることができる。

そしてそれは

自分を信頼する気持ちの回復につながる。

 

それだけでもすごいことだが、

その上で成果を出せたら、最高だ。

 

成果を出すための「伝えるスキル」が

アサーティブトレーニングにはある。

 

 

アサーティブトレーニング応用編の講師を

2月には大阪

月には静岡で担当する。

 

基礎編を終了された方は、

ぜひ参加のご検討を!

 

 

 

 

さて、二月の怒り。

 

 

車での移動中、国会中継を聞きながら

車の中で一人っきりなのをチャンスに

思いっきり罵倒しつつ運転した。

 

あ〜腹立つ。

 

心愛さんの虐待の案件も

本当に腹が立った。

目黒区の結愛さんが

「もっとあしたはできるようにするから

 もうおねがいゆるして」

と残して亡くなった衝撃がまだ新しい上に、

またしてもだ。

心愛さんは

「先生、どうにかできませんか」と書いている。

絞り出すような言葉だ。

野田市の児童相談所や

教育委員会の対応は

ひどいもので、そこに対する怒りも

多くの人が感じたと思う。

ただ、

確かに、

してはいけないことだったけれど、

少なくとも彼らは会見の場で、

率直に、してしまったことを述べた。

手紙が「書かされた手紙」だとわかっていて、

危険を察知しながらも家に戻してしまったことを

率直に認めた。

教育委員会も

彼女のアンケートを父親に渡した背景を

「威圧的な態度に恐怖を感じ、

 屈して渡してしまった」と言っている。

したことは本当にダメなことだけれど、

彼らが事実を伝えたことで

課題はある程度明確になった。

今後は、

威圧的な家族に対しては

児相や教育委員会や学校だけで対応するのではなく、

警察など別組織との連携に義務化が

検討されることになるだろう。

とはいえ、

検討などと、悠長なことを言ってる場合じゃない。

結愛さんも心愛さんも亡くなってしまったし、

今も、苦しんでいる子どもはいる。

 

あ〜それにしても

悲しくって

腹が立つなあ。

 

国会での統計不正の審議を聞いていると、

二度と起こらないように、原因を探って、

改善策を考えることに努力しているというよりは、

なんとかごまかして、一番傷がつかないように

まとめるにはどうしたらよいかに努力してるように

思える。

本当、腹立つ。悔しいわ、なんか。

 

朝のニュースで

日本で働く外国人の方が、

母国から呼び寄せた子どもたちの

勉強の環境について報道していた。

夜間中学で学ぶ彼らの姿勢がまっすぐで

応援したくなった。

そして、

能力はあって高校で学びたくても、

言葉の壁で合格できない

器量の狭い日本の学校のシステムに

がっかりする。

腹が立つ。

 

あ〜腹が立つ。

 

 

 

時々、学校の中で

不登校の子どもや別室登校の子どもを

単純に「わがまま」と捉える声を聞くと、

すごく腹が立つ。

理解してもらえてないことが悲しくって

腹が立つ。

同時に自分に腹が立つ。

彼らの背景をちゃんと説明できていない自分に

腹が立つ。

情けなくって腹が立つ。

でも、

これはすぐに解決にむかえる怒りだ。

実は今朝、

電話で

「わがままとは言えない背景があること」を伝えることができた。

 

 

あ〜アサーティブを知っていてよかった。

 

 

 

 

 

*このウェブサイトは、
NPO法人アサーティブジャ パン認定講師である谷澤久美子が個人で開いているホームページです。このウェブサイトに関する全ての責任は谷澤久美子にあります。NPO法人アサーティブジャパンが運営・管理しているウェブサイトではありませんので 予めご了承ください

 

 

仲良しっていいなあ、カルクラ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | - |

居心地の悪い場所から成長は始まる

【2018.12.25 Tuesday 11:16

「奇跡のレッスン」ソフトボール編。

アメリカからやってきた「最強コーチ」は

ミッシェル・スミスさんという方で、

元アメリカ代表のエースとして

2度の金メダルを獲得したとのこと。

彼女が

今回コーチしたのは

公立高校のソフト部11人。

 

すごかった。

これまでその高校生たちが

信じてやってきたことを、

どんどん覆していく。

バッティングフォームを直し、

失敗を恐れた守備の方法や考え方も訂正し、

ピッチングのフォームまでも変える。

 

「ためない」

「腰を入れない」・・・など、

結構びっくりするアドバイスだったから、

番組を見ていた

日本のソフトのコーチたちは

目からウロコの方も多かったのでは?

と思う。

 

とにかく、11人はそれについていく。

 

今までと違うことを求め、

違うことを教えているのだが、

彼女の言葉と彼女の態度は、

子どもたちを奮いたたせ、

改善点を伝えるときも自信を与えてた。

 

というか、

奮い立ったのは彼女たちだけではない。

私もだ。

 

 

中でも、

彼女の

「居心地の悪い場所から

 成長は始まる」

という言葉は、

私のアサーティブの歴史と重なった。

 

20年くらい前、

アサーティブ・トレー二ング基礎編を

受けた時、

私は居心地悪かった。

1日目はとにかく、よく涙が出てしまった。

 

 

「アサーティブで

 コミュニケーションしようと思ったら、

 スタート地点は自分。

 自分がどう考え、どう感じているか、

 まずは自分の中で明確にする」

という考え方は、

それまでの私のやってきたことと真逆。

「この場を丸く収めるには」とか

「どう返事したら相手は満足か」

などという、

周りや相手からスタートする

コミュニケーションをやってきたから、

違う国の言葉を聞いているようだった。

 

 

長い時間かけてやってきた

当たり前のことを

変えるのは、

落ち着かない時もあるものだ。

 

 

 

 

11人の生徒たちの中の一人、

父親が野球をやっていて、

その影響で、

近いスポーツ、ソフトを選んだ

高校一年生は

しんどい思いをしていた。

彼女はバッティングがよく、

スタメンだったが、

フォームを根本から変えたことで

調子を崩す。

修正についていくことができている

メンバーもたくさんいる中、

彼女は

なかなか打てない。

スタメンから外れ、

練習でも声が出ず・・・。

その苦しみをわかっていたコーチは、

ミーティングで

「苦しんでいた人もいると思う」

という言葉に続けて、

「居心地の悪い場所から

 成長は始まる」

と話していたのだ。

 

 

 

 

