アサーティブトレーニング | 今のところではありますが…
「人それぞれ。以上!」にしない時も作る。

【2017.10.14 Saturday 16:20

学校保健委員会で中学生に

アサーティブを紹介した。

 

3年の男子が拙い文字で書いてくれた感想

「自分はいつも友達に好かれたいから

 人それぞれ、

 その人にあったような感じでいたけど

 それでは相手には自分のことを何も

 知ってもらえないので、

 自分を相手にわかってもらうためにも

 しっかりと『自分』を出さないと

 と思いました」

というようなものがあった。

 

ある3年女子は

「自分は自分のことを攻撃的なパターンだと

 思ってたけど、仲の良い友達からは

 受身的なパターンだと言われて、

 驚きました。

 他人から見た私と、

 私から見た私はやっぱり見方が

 違ってるのだと思い、

 興味深かったです」

とあるが、

学校保健員会の後で、内容のことで

友達と話し合ったってことだ。

ありがたくって、そして、

大切なことに気がついたんだなあと思う。

 

 

 

小学校とか中学校で

コミュニケーションの授業をする時に、

頭に置いておくエピソードがある。

「7つの習慣」のコヴィー博士の

電車の中での有名な話だ。

 

静かな電車の中に

父親と子ども3人が入ってくる。

子ども二人はハイテンションで騒いでいるが、

父親はちっとも注意をしないで目を閉じている。

電車の中の人々は、だんだんイライラして、

いやな雰囲気になってくる。

それでも、周囲に迷惑をかけている子どもを

叱ろうとしない父親。

乗客の一人(コヴィー博士)が父親に

「お子さんが迷惑をかけていますよ。

 なんとかなりませんか?」

と声をかけると、

その父親は目を開け、

初めて子供たちや周囲の乗客の様子に気がついたようで、

「 本当ですね。 大人しくさせないと、、、 

 実は、たった今、病院から出てきたところなんです。

 少し前に妻が、あの子たちの母親が

 亡くなったものですから・・・・。

 いったいどうすればよいのか。

 あの子たちも、ひどく混乱して取り乱しているようで、、、」

その瞬間に、

それまでの電車内の険悪な雰囲気は消え、

電車内の人々は親子をいたわりの眼差しで

見守り始めた。

 

・・・というエピソード。

 

こういう状況の時に、

イライラする自分を落ち着けるために、

「自分自身の思考や感情などの反応を確かめ、

 自分自身の理解に役立てる機会にしよう」と

考えるのも一つ。

 

また、

「『公共の場で子どもが迷惑行為を

 していても注意しなくてもいい』

 という考えの人もいる。

 『考えは人それぞれだ。以上』

 と折り合いをつける」のも一つだ。

 

また、

人は誰でも最善を尽くして生きている。

 それでも、理解不能なことをする人が

 いるとしたら、

 この方がそういう行動をとるには、

 絶対に背景があるはずだと考えてみる。

ってのも、一つの考え方だ。

 

上記3つの考えは、

自分の中で収める方法。

 

 

コヴィー博士の場合は、

思い切って声をかけたその一言で、

親子の状況を理解でき、

周囲の方々のその後の時間をより良く変えた。

 

疑問に思ったことを率直に口に出したり、

ちょっとのズレを話し合うことで、

周囲への影響までは、常にはなくても、

少なくとも、

自分と相手との間の関係は変える。

 

もちろん、勇気だした一言が、

いつも良い結果を招くわけではないけど、

バッターボックスに立たないと、

アウトはないけど、ホームランも打てない。

 

 

そんなことを頭において、

授業の前に

「コミュニケーションの力」も

時々使ってもいいんだよ・・・

ってことを認識しとく。

 

 

 

子ども達への話のなかで、

 

「得意、苦手のちがい、
 性、血液型、星座のちがい、
 環境のちがい
 意見、考え方のちがい、
 趣味のちがい、

 いいと思うもの、
 感動するところ、
 笑いのツボなどのちがい・・・

 

 人と人、ちがいはある。

 でもちがいは単なるちがいで、

 間違いじゃない」

 

という部分に引っかかってくれた子もいる。

 

ちがいについて話し合えると、

面白いことも起こるよって伝えられたら本望だ。

 

 

以前小学校での授業では

世界地図を使ってみた。

 

私「みんな、日本ってどこにある?」

子「真ん中」

私「私がアメリカ人だとしたら、

  えええっ違うよって言うよ」

 

私「で、

  誰も質問してくれなかったら、

  チャンチャン、終了。

  なんか、一声くれたら広がるんだけど、どう?」

子「なんで?」

私「訊いてくれて、ありがと。

 これがアメリカの世界地図だから」

私「日本がどこにあるか、わかる人?」

子・・・出てきて探す。

 

 

 

 

大人も同じだ。

仕事のケースで考えてみる。

 

 

この書類の締め切りは3日後。

でも心配で後輩に

「あの書類、どう?」と質問すると、

「まだ見てません」と。

正直、唖然。

自分は依頼された仕事は、

一応すぐに目を通し、

早めに疑問は解決して進めてきた。

そうやって仕事はするものだと教えられてきた。

心の中で、

(締め切り日になって

 わかんないとこでてきても、

 教えてあげられないかもしれないからね。

 もう、いっつも間際に

 あたふたするんだから!!!)