12月22日と23日は

アサーティブトレーニング基礎編を

開催した。

参加者の方々の中の4名は、

以前に研修や、自治体開催の講座で

アサーティブを学んでくれて、

もっと身につけたくて、参加された方々だった。

アサーティブを知った時に、

もしかすると

これまでと違うことをする落ち着かなさ、

慣れないことへの疲れ、

またいつもの自分のやり方が出てしまうことの

情けなさなど、

居心地の悪い思いを

されたことがあったかもしれない。

しかし、

自分のコミュニケーションを変えようと

歩を進めた方々だ。

 

 

 

脳の仕組みからいうと、

脳は

変化を嫌うものらしい。

昨日までと同じでいいじゃんと

戻そうとする本能と

いやいや変えるんだという意思。

変化成長をしていくときには

つきものの葛藤。

 

そういう、

居心地悪い思いをしたとしても、

少しずつのチャレンジは、

未来を変えていく。

 

 

 

 

 

フィードバックシートの

シェアを了解くださった方の

感想は以下。

 

「12の権利が心に残った。

 もっと自分に誠実に、

 『ねばならない』にとらわれずに

 自分自身に問いかけてみようと思います。

 易しいことで練習したが、

 本当にどうにかしたいと思っていることも

 少し練習したかった。

 応用もカフェも受けてみたい」(ゆーり)

 

「自分を許すとか、認めることとか、

 今までしてこなかったなという思いから

 涙してしまいました。

 心に残ったのは12の権利。

 今まで『ネガティブな面』と思ってた部分を

 肯定できました。

 的をしぼること、相手理解、

 など、もっと学びを深めたいです」(H)

 

「的を絞って話をすること。

 それが最も心に残りました。

 それと自分を褒めてあげたい。

 また自分にも権利があると知ったことも

 大きい。

 もっとロールプレイがしたかった」(みいー)

 

「断ることはネガティブイメージではないと

 知ったことが大きかった。

 最後に皆さんに真面目だとか誠実とか

 褒めていただいたことも嬉しかった。

 自分に誠実になり、率直になるまでの

 判断が早くできるようになりたい。

 参加メンバーの皆さんも素敵な人ばかりで、

 充実した2日間でした。

 ありがとうございました」(k)

 

 

今回の参加者の方々が、

私が20年前に感じた

居心地の悪さを感じることがあったとしたら、

「ここから成長が始まる」って

思ってくれるといいなあ。

 

 

 

さて、

11名の高校生たちは、

コーチの最終日、

自分たちより格上のチームと戦い勝利した。

 

勝利したこともすごかったけど、

一人一人がしんどい思いをしながらも、

より良くないたい、

上手くなりたい、

強くなりたいと

いう思いに向かって止まらなかったことだ。

 

すごいと思う。

 

 

 

あ〜憧れるわ、

そういう指導ができる

ミッシェルさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスは

アイスバイン。

めっちゃいい香り。

骨は、カルクラへ。

 

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | - |

「まずはよく聞け相手の言い分」

【2018.12.21 Friday 08:23

先週の土曜日、

アサーティブ・トレーニング基礎編を

終了した仲間で

学び合うアサーティブ・カフェを開催。

(今週土日は基礎編開催!)

 

今回のテーマは

「違う考えを持つ相手の背景を考える」。

 

私には私の考えがある。

それとは違う考えの相手がいる。

それでもなお、

相手と一緒に仕事をしていきたい、

あるいはしていく必要がある、

とした時に、

対話で乗り越えていくには、

どうしたらいいか?

 

自分と相手の考えの、

どの部分は共通で、

どの部分は違い、

それをどうしていくかを

話しあうわけだから、

相手の考えをよく聞くことが必要だ。

(自分の考えは自分でわかっているし)

 

 

 

参加者「きんぎょ」のフィードバックシートには

相手の考えの背景を考えることこそ重要だと

いうことがわかりやすく書かれている。

(シェアOKしていただいてます。

 職種がわからないよう、

 若干筆者が修正しました)

 

 

「先日、上司に言いたいことを言ってしまいました。

 言いながら、

 私、辞めさせられるのか、

 それならそれでいいや、

 この状態には耐えられないと

 思っていました。

 結果、その後、会議が開かれ、

 その問題が話し合われ、

 新しいルールが決められ、

 スタッフも

 自信を持ってお客様に

 対応できるようになりました。」

 

「きんぎょ」はその瞬間、

思ったことをそのまま言葉にして、

上司にぶつけてしまった。

上司はぶつけられたことで

「きんぎょ」そのものを批判し

対立をするのではなく、

ぶつけられた中から問題を見つけ、

話し合いを持ってくれたということだ。

なんて素敵な上司の方なんだろう。

 

この問題が解決したのは、

もちろん、その上司の問題解決能力がある。

しかし、それも、

「きんぎょ」がコミュニケーションのボールを

投げなければわからないままだった。

 

(どうせ、何言っても駄目だし)と

諦めずに、

「きんぎょ」が

言ってみたから解決の道は開けた。

やるなあ、「きんぎょ」。

 

 

「困ったのは、私が辞めさせられず、

 なんとなく上司への気まずい思いを

 抱えているということです。」

 

そうかあ、

そこに困っていたんだ。

それは気まづいもんね。

 

「今日、ロールプレイでその時のことを

 振り返って、

 自分がとても感情的になっていて、

 上司の立場や思いに考えをめぐらせて

 いなかったことに気づきました。

 喧嘩腰では相手も喧嘩腰になって

 しまいますよね。

 上司だってお客様のことを大切に思っている。

 むしろその思いだけで、その組織を

 立ち上げた方なのだから、

 最終的にはそこに向かって

 一致できるはずですね。」

 

「きんぎょ」が素晴らしいのは、

この日、

「相手の思い」を丁寧に考えていたことだ。

「上司からの理不尽な指示」の背景を、

自分の思いは一旦置いて、

細やかに考えて書き出していた。

しかも、

これからに備えて、

違う投げ方

(相手も尊重しながら、自分の考えと感情を

 表現するアサーティブの方法)を

ロールプレイという手法で

練習してみていた。

 

「きんぎょ」の練習を、

相手役を務める参加者は

上司になりきって勤め、

もう一人は客観的に冷静に

フィードバックを出していた。


あ〜いい時間だった。

 

 

 

もう一つの視点からフィードバックを

書いてくれたのは「ココロ」だ。

 

「つくづく思うのは、

 私にとっては相手を思いやるにあたり、

 自分を大切にしておくことが

 どんなに大事かということ、

 そして自分を大切にすることと

 わがままは違うということです」

 