と思いながらも、

「ま、人ぞれぞれ、考え方、方法違うし」。

 

そこで収めちゃうのもいいけど、

「あっそうなんだ。

 今日なら、質問に答えられる時間があるから

 聞いてみたんだけどね。

 明日だと、ゆっくり教えてあげられないから、

 できたら、今日一度目を通してほしいんだ。

 どう?」

なんて、話せると、

もしかしたら、

「違う仕事の締め切りが今日で、

 優先順位を決めて、やっている・・」

などという状況が聞ける可能性がある。

 

そのことが、

「締め切りギリギリで、

 こちらの都合も考えないで

 質問してくる子」

と、

「自分のやり方を押し付ける先輩」

という関係を変えていくかもしれない。

 

それって、

ちょっといい感じのことじゃないだろうか?

 

 

「人それぞれ、

 考えや方法が違う。以上!」の時があってもいい。

でも、分かりあおうとする努力をしてみるものいい。

自分の考えを深め、

もしかしたら誤りを正すことができるかも。

そして、相手との関係を変え、

周りに良い影響を与える可能性もある。

 

 

10月11月は

大人対象の研修が多い時だ。

考えで収める方法もいいし、

コミュニケーションの力を使ってみるのもいい。

コミュニケーションの力を使ってみたい時に、

使えるようにしておくために、

役に立つプログラムを提供するのだ!

 

 

 

・・・・・・・・・・・

 

さて、11月11日には、

「アサーティブカフェ」を開催します。

 

いつでも使えるように、

せっかく手にしたアサーティブという道具を

一緒に磨いていきましょう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
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ズレを想定内にする。

【2017.09.19 Tuesday 00:26

アサーティブ・カフェに

参加してくださった方から届いたメール、

第2弾。(シェア、OKいただいてます)

 

・・・・・・・・・・・・・・・

前回のカフェから今回までの間、

職場環境の悪さに苛立つことが多く、

パート勤務だから何でも上司の言うことを

聞かなければならないのかとか、

ひと回り以上年下の派遣さんに

要望を伝えることも出来ないのかとか、

落ち込んだ時もありました。

 

しかし以下のようなこともありました。

 

ある時、

課長から個室に呼び出され、

「部長に意見するなんて、生意気だ」

と批判を受けました。

アサーティブと出会う前だったら、

(部長から呼び止められ、立ち話をしただけなのに)

批判されたことをそのまま受け入れてしまい、

もしかすると

それが理由で退職していたかも・・・と思います。

しかし今回、

「意見したわけではなく、普通の会話の中で出たお話です」

と言えました。

また、「パートのくせに生意気だ」という課長の言葉は、

(心の中にまでは)受け入れずにいることができました。

悔しかったし、ぜーんぶ否定したかったけど、

また課長がどう受け取ったかは分からないけど、

相談はまず課長にするべきなのは、認識している。

 意見したつもりはなかったけど、

 話した内容や発言の仕方が悪かったかもしれない。」

ということは、伝えることが出来ました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

この方のメールを読みながら、

コミュニケーションが上手になるということは、

コミュニケーション上のズレを少なくする

ということでもあるけれど、

それ以上に、

コミュニケーション上のズレがあった時に、

「修復できる」ということだ・・・

というような内容が書かれた

「大人のための国語ゼミ」(野矢茂樹著)の中の

問題文を思い出す。

 

 

この方の、この事例の始まりは、

部長から気軽に声をかけられて、

立ち話で話したってことだったと思う。

最近の仕事の様子を尋ねられたから、

何の気無しに話すなんてことは、

「あるある」だと思う。

 

それが「課長からの批判」

という形で返ってきたわけだ。

きっとびっくりしたと思う。

それでも、冷静に

認識のズレを修正することができた。

 

その素晴らしさの要素は、

まず、

課長のレッテル貼り「パートのくせに生意気」

という言葉には、怒りを感じながらも

巻き込まれなかったことだ。

さらに、

事実「話した内容や発言の仕方」については

認め、謝罪をしていること。

 

ちなみにこの方が使った「批判への対処法」は、

アサーティブトレーニング応用編で、

批判の言葉を受けたその場での最小限の対処法を、

ステップアップ講座では、

一歩踏み込んで、

問題解決まで持っていくための方法を学んでいただく。

 

私はこの方の、

これまでの練習と実践の歴史を思って、

メールを読みながら、感動でいっぱいだった。

 

 

 

さて、日常の中にズレはある。

うまく伝わらないことって、ある。

 

この方と課長の認識のズレは、

「単なる立ち話」

「課長を超えて部長に意見した」

というところにあった。

 

ズレはいろいろなところで起こる。

 

言葉でいえば、

「早めに仕上げて」などという曖昧な言葉を巡って、

言った方と言われた方の受け止めのズレが

あるかもしれない。

 

あるいは、動作や表情、声のトーンなどでもありそうだ。

指示した方は疲れのピークだったがための沈んだ口調を、

受け取る方は「何か怒ってる?私、やらかしちゃった?」。

 

しんどそうに見えたから声をかけた

「休んでいいよ」というひと言、

「俺、必要じゃないの?」と受け取られる場合も

あるかも。

 

どちらも悪意がなくっても、

どちらも相手を思いやっていたとしても、

それでもすれ違う会話。

 

仕事上で大切な話であっても、

お互いの利害が一致していても、

細かなところにある違和感。

 

 

何しろ、

人は、一人ひとり、

それぞれのコミュニケーションの癖があり、

事実の捉え方にも傾向があり、

感情のわき方にも、

考え方にも、価値観にも

違いがある。

 