ふむふむ、ほんとそうだ。

 

「訳がわからなくなってる時ほど、

 自分の感情をつかむことが大切で、

 それは自分勝手にするということとは違い、

 相手の背景を考えることにつながると思います。

 自分の感情をつかんでいるからこそ、

 相手の違う考えに出くわした時、

 (相手にも相手の感情や考えがあることに

 思いが至り)

 その背景にも目が向けられるように思います。

 自分の感情をつかめずに相手の背景を考えるのでは、

 『4つの柱』(⇦アサーティブの心構え)

 がどこか行っちゃいそうです」

 

あ〜ほんと、そうだ。いいこと言ってくれてる。

 

「私を支える4つの柱、

 ちょくちょく1本折れかけて

 『あれ、やばい』ってなるけど、

 ツギハギしなからやってくぞー」

 

うんうん、私もそうするぞ〜っと。

 

 

朝ドラ「まんぷく」で

主人公福子が

独身時代に勤めていたホテルの

従業員の休憩室の壁に

張り紙があった、

「まずはよく聞け 

 相手の言い分」

それは大事。

すっごく大事。

そして、

「その前確認

 (自分の)

 気持ちと考え」

だなあ。

 

 

 

まとめると、

対立する考えがあった時、

まずは自分の中で、

自分の感情と考えを言語化する。

それをそのまま相手にぶつけるのではなく、

相手の考えを聞き、

感情を汲み取る。

その上での自分の考えや感情を伝える。

そうやって、

対話で問題解決をしていく。

 

 

対話が違いを超え、

対話が現実を変えていく。

 

 

 

明日12月22日と23日は

アサーティブトレーニグ基礎編。

まずは基礎で、

自他尊重のコミュを選択するときに

どう努力したらいいかを

学んでいただく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は2種類のシュトーレン!

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | - |

ずっと被害者でいなくていい

【2018.12.04 Tuesday 08:51

ちょっと間違えたら

「先輩、早とちり、多くないですか?」

自分の意見を言うと

「言い訳はいいですから〜」

一ヶ月前にスケジュールの変更を申告してあったのに

「エッ?困るなあ、急に変えられると」

疲れて帰宅し、なんとか夕飯を整えると

「今日、これだけ?」

 

キツいアドバイスや、

イタい指摘、

厳しい注意、

そういう批判の言葉が飛んできた時に

どう対処するか。

 

これ難しい。

 

対処した方法によって、

後に残るものが違ってくる。

 

アサーティブトレーニング応用編のテーマの一つ

「批判の対処」は、

受講生から「目からウロコが落ちた」系の感想を

いただくことが多い

人気のテーマだ。

 

 

 

例えば、

いっぱいいっぱいの時に

「もっと余裕もってやった方がいいんじゃない」

というアドバイスをされたとしよう。

 

そして

それに対してカッキーンと

打ち返してしまったとしよう。

 

「だって

 しょうがないじゃないですか!(怒)

 この状況でどうしろって言うんですか!(怒)」

 

きっと

その背景には、

(できてたらやってるよ。

 そんな場合じゃないからパニクってるんでしょう!)

という思いがあってのこと。

 

カッキーンと打ち返してすっきりして、

「以上終わり!」と

割りきれる人もいるだろうけど、

「言いすぎちゃったかも・・・」と

爆発してしまった自分に対する自己嫌悪が

ちくりとする方もいるだろう。

どちらにしても

そのお相手との間の微妙な関係も残るかも。

 

 

 

そうではなく直に受け入れてしまう、

例えば

 

「本当、そうなんですよ。

 アドバイス

 ありがとうございます」

 

なんて頭を下げ、

(あ〜余裕を持ててないこと、

 バレてしまってるんだなあ)

と落ち込んで、

 

それでもそのあと、

なんか変だな、

なんかモヤモヤするな・・・なんて時は、

 

相手との関係に角は立たないが、

そのかわり、

自分の心の中に悔しさが

残ってしまってることが多い。

(なんであんなんこと、

 言われなきゃならないの?

 あの状況で余裕なんか無理だし。

 しかも、反論の余地も与えてもらえずに・・・)

 

 

 

批判の対処法を知らずに、

批判の言葉を受けるたびに、

悔しさや驚きやショックや悲しさとともに

「自分が悪い」という考えを

心の中に押し込めてしまうと、

溜まった思いは発酵して

いつの間にか「そう思わせた相手が悪い」

と変換してしまうこともある。

 

「あんな言われ方ひどい!」

「傷つけられた!」・・・

つまり、

「自分は被害者だ」

と認識してしまうことがあるのだ。

 

これが続くと、

結構きつい。

 

 

どうきついかって、

まずは

無力感でいっぱいになってしまう。

 

そして

自分自身を信頼する気持ちの構築に、

大きな影響を与えていくと思う。

 

「またダメだった」

「言われっぱなしだ」

「ちっともわかってもらえない」

「なんでこうなんだろう」

「私ってほんと、かわいそうだ」

という考えを

繰り返し繰り返し心の中でつぶやくと、

いつの間にか

被害者でいることが

当たり前のようになってきてしまう。

 

 

 

アサーティブトレーニング応用編で取り扱う

「批判の対処」は、

批判を受けた瞬間にどうしたらいいかのスキルがある。

これを使いこなすようになるには

時間をかけて練習することが必要だが、

すぐに手に入るものもある。

それは「批判」というものの捉え方だ。

「批判」を理解することで

「自分=被害者」としなくていい背景が

理解いただけると思う。

 

そしてそれは

「相手≠加害者」ともしないってこと。

 

 

私たちは

誰かから批判を受けた時にどうしたらいいか

という方法を

十分に身につけて大人になるわけじゃない。

見よう見まねで

なんとか体験の中などから

ひねり出した方法で対処してきた。

それはそれでいい。

 

ただ対処の考え方を知り

方法を知り、練習することもできる。

 

静岡での応用編(2019年3月23日(土)24日(日))

については

 

(アサーティブトレーニング応用編を受講いただくには、

 その前に基礎編の受講が必要です)

 

 

*このウェブサイトは、
NPO法人アサーティブジャ パン認定講師である

谷澤久美子が個人で開いているホームページです。

このウェブサイトに関する全ての責任は谷澤久美子にあります。

NPO法人アサーティブジャパンが

運営・管理しているウェブサイトではありませんので

予めご了承ください。

 

 

今朝のカルクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | - |

秋〜冬 静岡でのアサーティブ講座。

【2018.10.07 Sunday 15:22

秋〜冬、

静岡で

アサーティブを体験してみたい方への

お知らせ。

 

お申し込みは

主催者へお願いします。

 

 

■「保育園・幼稚園就職のための研修」(7回の中の1回)
10月23日(水) 9:30〜11:40
会場:富士市フィランセ
受講料:500円
定員:20名
託児:あり(1回500円)
 

焼津市家庭教育学級 カスタネット学級主催
「爆発せず、ため込まない、気持ちを上手に伝える方法
〜アサーティブなコミュニケーションにトライしよう!〜」

日 時:第1回11月12日(月)第2回11月19日(月)
いずれも9:30〜11:30(連続学習会)
※都合が良い日時のみの参加も可能ですが、連続して参加していただくと、

より分かりやすい内容になっています。
※11/12は、総合福祉会館の防災訓練があります。ご協力をお願いします。
場 所:総合福祉会館・大会議室
講 師:谷澤 久美子(NPO法人アサーティブジャパン認定講師)

 

 

働く女性向けセミナー
『組織の中でしなやかに働く〜自分軸の作り方&交渉術を身につける〜』

【第1回】11月9日(金) 『自分の人生や仕事に目的を持つ〜しなやかな自分軸の作り方』
  [講 師]株式会社るるキャリア 代表取締役 内田 美紀子

【第2回】11月28日(水)『アサーティブな伝える力・交渉術を身につける』
  [講 師]NPO法人アサーティブジャパン認定講師 谷澤 久美子

 ・時 間:いずれも13:30〜16:30
 ・会 場:静岡市産学交流センターB-nest 7F 大会議室(静岡市葵区御幸町3-21ペガサート)
 ・対象者:静岡市または近隣市町に拠点のある事業所にお勤めの女性の方
 ・定 員:30名(全2回ご参加いただける方) ※先着順
 ・申込締切:11月2日(金)17:00必着

 

 

■アサーティブトレーニング基礎編

 本格的にアサーティブをスタートしたい方に。

 自分の伝えたいことをシンプルに言葉にするための

 考え方とスキルを身につけていただけます。

・12月22日(土)9時半〜16時半
    23日(日)9時半〜16時半
・ 静岡県教育会館 
・21800円(テキスト代込み)
 *なお、リピーターの方は10900円で受講いただけます。
 テキストはご持参ください。
 *紹介講座に参加された方は20800円で受講いただけます。
・ 講師:アサーティブジャパン認定講師

・主催:谷澤相談室

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

以下は、

昨日静岡市で開催された

アサーティブジャパン主催

「発達障害を持つ人とともに暮らす、

 ともに働くコミュニケーション」について、

この開催が嬉しくって、

まとめてみた。

 

 

 

 

 

私は

平成10年の9月から、

学校で相談の仕事をしている。

その仕事を始めてすぐに、

子どもたちに

新しいコミュニケーションの方法を

教えないとまずい!

と思った。

 

いやなあだ名で呼ばれて我慢し続けてるより、

「〜〜と呼んでほしい」と言えたり、

一緒に登校する友だちが決めた時間より遅れてくるのを、

笑顔で待っているばかりではなく

「時間通りに来て!」と言える選択もあるといいな・・・

 

そんな風に思って

検索して

アサーティブに出会った。

 

アサーティブトレーニングを受けた瞬間に

「子どもに教えるなんてとんでもない。

 まずは自分じゃん」

と思い学び続け、

講師となり

今に至っている。

 

 

その過程の中で、

アサーティブは、

発達障がいを持っている方々への対応にも

効果的だと実感する機会が多くあった。

 

学校の活動の中で

子どもたちと接する時に、

本当に役に立ち、

それは先生方や

保護者の方にも喜ばれた。

 

また、組織内研修でも、

発達障がいを持ってらしたり、

自覚はされてないけど傾向がありそうな方に対して、

どう指示を出したらいいかわかったと、

感謝いただいくこともある。

 

その中には、

私自身も入っている。

私は不注意の傾向が多分にある。

夫に

「出張の予定はなるべく早く教えて」

と言われるより、

「金曜日に翌週の計画を立てるから、

 前の週の木曜までに予定を教えて欲しい。

 そうしないと

 あなたが出張があって帰りが遅くなったと

 しても、

 夕方のカルクラの散歩、僕はやれないよ」

と言われた方が、

ピンときて行動につながる。

 

 

 

 

スクールカウンセラーとして活動する中で、

発達障がいを診断する時によく使われる心理検査

(5歳〜16歳WISC-検。隠矯弌腺牽矯个WAIS-)

の結果から

どういう支援方法があるか考えることは必要だ。

 

その検査には

言語理解 

知覚推理(知覚統合) 

ワーキングメモリー(作動記憶)

処理速度

を計測するための幾つかの検査があり、

その結果の数値やバランスから、

その方の傾向、

 

たとえば

 

「聴覚からの情報で行動に移すより

 視覚からの情報の方が行動しやすい」や、

 

「聴覚からの情報を記憶する時間が短い」や、

 

「文脈を読むことは苦手で

 言葉を、その言葉通りに受け止めやすい」や、

 

「一度決めたこと(決まっていること)が

 変更した時にその対応が難しい」や、

 

「自分の感情をつかむことも、

 表情や出来事から相手の感情を

 つかむことも難しい」、

 

なんてことがわかる。

 

となると、

曖昧語は使わず、できるだけ具体的にとか、

メモにして指示を渡そうとか、

依頼ごとは一回に一つとか、

感情を言葉にして伝えようとか、

そういう対応方法を考えることができる。

 

 

で、

これらの対応方法は、

ほぼほぼ

アサーティブな方法であるとも言えるんだ。

 

 

 

アサーティブは、

私の活動している

小学校・中学校・高校でも有効なことがある。

そして年に1〜2回授業に行く大学でも

学んでくれている。

 

組織内の研修でも、

企業、病院、行政、学校、福祉施設などに伺うし、

労働組合でも取り上げてくれている。

生涯学習センターなどの主催の講座では、

子育て中の方や、高齢者の方にも伝えている。

 

 

つまり、
アサーティブのスキルは
一般的に伝わりやすいという方法であるが、
発達のアンバランスがある方々にも
伝わりやすい、

ユニバーサルな道具なんだと思う。

 