その上に

役割だったり、

課された責任だったり・・・

という違いもある。

 

 

それぞれ

背景のある違いを持った者どうしが

伝えあう時に、

ズレちゃうことはあるってことを、

折り込み済みにしといた方がいいかもなあ。

 

普通にあるのが「ズレ」だとしたら、

そのズレを最小限にとどめるための技術、

そして、

ズレちゃった時に修復する技術、

必要で大切なんだと思うなあ。

 

 

そんなことを、

カフェ参加者の実践から確認したのでした。

 

 

 

次回のアサーティブカフェは

11月11日(土)

基礎編終了された方、

ぜひ参加をご検討くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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チラチラ見える逞しさ。

【2017.09.17 Sunday 17:34

昨日は、今年度3回目の静岡でのアサーティブカフェ。

アサーティブを学んだ方々が、

日常でのアサーティブの実践を、

和気あいあいと話す時間。

成功の話も失敗の話もあるし、

これからの練習の場として

ロールプレイをする場合もある。

そして、

明日に向かって背中を押しあう、

そんな集まり。

 

 

 

今回は、訳あって我が家で開催。

(ということで、人数に限りがあり、

 申し込んでくださった数名の方に

 参加頂けませんでした。

 申し訳ありませんでした)

 

 

参加者のお一人が感想をメールしてくれた。

(シェアOKいただきました)

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

昨日はありがとうございます。
お疲れ様でした。
新しく参加された方も懇親会に参加してくれ、

なんだかうれしかったです。

さて、昨日ですが、

(アサーティブのことで)

忘れていること、

ごっちゃになっていること、

え?そーなんだということ、

いろいろありました。

例えば

要求は一回ひとつ、

〜です(マル)まで言いきるみたいなこと。

 (とはいえ事例によって、そうばっかりでは

  ないこと)


自分としては、

やはり同じところをグルグルしています。

(親族内の問題で、相手に対して)
『私そんなに悪いことしたのかな』

っていじけた気持ちにもなるし、

都合のいい時だけ頼ってずるい、

 悪いことはすべて私が決めたこと

 と結びつけている』

と腹立たしく思ったり。
そんな中、今できることは、

『ある程度自信をもって』

(勝負の)土俵をおりることかな

って思いました。

,匹Δ砲發覆蕕覆い海箸發△襦△斑里襦
逃げるように降りるんじゃない。
A蠎蠅了情によるものではあったとしても、

 相手のせいではない。
し覿匹里箸海蹇△修諒法を選らんだのは自分。
ナ針転換、仕切り直しも可。

また、自分の気持ちを知るのはもちろん、

相手の気持ちも想像することで

自分を落ち着かせる助けになること

教えていただきました。

どうにもならないことを抱えているからこそ、

理論的にも(知ったことを)やってみると

いいかもしれません。
おそらく私が何かをふっきることは

簡単にはできないと思います。
でも落ち込みすぎずにやっていける気はします。

昨日の帰り、アサーティブで出会い、

一緒に学ぶ仲間と話しながら

バスに乗りました。
『この先何かあっても、

 右往左往しながらでも

 乗り越えていけるっていう変な自信、

 あるよね』と話して別れました。


落ち込むし、

人のせいにもするし、

ネッチーもドッカンもやるけれど、

そこでは終わらないと思います。
そこが、出会った頃の自分達と

違うんだと思います。

 

みんなの中にチラチラ見える逞しさが

嬉しくなります。

私だって大丈夫って思える。

昨日もみんなに会えて本当によかったです。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

この方が

みんなの中に

「チラチラ見える逞しさ」を

見出してくれているように

私も昨日は、

参加者の方々の

力強さをまぶしく感じた。

 

私は、参加者がアサーティブに

出会ってくれた瞬間に立ち会ってる。

だから、

お一人お一人の人間関係上の変化や、

ご病気を克服されてきたことや、

家族の形が変わったことや、

もつれた問題をどうほぐしてきたかの歴史や、

とにかく様々な背景を知っている。

それらを経て今があって、

いろいろ解決してきても、

やっぱり日常にはいろいろあって、

一筋縄ではいかないことも

抱えている方もいる。

 

それでも、

問題とどう付き合っていこうか、

どう対応していこうか、

つまり

葛藤を引き受けて生きている。

 

そのことがまぶしくって、

この仲間の中にいる自分が

誇らしかった。

 

悩んだり、

困ったり、

立ち止まったりしてる姿も、

見事な

悩みっぷり、

困りっぷり、

立ち止まりっぷり

なんだと思った。

 

 

 

みんな、ステキだなあ。

いいなあ。

 

〜〜〜というように、

アサーティブは結局、

コミュニケーションのスキルなんだけど、

スキルにとどまらない。

人としての「あり方」みたいなものに

深く影響するんだと思う。

 

 

 

 

さて、

今回は我が家で開催したので、

トイレの中にあった、

義父の残していった勉強の跡を

みんなが見てくれた。

 

それについて、

先の方のメールに追伸が。

 

 

・・・・・・・・・

 

PS お父上の英字のメモ、

表紙とか付けたらステキかも。

すみません、

余計なお世話かもしれませんが…

それほどのインパクトがありました。

いつかお父上が

若者たちへ伝えたメッセージのようで。

 

・・・・・・・・・・・・・

 

本当にすごい、この毎日の勉強の跡。

細かい文字でぎっしりと書かれている。

そういう、コツコツ努力を重ねる人が

近くにいてくれたっていうのは、

私にとってめちゃアドバンテージだと思う。

人間ってそうなれるってこと、

知っちゃてることが、本当にありがたい。

 

9月20日は

義父の命日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | - |

熟考。

【2017.08.21 Monday 13:34

8月19日は

バイクの日で、

俳句の日で、

ソ連8月クーデターの日で、

私の誕生日だ。

57歳になった。

 


 

夏休みに行ったタイ展で

自分の生まれた曜日を調べることができた。

タイでは、

ほとんどの方が何曜日に生まれたか知っていて、

その曜日の守護仏にお参りするらしい。

私は金曜日生まれだった。

そして金曜の守護仏は

「どのように教えを広めるべきか熟考する仏陀」

だそうだ。

占い系にほぼ興味ない私だが、

これは嬉しかったなあ。

「広めることに長けている」ではなく、

「熟考する」ってところが、

めちゃ私らしいように思う。

 

私は

「広め方を熟考する」ことに

思う存分時間を費やせる時、

幸せを感じていると思う。

集中していると思う。

もちろん、

うまくいかないことも多いから

苦しむこともあるけど、

それも含めて大切な時間だ。

守護仏が守ってくれていたのかな?

 

 

今年のこの日は、

「アサーティブトレーニング基礎編」で

講師を務める1日で、

前日までの(私なりの)熟考を

形に表すことのできた

本当にいい誕生日になった。

 

 

 

基礎編は全部で12時間を要する。

今まで土日と連続2日で行ってきたが、

今回は静岡では初めて、

前半6時間と後半6時間の間

2週間の間隔をあけてみた。

 

前半分と後半分を合わせて

参加者の方の感想などを

掲載してみる。

  (公開OKの方のものです)

 

・心に残っていることは、

 ロールプレイの演習。

 辛かったことを話し受け止めて 

 もらえたことも嬉しかった。

 日頃、他者から「感情で話している」

 と言われ、気になっていたが、

 その意味が理解できたのは大きい。

 また仕事場での依頼事は、

 自分の感情で話すのではなく、

 組織として困っている事の

 事実を明確にする事で

 相手の理解が得られやすいと

 わかった。(N)

 

・自分の伝えたいことが

 言えるようになった。

 言葉に詰まったら

 そこで固まってしまう自分から

 少し抜けだせたような気がする。

 今の自分が「いい人でいたい」

 という殻に閉じこもっていたこと

 にも気がつけた。

 また断ることは、相手を傷つける

 と思ってしまっていたけれど、

 言わないことで迷惑をかけてる

 こともあると気がつけた。

      (ネコバス)

 

・ロールプレイを3回やるうちに、

 何を伝えたいか的が絞れてきて、

 それを伝えることが

 相手にも自分にも大切なことだと

 確信できたので、

 堂々ということができた。

       (きんぎょ)

 

・コミュニケーションパターンは、

 あの人は攻撃的だからとか、

 この人は受身的だからとか、

 決め付けてしまうのではなく、

 その時々によって、

 私も、他の人も使い分けている

 ことがよくわかった。

 だとしたら

 自分はアサーティブになれるよう

 心がけたいと思う。

 そして「自己主張」は、

 相手を大切にしながらできる

 ってことを学べたことが大きい。

 私は自分の意見を通したくて

 強く出てしまうことが多いことに

 気がつけた。(Y)

 

・「ノー」は、相手も自分も

 大切にしたいから言う言葉

 という考え方は、

 「ノー」の本質をついている。

 そして、何よりも、自分の人生で

 ずっと付き合い続けていくのは

 自分だとわかった。

 その自分をないがしろに

 したくない。

 その意味でも「自己信頼」を

 もっと学びたい。

 自分とまっすぐ向き合えることが

 アサーティブの土台だと感じたので。

        (I)

 

・知識だけではなく、実践的なことが

 学びの助けになった。

 伝える時の整理の仕方

 (事実・感情・要求)の概念も

 とてもわかりやすかった。

 参加者の方との意見交換も

 心に残っている。

 また普段「ノー」ということに

 強い抵抗感があった。

 講座の中で、「ノー」は決して

 ネガティブなものではないことに

 気づかされた。

 「ノー」の中から見つけられる

 プラスのこと(相手との良い関係

 を築きたい、自分を大切にしたい)

 が発見できて、とても勉強に

 なった。(ゆうこりん)

 

・大勢のスタッフの丁寧な対応に

 満足している。

 講座の中で心に残っているのは 

 コミュニケーションの権利。

 また「ノーとは何ができて

 何ができないのかを相手に

 わかってもらうことば」という

 説明に、自分理解、相手理解の

 大切さを感じた。

 自分に自信が持てない私に、

 スタッフから認める声かけ

 をしてもらい嬉しかった。

      (N)

 

・4つの柱(相手と向き合う時の

 心がまえ)が大切だということ、

 日常的に整理方法(事実・感情・要求)

 を使うことが、的を絞る練習になり、

 それによって相手も大切にした伝え方

 になることがわかって、とても勉強に

 なった。(マリリン)

 

 

・今までの経験と照らし合わせながら

 今回の講座を受けた。

 ちょっと生きる気力が出た。

 こういう場面でこうしようと思えたり、

 考えたりできる〜これが今の私には

 皆無だったので、そんな、

 ちょっと先のことが

 考えられてよかった。(めい)