そして、

伝わりやすくなると、

人間関係上のストレスは

ちょっとだけ減ると思う。

 

 

人と人の間の違い、

立場の違い、

役割の違い、

性の違い、性的志向の違い、

働き方の違い、

仕事への考え方の違い、

家族観の違い、

得意や苦手の違い、

笑いどころの違い、

病気のあるなし、

パートナーや子どものあるなし、

障がいのあるなし、

などなど

いろいろな違いがある。

でも違いがあったとしても、

理解するために、

わかりあうために、

仕事を円滑に進めるために、

どう努力したらいいか、

その方向性がわかっていることは、

すごく安心することだと思う。

 

 

 

昨日、静岡市で

「発達障害を持つ人とともに暮らす、
ともに働くコミュニケーション」
というタイトルで講座が開催された。

講師は

静岡で共にアサーティブを学び合い、

伝える活動をしている

NPO法人アサーティブジャパン認定講師の

名古澄代。

自身の体験を交えながら

わかりやすく教えてくれた。

(*次回は大阪。関西方面の方、ご期待ください)

 

 

 

アサーティブは魔法の杖でも、

もちろん万能の道具でもない。

でも、

知らないで生活していくのは

もったいなあと思う。

 

 

この秋冬、

多くの方が参加してくれるといいな。

 

 

*このウェブサイトは、
NPO法人アサーティブジャ パン認定講師である谷澤久美子が個人で開いているホームページです。このウェブサイトに関する全ての責任は谷澤久美子にあります。NPO法人アサーティブジャパンが運営・管理しているウェブサイトではありませんので 予めご了承ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | - |

「(言えるけど、あえて)言わない」

【2018.08.27 Monday 08:31

なんとちょうどいいタイミング!

本日のアサーティブジャパンのツイートは

 

「言えないから言わない」のと

「言うことはできるし言い方もわかっているけど、

 あえて言わない」のでは大きな違いがあります。

前者を続けていると自己信頼感が減っていくので要注意。

伝え方の方法だけでも知っておくことは、

自己信頼感のアップにつながります。 #アサーティブ

 

アサーティブジャパンのアカウントをフォローすると、

毎日、

「えっ?なんで今の私の状況知ってるの?」

と思うような、

ぐっとくるツイートが

毎日流れてきます。ぜひフォローを!

 

 

さて、なぜ今日のツイートが

タイミングいいのかというと・・・

 

先週末、

東京、大阪、静岡で

アサーティブトレーニング基礎編が開催され、

多くの方が

自他尊重のコミュニケーションへの

スタートを切ってくださった訳ですが、

このツイートは

「伝え方の方法」を知った方々へのエール・・・

とも言えると思ったからです。

 

 

トレーニングを受けたとしても、

いきなりすべてを

思うように伝えられるようになる訳ではないですよね。

 (料理だって、ピアノだって、英会話だって、

  そうですよね!)

 

これからも、

オロロの方法を使うことがあるかもしれません。

そんな時、

「言えなかった」と自分を責めて

落ち込むのではなく、

「言えるけど、あえて言わなかった」と

意識していただけたらいいなと思います。

 

 

同時に

「どっかん」や「ネッチー」の方法を

使った時も、

「またやっちゃった・・・」

と一瞬の反省の後は、

自分を責めすぎるより、

「あの時の自分はどっかん(ネッチー)だった。

 次のチャンスにはどう伝えるか、

 スキルを使って脳内練習してみよう!」

くらいに考えてくれるといいと思うんです。

 

 

今後、

もし寝る前に、

あちゃー、おろろだったな、

どっかんしてしまった、

ネッチー使ったし・・・

と思ったとしたら、

それだけで、

大きな一歩。

コミュニケーションに

自覚的になってる証拠ですよね。

 

 

少しずつ少しずつ、

 

休み休み、

 

ゆっくりゆっくり、

 

進んでいってくれると、

いいなあ。

 

 

 

さて、

静岡に参加くださった方の中で

感想のオープンに了解いただけたものを紹介します。

 

・ロールプレイを通して感じたことですが、

 思いは言葉にして伝えてみることが

 大切だと感じました。

 そして自分に誠実であることができていなかったので、

 まずは自分の気持ちに素直に向き合っていくとことから

 始めようと思いました。

   課題は自己信頼。アサーティブを実践していくことで

 できていくのか、理解を深めたいです。

 講師の方々が細かく丁寧に一人一人に向き合って

 くださり、ありがたかったです。 be-chan

 

・ロールプレイで本心を伝えることができたことが

 心に残っています。

 講師の方々にアドバイスをいただいて、

 改めて自分を見つめ、どう生活していったらいいか

 発見することができました。

 人数も話しやすい雰囲気でちょうどよく

 2日間、気持ちよく講座を受けることができました。

 これまで子どもたちのために「アサーティブ」は

 必要だと思ってきましたが、自分のために必要だと

 気づかされました。 I

 

・ロールプレイで改善点がわかった上で繰り返し

 練習できたので、自分のクセがわかってよかった。

 アサーティブの権利で「アサーティブに伝える

 ことを選ばなくてもよい」とあり、

 言わない選択も間違いではないと

 言ってもらえたことで楽になれた。   N

 

・今まで断れなかったことが、

 みんなのアドバイスのおかげで、

 言葉を見つけることができた。

 また依頼する時も、何が要求なのか、

 明確にすることができた。

 4つの柱をどう意識してコミュニケーションするか、

 これからの課題。

 細やかなアドバイスがいただけて、とても嬉しかった。

 主催者の最初の言葉「ぜいたくな講座」の

 意味がよくわかりました。   ちーさん

 

・心に残っていることは

 「残念」「困っている」を伝えてよいということ。

 研修で学んだことを身につけられるように

 チャレンジとフィードバックを続けていきます。

                よね

 

・他の参加者の方といろいろなお話ができて

 よかった。

 立場や年齢の違う人の気持ちを聞けたことは、

 今後の自分の仕事の中で生かせると思いました。

 相手の立場に立って物事を考えるための材料を

 増やすことができました。

 今後も勉強を続けていきたいです。

                きーちゃん

 

 

ご参加ありがとうございました。

昨日のスタッフ全員、

みなさまのチャレンジを

応援してます。

また応用編で会いましょうね。

 

 

 

 

次回のアサーティブトレーニング基礎編in静岡は

 12月22日・23日です。

お申し込みお待ちしています。

 

 

 

 

 

 