 

 

こうやって感想を読んでみると、

つくづくと

アサーティブは、単なるコミュニケーションの

方法ではないんだと思う。

もちろん方法は大切で、

方法論も明確にあるところが

アサーティブトレーニングの良さではある。

ただ、それ以上のものだと思う。

 

生き方を広げるものなんだと思う。

 

 

「言えない人」には

「伝える」選択肢を、

 

「怒鳴ってしまって

 後悔が多い人」には、

「聴く」選択肢を、

 

「一人で頑張ることのみしてきた」人には、

「助けて!と頼る」選択肢を、

 

「相手が悪いと思うことで

 生き延びてきた」人には、

「自分のできることを考える」選択肢を、

 

「不安で動けなくなる」人には、

「感情に込められた意味を

 受け取る」選択肢を、

 

もたらせてくれる。

 

アサーティブトレーニングとは、

自己理解を重ねてもらいながら、

自己表現の背中を押し、

そのことで自己信頼を育む場。

 

これを広めていくことも、

私の大切な志事の一つ。

57歳も

葛藤しながら、

簡単に決断しないで、

解決を急がないで、

苦しさを心の中に持ちながら、

ダメな自分も共存させながら、

それでもなお

熟考していきたいと思う。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<お知らせ>

9月のアサーティブカフェは、

自己信頼について深める時間も

持ちます。

もちろん、

ロールプレイをやりたい方にはその時間を、

おしゃべりしたい方にはその時間を、

作ります。

できたらデモで学びたい方のための

デモの時間も!と欲張りに考えてます。

 

日時:9月16日(土)13:30〜16:45

会場:静岡県教育会館

参加費:3000円

お申し込み:kumikotanizawa@gmail.com

 

 

・・・・・・・・・

さてさて、

還暦まであと3年。ひやっほ〜!

自分がそういう年齢になるなんて、

なんか、すごい。

ここのところ朝起きた瞬間、

いろんなところの関節が硬い感じがある。

お腹周りはランにも負けずど〜んとしてる。

ほうれい線はくっきりで、

夕方になると文字が見えにくい。

恥ずかしいけど、

おならも思わぬ時に出ちゃう。

(57歳の女性が全員、

 ゆるいんじゃない!

 と断っておこう。

 これは私の問題)

「あれあれコミュニケーション」で

固有名詞は出てこない。

 

なんだけど、

周りに助けてもらいながら、

いっぱい許してもらいながら、

なんとかやっていこうと思う。

 

私にとっては初めての57歳!!!

スタートしました。

いくぞ〜、お〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
| アサーティブトレーニング | - |

暴力でも、忖度でもなく。

【2017.07.23 Sunday 17:04

アサーティブとは、

自他尊重の自己表現。

 

相手の意見や気持ちに耳を傾けながら、

自分の意見や気持ちを表現し、

問題解決に挑戦していくこと。

 

私の属する

アサーティブジャパンのトレーナーたちは、

 

問題を、

暴力や武器や威嚇などの攻撃でもなく、

忖度を期待するのでもなく、

対話で解決していく社会を作りたい!

という思いで

各地で活動をしています。

 

ここ静岡でも、

アサーティブを広める活動を

協力しながら進めています。

 

7月22日(土)には

静岡県教育会館にて、

「アサーティブトレーニング紹介講座」を

開催し、

30名(満席!)の参加者の方々が

楽しみながら

アサーティブコミュニケーションを

体験してくださいました。

 

静岡県在住のトレーナー4人が、

アサーティブとの出会いや、

日常でどんな風に使っているか、

また、出会ってからの変化などを語りながら、

アサーティブの考え方とスキルを

参加者の方々に体験していただきました。

 

 

 

フィードバックシートから、

参加者の方々の感想をお届けします。

(公開に了解頂いた感想です)

 

 

*心が伝わるとうれしいものだと

 改めて思いました。そしてそれが、

 相手にもわかりやすく、

 自分にも相手のことがわかると、

 さらにうれしいと思いました。

          (もっち)

 

*お願いするのも、断るのも苦手で、

 一人で抱え込んでしまっていたことに

 気づきました。

 アサーティブのスキルを学ぶことが、

 自分を信頼することつながるのを

 体感できた

 とても貴重な時間でした。(tsukky)

 

*コミュニケーションのパターンは

 性格ではなく、伝え方のくせであり、

 振り返り、自分を変えていくことで、

 相手との関係が変わっていく可能性が

 ある。       (ネオくん)

 

*今回は同僚に誘ってもらったのですが、

 充実した時間でした。

 コミュニケーションをトレーニングするって

 何か不思議な気がしますが、

 自分のパターンがあってクセが出て、

 悪い循環になることが多いのかと

 思いました。

 自分も相手もお互いに尊重した関係で

 コミュニケーションすることが可能なこと、

 それには「心の姿勢」が大切だと

   わかりました。(S)

 

*アサーティブについての初めての

 研修会でした。

 (アサーティブ以外に)3つのパターンが

 あること、4つの柱を持って接することで、

 相手とのコミュニケーションが変わって

 くることがわかり、

 今までの気持ちのモヤモヤが晴れた気が

 しました。

 また自己理解できたこともとても良かったです。

              (M)

 

*相手に自分のことを伝える難しさ、

 コミュニケーションの取り方など、

 日常の中での使えることがたくさんあり、

 大変参考になりました。

 短い時間でしたが、楽しかったです。

 また参加したいです。  (マリリン)

 

*今回教えていただいた

 「頼み方」「断り方」を

 職場で活用するのが楽しみです。

 (相手とのコミュニケーションに

 今一歩自信が持てない面もあったので)

            (k)

*コミュニケーションは性格ではなく

 くせであると最初に話してくれたことで

 ほっとしました。

 (4人の講師の)話し方が穏やかでよかった。

 年齢も性別もそれぞれで、しかしみなさん、

 淡々と、しかし温かな話しぶりは

 すごいと思った。    

 チャンスがあればステップアップしていきたい

 アサーティブの学びです。(じん)

 

*自分のコミュニケーションパターンを

 振り返ったり、相手によってパターンが

 変わることを自覚しました。

 私一人の中でもいろんなパターンを使ったり、

 使われたりなので、

 (相手を)そういう人だと決めつけずに

 接してみようと思いました。 (ゆきちゃん)

 

*講師の方たちの分かりやすい説明、

 講座としての内容もよく、

 時間的にもちょうど良かったです。

 初対面の方とも、楽しく話ができました。

 アサーティブの4つの柱、特に、

 自分にも相手にも誠実であるという

 心の姿勢が心に残りました。

 生きていく上での拠り所になると

 思いました。  

 この講座を受けてさわやかな気持ちです。

 周りの人にも伝えられると、

 より生きやすい社会になりますね。

 (ふくちゃん)

 

*「相手の立場を理解する」ことが

 心に残ってます。

 自分は相手に対して(人にもよるが)

 ドッカン(攻撃的)の時があることが

 よくわかりました。その人にも

 いろいろな都合、思いがあることに、

 至らなかったことは、(もしかすると)

 自分に自信がなかったことからの態度

 だったのかな?とも思いました。

 ですが、それはいけないことではなく、

 くせとして受け止めていけばいいと

 分かり、楽になりました。

 参加してよかったです。

 考え方を変え、堂々と相手と

 コミュニケーションをとればいいと

 分かり、楽になりました。

          (T)

 

*「立場や役割に上下関係があったとしても、

 人間としては対等」という説明が

 心に残っています。

 自分は〜〜してほしいと言える価値がないと、

 だから仕方ないと言い聞かせてきました。

 救われる思いでした。

 今日のこの出会いに感謝します。(エリー)

 

 

ご参加くださった皆様、

ありがとうございました。

 

今回は「よくある事例」を通して

体験をしていただきましたが、

基礎講座では、

ご自分の事例で

アサーティブの考え方やスキルを、

ご自分に染み込ませていただけますよ。

 

また、

講座などで

お目にかかれたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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断り下手・頼み下手あるある

【2017.06.16 Friday 10:54

なぜ頼むことが苦手なんだろう?

 

私たちは幼い頃から、

「一人でできるようになれ」

「一人でやり遂げた喜びは格別」

「頼ってばかりいると、

 一人前になれない」

のように教わってきている。

 

そう教えてくれた大人たちは

その言葉を通して「自立」を応援してくれようと

したんだと思うけど、

何度も何度も(善かれと思って)、

「一人で頑張れ」と言われ続けると、

意図よりも、

言葉そのものが染み付いてしまったりして、

だんだんと、

「一人でできない自分はダメ」

「一人でできないと評価が下がる」

「頼るのは弱いこと」

と思い込んでしまったりする。

それも理由の一つだろうなあ。

 

私もそう思い込んでいた一人で、

だから、

アサーティブトレーニングの中で、

 

「一人で頑張ることだけが大人ではなくって、

 助けてと上手に言えることも大人・・・」

 

と聞いた時は、

本当にびっくりしたものだ。

 

考えてみると、

 

「一人でやらないとダメ!」と思い込む

 ↓

人に頼むことをしない。

 ↓

頼むことの経験値が絶対的に足りてない。

 ↓

「頼み下手」

 

って循環の中で、

一人で頑張ることを自分に課して

生きていたんだなあ。

 

 

でも、

そうはいっても、

どうしようもなく、

頼まなくてはならない時もある。

 

ただ、なにしろ頼み下手だから、

心の中でめちゃ考えていたとしても、

思い切るあまりに

「これ、やって!」

とぶっきらぼうになってしまって、

「なんで?」

なんて返されると

「じゃ、いいです」

なんて意固地になってしまうか、

 

あるいは

「困ってるんだけど〜」

などはっきりしない頼み方で、

相手から

「えっ?」なんて聞き返されると、

もうパニック、

いやな気持ちにさせた!とか、

断られたかも・・・とか、

得意の思い込みを発揮して

「なんでもない、大丈夫だから」

結局頼めてないことになったり。

 

つまり

「頼み下手」

からの矢印は

「頼むことへの恐怖」

なんてことになり、

 

一層、練習は積めなくなったりする。

 

 

この「谷澤あるある」は、

多分、多くの方に共感いただけると思う。

 

 

で、

頼むことへの怖さや不安・・・

以上に、

断ることはもっともっと怖かった。

 

 

 

なぜ断れないんだろう?