「会議中 言えばいいのに 飲んで言う」

(8月23日の毎日新聞「中畑流万能川柳」より)

あ〜そういうことあるよねえ。

 

おもちゃが欲しいと言えず、

助けを求めるクラ。

犬は、言えないもんねえ。

 

 

*このウェブサイトは、
NPO法人アサーティブジャパン認定講師である谷澤久美子が個人で開いているブログです。このウェブサイトに関する全ての責任は谷澤久美子にあります。NPO法人アサーティブジャパンが運営・管理しているウェブサイトではありませんので 予めご了承ください。

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | - |

できるとこだけ更新。

【2018.07.09 Monday 09:16

コミュニケーションは

練習すればするほど、上手になる。

しかも、自分を

全とっかえするんじゃなくって、

自分に変えられることを、

少しずつ更新していけばいい。

 

安心して練習できる

アサーティブカフェを

7月7日に、開催した。

 

前半は、

「相手の考えを感情を尊重すること」

について考えあった。

 

 

どんなに自己表現の技術を磨いて、

自分の言いたいことを

的確にまとめられるように

なったとしても、

その話を、

相手が

「自分には今、必要ない」

と判断すれば、

残念だけど届かない。

 

何をその方に伝えるか?

なぜ今伝えるか?

その必要性を理解してもらうためにも、

相手の現状を、

知ろうと努力したいものだ。

 

アサーティブとは

自分も相手も尊重する

コミュニケーション。

 

その中の

「相手を尊重する」とは

相手にも、考えや感情や事情がある、

そのことを聴くこと。

 

 

 

後半は、

それぞれ自分自身の課題に、

自分の選択した方法で取り組んだ。

 

 

スタッフ含め15名で

わいのわいのと、学び合い。

 

 

 

オープンOKの方の感想を紹介⬇

 

・ロールプレイがありがたかったです。

 事実の洗い出しはできていましたが、

 (我が子のできていないことの報告

  をもらうこと)

 私はどうしたいのか、

 最初は(自分に)向き合えていませんでした。

 ロールプレイの中で、

 「私はもう報告は必要ない。触れてほしくない。

 言われると、悲しいし辛いんだ」

 と向き合うことができました。

 さらに、相手に対しても

 「見守ってくれてありがとう」

 「気になって言ってくれていると思うけど」

 などという、相手のバックグラウンドに

 思いをはせる言葉も考えられました。

 伝えてみたいです。 (N)

 

・相手を責める言い方をすると、

 相手は黙るか反撃したくなる。

 先日あったことですが、ある方に、

 私は(表面的には)事実を述べ

 要求を冷静に伝えたつもりでしたが、

 心の中では責める気持ちでいっぱいでした。

 相手は「ごめんね」と言って、

 その話は終わりました。

 その2時間後、

 「でも今日は忙しかったんだ」と

 相手は自分の側の事情を

 言い始めたのです。

 相手にも、考えも感情も事情もある。

 そのことを意識して、

 実践していこうと思いました。

      (のこ)

 

・言わないでおこうと、

 自分で選択したことでも、

 (自分にとってイタい批判は)

 やっぱり引きずる。

 (応用でやった批判の対処法を)

 やってみます。

 また、(「火事」」になってしまう前に)

 「ボヤ」で止めておくことも大切だけど、

 消し方を変えてみようかと。

 消しつつも、(相手の)良いことは

 しっかりほめようと思います。

     (I)

 

・4つの柱をほとんど忘れてましたが、

 ロールプレイを通じて、

 ほんの少し思い出した。

 感覚はあるものの、

 身についてはいないようです。

 仕事上は、自分がやったことの、

 指摘・批判される場面への対応が

 難しいので、いずれ応用編を

 受けてみたいと思います。

 指摘であっても、一旦受け止める

 ことの大切さを知る機会になりました。

      (T)

 

・今日は(小グループで)

 タイプ(といっていいかどうかわかりませんが)

 の違う3人で、「なるほど〜」と思うことが

 多かったです。

 言えちゃう人には言えちゃうからこその

 悩みがあるんだなあと思い、

 考えるきっかけになりました。

 私から見ると「言えちゃう人」と思う人も、

 なんでも言ってるわけではなく、

 「言えないそのひとこと」で悩んでいる

 と思ったら、

 本当に決めつけられることなんて、

 ほとんどないんだなって思いました。

 人は知らず知らずのうちに、

 自分に寄せて考えるし、

 それが普通とか思い込まないように

 気をつけたいです。

 自分には普通だけど、相手にも普通がある。

 ひとつとは限らないですね。(ココロ)

 

・相手に思いもよらないようなことを

 言われたり、ひどいことをされた時の

 反応が勉強になりました。

 相手にどうせわかってもらえないと考えて

 接するのは「対等」ではないと、

 復習することができました。

 学んだことを何度も訓練することで

 自分の身についていくのですね。

 相手の立場を理解する心の余裕が

 持てるようになりたいです。

      (M)

 

・バイト先の店長との関係が良くないと

 感じている。

 とりあえずラインのやり方について

 店長に率直にきいてみようと思う。

 今まで店長の言葉にショックを受けても、

 固まっていた自分に気づいた。

 過去のことはどうにもならないが、

 これからは反応をし、率直に

 「どこが悪かったですか?」と

 きいてみようと思う。(きんぎょ)

 

 

次回のアサーティブカフェin静岡は、

10月6日(土)。

アサーティブジャパンの主催となります。

もちろん私もスタッフとして参加。

 

 

これまでアサーティブを学んだみなさま。

ぜひ、アサーティブカフェに、どうぞ!

 

 

 

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | - |

深読み問題

【2018.06.19 Tuesday 13:20

相手の言葉や態度の奥を考えすぎちゃて、

申し訳なくなったり、

責められている気になったり、

傷ついたりすることはありませんか?

 

たとえば・・・

近くに座っている先輩が

帰り支度しながら

「あ〜あ、今日も疲れた〜」

と首を回したら、

(えっ?私がいつまでも

 戦力にならないから

 そのこと怒っているのかな・・・)

と気にしてしまったり、

 

子どもの学校の担任の先生からの電話で

「最近、お子さんが落ち着かない様子で、

 いろいろ忘れ物も多いのですが」

なんて指摘をされると、

(私の子育てが悪いってこと?)

と憤慨してしまったり、

 

同期がみんなの前で褒められた時は、

自分にハッパかけられてるのかな、

 

一つのミスを指摘されただけなのに、

私は必要のない人間なんだ。

 

・・・みたいな。

 

そういう、

言ってみれば

必要以上の深読みは

どこから来るのでしょう?