 

断ったら、

嫌われる。

もう誘ってもらえない。

能力がないと思われる。

仕事もお願いされなくなる。

良い人でいられない。

関係を絶たれる。

 

・・・そんな風に

おっしゃる方が多いのではないか。

 

私も、またまたそうだった。

「断ったら、絶対に状況が悪くなる」

以外の答えを、持ってなかった。

 

 

私がとっていた行動は、

何かお願いされたり誘われた時に、

反射的に

「いいよ」とか「はい、わかりました」

と言っておいて、

心の中で愚痴ることや、

いやいやな態度で頼まれたことをやり、

相手に「悪かったな」と思わせようと

罪悪感を刺激したり、

あるいは、

もったいつけて受けておいて、

ドタキャン的な方法だったと思う。

 

頑張って断る時も、

とても面と向かっては無理で、

あの頃出始めのメールで、

断りにくいばかりに、

言い訳ダラダラ書いて、

めちゃ長くなったなんてこともあった。

 

それしかできなかった。

それが精一杯だったんだと思う。

 

 

アサーティブトレーニングで、

 

断るとは、

 

「相手との関係をより長く作る

 架け橋の言葉だし、

 自分がどこまでできるかを伝える、

 理解してもらうための言葉」

 

と学んで、

これまでの人生、一体何だったのか?と、

めっちゃびっくりした。

 

すごく安心したのは、

「頑張って断ろう!」って精神論ではなく、

スキルがあったことだ。

 

へえ、そう考えて、

こうやればいいのか〜

方法をはっきりと明示してあったから、

何をどう言えばいいのか、

どう努力したらいいのかがわかったことは

めちゃ大きい。

 

 

断ることも

頼むことも、

どっちかが少しできるようになると、

他の一方にも良い影響を与える。

 

少しずつ頼めるようになると

断られたとしても、

免疫もついてきたり、

「相手にも事情があるし」

体験的にわかってくる。

 

断られる怖さも減るので

頼むことを、

もっともっとしやすくなる。

 

矢印が違う方向に進んで、

「頼んでも断っても大丈夫」につながり、

つまり、最後は

「自己信頼」(自分のことを信じる気持ち)

になるんだと思う。

 

 

 

 

 

 

人の悩みの8割以上は

人間関係と言われている。

「嫌われる勇気」があれほどヒットしたのも、

人間関係で行き詰っている人が多い現れだ。

 

人間関係が悩みとなる要因の一つは、

コミュニケーションが

うまくいかないことだろう。

 

「頼めない」

「助けてって言えない」

「断れない」

「相談できない」

「注意できない」

「途中で何言ってるか

  わかんなくなる」

「言いだすと止まらない」

 

なんかうまくいかない・・・

って思ってる方に、

少しでも早く届けたい

アサーティブ・トレーニング。

 

静岡での

夏の

アサーティブ・トレー二ングの

情報をお知らせします!!!

 

*全てのお申し込みは、

  以下をご記入の上、メールかFAXでお願いします。

  〇疚勝´⊇蚕蝓´E渡暖峭罅

  ぞ楮戮鬚送りする時のご希望の連絡方法

  イ茲韻譴仄講の動機を教えてください

 メールアドレス kumikotanizawa@gmail.com

  FAX              054-348-0435

 

 

2時間で概要を知り体験ができる!

アサーティブ・トレーニング紹介講座

 7月22日(土)10時〜12時

 静岡県教育会館

 定員:30名  受講料:1000円

 講師:小林久美(アサーティブジャパン認定講師)

    田中雅子(アサーティブジャパン認定講師)

    名古澄代(アサーティブジャパン認定講師)

    望月良則(アサーティブジャパントレーナー会員)

 主催:谷澤相談室

 

  

 

本格的に学びをスタートしたい方に!

アサーティブトレーニング基礎編

 前半 8月5日(土)9:30〜16:30

 後半 8月19日(土)9:30〜16:30

 静岡県教育会館

 定員:20名  

 受講料:21800円(リピーターは10900円)

 講師:谷澤久美子(アサーティブジャパン認定講師)他

 主催:谷澤相談室

 

 

学びを継続したい方に!

⭐アサーティブカフェIN静岡

 7月22日(土)13時30分〜16時45分

 静岡県教育会館

 定員:20名(アサーティブトレーニング基礎編終了した方)

 受講料:3000円

 講師:谷澤久美子(アサーティブジャパン認定講師)他

 主催:谷澤相談室

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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問題がややこしくなる前に。

【2017.04.04 Tuesday 12:44

(途中に、講座のお知らせがあります)

 

言いたいことを言えないでいるうちに、

一層言いにくくなってしまった・・・

なんて経験のある方は多いだろう。

 

また、

言いたいことを、言いたいままに、

そのまま口に出して、

つい言い過ぎてしまった・・・

なんて経験のある方も

結構いるのでは?

 

それで懲りてしまって、

今度は包み隠すようになり、

問題はいつまでも解決しない・・・

なんてことはないだろうか?

 

 

 

 

たとえば

異動で配属されてきた方は、

使ったものを元の場所に戻してくれない。

今までの方々は、

みんな、きちんと整理整頓してくれた。

「なぜできないの?」と思いながらも、

「それはここですよ」とやわらく伝え、

様子を見る。

でも自分が使おうと急いでいる時に、

そこにあるはずの物がない。

さすがに腹が立ち

「もう、ちゃんと戻してって

 あれほど言ってるじゃないですか!」

すると、

「何?キレちゃってんですか」

なんて言い返されて、

腹が立つわ、情けないわ。

もうそんな言い方されるくらいなら、

黙ってよう・・・。

みたいなこと。

 

これが、「ハサミ」とか、「ある書類」とか、

そういうものであったとしても、

そういうことで日々作っていく関係は、

仕事そのものに影響したりする。

例えば、

「共有すべき進捗状況」を

報告してもらえないうちに

納期に問題が出そうとか、

「問題ある部下指導」を

そのまま見過ごしているうちに

部下のメンタルに支障が・・・とか。

 

 

プライベートでも、

長電話を切れないことが

続くうちに、

相手がだんだん「面倒な人」になっていき、

そのうち、

その人を避けるようになったり。

もともとは大切な友達だったのに!!!