 

 

 

私の実体験をもとに考えてみると、

主な背景は

自分のコミュニケーションのくせ

あるのではないかと思うわけです。

 

どんなくせかというと、

率直に言わずに、

言葉にたっぷり意味を含ませて、

相手に、

言外のこちらの思いを思いやり、

ちゃんと汲み取って欲しいという方法

を使うくせ。

 

例えば、かつて私は、

犬の朝の散歩を夫に変わって欲しい時に、

「あ〜あ、明日の出張は朝早いんだよね」

と言ったりしてました。

それで、夫から

「じゃ、散歩、変わるよ」

と忖度して欲しかったのです。

 

そういうくせを使っていると、

自分がそうやっているから、

相手も当然そうだろうと

思ってしまう・・・・

相手も、

言いたいことを含んで発してるに違いない。

そこから汲み取ってこそ一人前!的な。

 

 

このコミュニケーションの方法は、

実は結構、いろんな影響があって、

これやっていると、

案外、いろんなことを他者の責任に

できちゃうんです。

 

自分は言葉に気をつけて、

目一杯な意図を含ませて発したのに、

それに応えてもらえなかったら、

それに気づけなかった相手が悪いと

考えられることができます。

何しろ、自分は、

相手の言葉の意図を探って、

それこそ、

あ〜でもないこーでもないと

葛藤しているわけだから、

相手にもそれを求める訳ですな。

(かつて、私は、これ多いに

 やってました。

 これだけいろいろヒント出して

 あげてるのに、

 なぜ気がつかないのかな。

 気づけよ!みたいな)

 

 

また、

はっきり自分の意見を言わないので、

断られたり、それは違うといわれる心配も

ない。

 

「ランチどうする?」と聞かれた時、

「なんでもいいよ。

 うちは昨日は麺類だったけどね」

くらいちょろっと出しておいて、

それでも

「そうかあ、冷やし中華食べたいけど、

 いい?」

なんて聞かれた時には、

「麺類以外にしよう」とは言ってなかったので、

意見が違ったわけじゃないと考えられる。

 

 

どちらにしても、

自分で責任を負わないコミュニケーションの影響は、

思わぬところに出てきました。

自分に自信が持てない

というところにです。

 

 

必要以上の深読み、

恐るべし。

 

 

じゃ、

深読みしなくなるには、

どうしたらいいのでしょう?

 

私は、まずは自分のコミュニケーションを

シンプルにすること!だと思います。

 

 

自分が、

「明日の朝の犬の散歩を変わってほしい」

「今日は麺類じゃないやつ行きたいんだけど、

 どう?」

と心の中にある思いを

シンプルな言葉にして伝えること。

 

自分の伝えたいことを、

シンプルに伝えられるようになればなるほど、

相手の言葉をシンプルに受け取るようになります。

 

人間関係の基礎は、

自分との関係。

 

自分の言いたいことを

複雑な手法で届ければ、

その矢印は相手にも向く。

相手にも複雑な対応になるだけなのです。

 

 

 

深読み問題に効く、

シンプルな自己表現の方法、

私はアサーティブをお勧めします。

 

 

アサーティブを知っていただくための、

あるいは深めるための

講座のお知らせをご確認ください。

 

夏からの予定をお知らせします。

 

<7月>

*アサーティブ・カフェ

 アサーティブトレーニング基礎編を

 終了された方が参加できる、練習の場。

 今回はアサーティブな視点で「聴く」こと

 にもチャレンジします。

・7月7日(土)13:30〜16:30

   (終了後、懇親会あり)

・静岡県教育会館

・3000円

・講師:谷澤久美子

 

*アサーティブ紹介講座

 2時間で学べるアサーティブのコツ。

 浜松で開催します。

・7月28日(土)13:00〜15:00

・アクトシティ研修交流センター402

・1000円

・講師:田中雅子(静岡市 アサーティブジャパン認定講師・

         社会保険労務士事務所勤務・産業カウンセラー)
    望月良則(伊豆の国市 アサーティブジャパン会員トレーナー・

         会社員)

 

<8月>

*アサーティブトレーニング基礎編

 本格的にアサーティブをスタートしたい方に。

 自分の伝えたいことをシンプルに言葉にするための

 考え方とスキルを身につけていただけます。

・8月25日(土)9時半〜16時半
   26日(日)9時半〜16時半
・ 静岡県教育会館 
・21800円(テキスト代込み)
 *なお、リピーターの方は10900円で受講いただけます。
 テキストはご持参ください。
 *紹介講座に参加された方は20800円で受講いただけます。
・ 講師:アサーティブジャパン認定講師

 

 

この後も、

10月6日(土)には、

アサーティブジャパン主催のテーマ別講座や

アサーティブカフェの開催など、

みなさまのコミュニケーション改善に

お役に立てる講座を次々と開催する予定です。

 

 

 

深読みを、

今日からやめよう、

そのまま受け取ろう・・・

と決心しても、

なかなかうまくいかないもの。

 

自分のコミュニケーションの方法を振り返り、

工夫してみることから、

はじめてみませんか!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | - |

できるだけ具体的に!

【2018.03.30 Friday 11:10

昨日のカルクラとの散歩の途中、

公園に

小5〜6?くらいの男の子と

3〜4歳?の男の子の

兄弟がいた。

このお兄ちゃんの弟への

アドバイスが、

とっても上手で、

私は思わず聞き耳を立てた。

 

まず彼は

「お母さんに何かを謝った方がいい」

ってことを、

切々と述べていて、

弟が「いや」というと、

「いやなんだ。じゃ、今日はしょうがないよ」

と共感的に受け止めていた。

 

そのあと、

「お母さんへはしなくてもいいけど、

 普通、自分より(年が)大きい人に

 謝る時には、

 こうするんだよ」

と頭を下げる動作をして見せていた。

 

次に、

二人はブランコのあたりに走って行った。

そして兄は弟の背を押してあげていたんだけど、

そのうち弟が

「自分でこぐ」

と言い出した。

兄はブランコを止め、

「いいよ、こいでごらん」

という。

そして

「ひざ曲げて、伸ばして、曲げて、伸ばして」

と声をかけてあげていたのだ。

 

「ちゃんとこぎな」

「しっかりゆらしてごらん」

でもなく、

めちゃ具体的な、指示。

弟は自分でこぐことができて満足そう。

 

そのうち、自分たちの自転車の方に行った。

「にいにみたいに早く走りたい」

という弟に、

「そうだよね。

 これは体の大きさの違いが

 関係あるんだよ。

 だから、ご飯をいっぱい食べよう」

とアドバイスしてた。

 

私は思わず駆け寄って

「お兄ちゃん、

 アドバイスが上手だねえ!」

と声かけてしまった。

 

彼はテレてた。

 

この二人のこと、

私はず〜っと見ていたかった。

 

 

彼のように、

もともと

アサーティブな振る舞いができる人もいるし、

私のように、

訓練に訓練を重ねて、

ちょっとずつアサーティブを習得していく者もいる。

 

そういうちょっとずつ、

休み休み、

ただし、

継続してアサーティブに取り組む方のために、

今年度もアサーティブカフェを

静岡では4回開催した。

 

アサーティブカフェとは

アサーティブについて語ったり

練習したりする会。

 

3月10日に開催した会に

参加くださった方のフィードバックシートより、

シェアすることにOKくださったものを紹介してみる。

 

 

・今日は特に(トライしたい)課題もなく参加しました。

 ここのところ感情が不安定でした。

 (学校の教師をしていますが、子どもたちの)卒業に

 対して私がどのように感じているか率直に伝えようと

 カフェを通して確認しました。

 修学旅行、体育祭、合唱祭、受験と色々あった

 この一年。(私自身)体調があまり良くなく、

 波風立てないで、穏便に過ごそうと思ってたけれど、

 それどころではなく、心ゆさぶられることが多かったです。

 それは、心が繋がっているからこそのことだと、

 率直に伝えようと思いました。

 そしてもし呼名の時に私が泣いてしまったとしても、

 大きな声で返事して欲しいと伝えようと思います。

                  (めい)

 

・今回は、半年ぶりのカフェ参加ということで、

 思い出すことで精一杯かと思いましたが、
 皆さんの前でデモもやらせていただき、

 あっという間の3時間でした。
 今回も、職場をテーマにした内容の

 ロールプレイをやりました。
 自分では、伝えたいことの的を絞っているつもりでも、

 実際やってみてフィードバックをしてもらうと、
 最も自分が伝えたいことが分かりにくい

 という改善点をいただきました。
 その後グループで意見を出し合い、

 とてもクリアに伝えたいことがまとまりました。

 フィードバックをしてもらう時、

 特に改善点を言ってもらう時は、

 何だかドキドキしますが、

 改善した方が良い表現や

 ボディランゲージを指摘してもらうことで

 気付かせてもらえることが大事だということを、

 改めて感じました。
 当日は気付きませんでしたが、

 今日になって、3回目のロールプレイをしたあたりから、

 ボディランゲージを意識出来るようになったのは

 事実、感情、要求を簡潔にまとめられるように

 なったからだと思います。

 「相手に伝えよう。自分の一言で、

 職場環境が良くなればいな。

 私はこんなに真剣なんだ」

 という想いが前に出てきて、

 表情がそれに伴ったのかなと思いました。
 また「相手への配慮」の言葉があることによって、

 今後もよい関係が続くだろうし、

 相手が気持ちよく話を聞いてくれると再認識し、

 外ではだいぶ出来るようになってきたので、

 難しいしちょっと照れ臭いけど、

 家族内でもそんな言葉が

 交わせるようになるといいなと思いました。
 毎回毎回新たな課題が出てきますが、

 継続することによって、

 思い出す時間が早くなったり、

 言葉が以前よりスムーズに出てきたり、

 ほんの少しずつかもしれないけど、

 身についてきてるなと感じます。
 笑ったり、泣いたり、悩んだり…

 そんな安心な場所を作っていただき、

 感謝しています。(M)

 

・自分が気がついてなかった「自己責任」に

 気づかさてよかった。自分が傷ついたやり方で、

 相手を傷つけていたと思う。そのことは

 率直に謝り相手との良い関係を築いていきたい。

 (気付けなかったのは)相手への漠然とした

 怒りを持っていたからだと思う。事実・感情・

 要求で課題を整理することで見えてきたと思う。

             (K)

 

・今回は私にしては珍しく、

 家族以外とのやり取りを

 ロールプレイの事例に選ぶことになりました。
  ひと通りやってみて、

 よかった点や改善点など指摘してもらい、

 もう一度トライ。

 「うん、必要なこと言えたかな」

 …なんともスッキリしない。
  同じグループの方に質問してもらいながら

 もう一度整理。
 「そもそもそれをしようと思ったのはなぜ?」
  という仲間からの問いかけが、

 なんだかゴチャゴチャしてた頭の中を

 少し整理してくれました。

 そうして本当に自分が思っていることを

 きちんと反映させながら伝えてみると

 自分でもだいぶ納得できる形になりました。
  「こんなことを言ったらどう思われるかなぁ」

 という不安は、

 言えない人あるあるだと思うのですが、

 それごと言ってしまった時のほうが

 的をしぼれた発言になったと思います。
 これで言えそう、少し自信もつきました。
 でも、そんなに簡単には終わりません。

 あんなに「よし!」と思って帰ってきたのに、

 帰宅後お風呂に入っていると

 途端に不安がぶり返して

 「やっぱりやめようかな」「少し言うの待とうかな…」

 という考えが浮かびました。
 待つことや見送ることは

 決して悪いことではないと思っています。
 ただ

 「あー、私、途端に自信なくなって不安になってるな」

 と自分の感情を確かめてみると

 「言えないかも…」ということに

 追いつめれる感じはだいぶ減ります。

 「不安のもとはこれだから」と分かっていることが

 いいのかもしれません。
  ロールプレイと同じ方法で

 この問題を解決することになるかは

 わかりませんが、

 この件についてお相手と話す時、

 伝えたい(伝えるべき)内容については

 自分の中でまとめることができたので、

 前よりこちらの主張を

 わかりやすく伝えられるかなって思います。

            (C)

 

 

みなさん、伝えたいことの整理に

本当に慣れてきてくださっている。

 

自分がしてほしいことが明確になっていないで、

相手に変化を要求するのは

無理があるってものだ。

 

要求、指示、依頼、アドバイスの明確化、

これは練習すればするほど、

上手になるなあ。

 

 

 

次回のアサーティブカフェは、

7月7日。

喋ったり、練習したり、励ましあったり!

でいきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | - |


谷澤 久美子
counselor