なんて、ないだろうか。

 

 

 

問題が

ややこしく、

複雑になるまでの間に

なんとかできることの一つに

「コミュニケーションの改善」

ってのはあると思う。

 

 

 

こんなことくらい、まいいか、

・・・なうちに、

なんとかすること。

 

ちょっとした言い分の違いのうちに

なんとかすること。

 

 

なんとかするための

コミュニケーションの方法は、

色々あると思うけど、

私は今年度も「アサーティブ」をお勧めする。

 

アサーティブ・トレー二ングで

何かを言う前の準備の仕方や、

内容の詰めかたや、

言う順番や、

言う時に気をつけることを

言葉で確認しておくことは

めっちゃ大きいと思う。

 

そして、知ったら、

使ってみることが大事だ。

今までやってきたことと

違うことをやるのだから、

それにはやっぱり練習が必要なんだよなあ。

 

 

 

2017年度も、

静岡で

定期的に

「アサーティブ・カフェ」を開催。

 

練習はもちろん、

しくじり体験を聞いてもらったり、

他の参加者の工夫を聞いたり、

わいのわいの楽しい時間。

 

ずっと以前に基礎編受けたんだけど、

めっきりご無沙汰で・・・

という方も是非是非お会いしたいし、

 

近々に言わなくてはならない

大切なことがある・・・

なんて方も大歓迎。

 

復習したい、

ちょっとぼやきたい、

アドバイス欲しい、

どんな理由でもOK。

 

 

いざっていう時、

あなたの思いがしっかりばっちり伝わるように、

時々、

「アサーティブ」という道具を

手入れしよう!

 

・・・・・・・・・・・・・・

2017年度 アサーティブ・カフェ スケジュール

 

1回目:5月6日(土) 13時30分〜16時45分 
 ◆静岡県教育会館
 ◆3000円

 

2回目:7月22日(土)13時30分〜16時45分

 *当日10時〜12時に「アサーティブ紹介講座」を開催します。
 ◆静岡県教育会館
 ◆3000円(紹介講座から通しで参加しても3000円)

 

3回目:9月16日(土)13時30分〜16時45分

 ◆静岡県教育会館

 ◆3000円

 

4回目:11月11日13時30分〜16時45分

 ◆静岡県教育会館

 ◆3000円

 

5回目:2018年3月10日(土)13時30分〜16時45分

 ◆会場未定(静岡市内)

 ◆3000円

 


定員:20名(アサーティブジャパン主催又は谷澤相談室主催の
        アサーティブトレーニング基礎講座を終了した方対象/先着順)
講師:谷澤久美子 

<お申し込み方法>(2回目からはお名前だけで結構です)
faxかメールで以下を記入の上お申し込みください。受付後詳細をお送りします。
氏名 ⊇蚕蝓腹番号も) E渡暖峭罅
ぞ楮戮鬚送りする時のご希望の連絡方法(電話:携帯:fax:メール)
ゼ講された講座名
fax: 054-348-0435 メール:kumikotanizawa@gmail.com

詳細はこちらまで
 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

さてさて、

ある中学生。

彼女は

アサーティブを使って

人生の大切な場面で、

自分の考えを伝えることができた人。

(ここに書くことを了解頂いてます)

 

相談室に通ってきていた彼女は、

卒業式への参列を担任から勧められた。

「無理です」と断った。

何日か経って、

どんな感じなのか

体育館で行なわれた練習を見に行った。

すると担任は喜び、

再び声をかけてくれた。

「卒業式出ようよ。

 うちのクラス全員で

 卒業式をもって

 卒業しようよ」

彼女は考える。

考えただけで胸が苦しくなる。

「誘ってくれてありがとうございます。

 でも無理です」

なんとか答えた。

何日か経過、

相談室で3度目の誘い。

担任は「どうしても出てほしい」

と言ってくれた。

彼女は、これまでトライしてきた

コミュニケーションの心構えやスキルを

総動員して、

しっかり担任と向き合った。

「先生。誘ってくれてありがとうございます。

 先生が私もクラスの一員として考えてくれて、

 何度も誘ってくれる気持ちは嬉しい。

 でも、卒業式に出ることを考えると、

 それだけで胸が痛くなり、辛いです。

 私は校長室で卒業証書を受け取ります。

 卒業式には出ません」

 

コミュニケーションについて

学ぶ前の彼女だったら、

多分、

「担任を避ける」とか、

「学校を休む」などと

いう方法をとっていたと思う。

でも、ちゃんと向き合って、

相手の気持ちも受け止めながら断ることができた。

 

担任の先生は、

ちゃんと自分の意見を言えた彼女の、

その成長を喜ばれていた。

 

そして彼女は

「なんか、自信がついた」と言っていた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

さて、新年度、

もしあなたが、

自分の何かを変えたいと思っていたら、

あなたも

アサーティブにトライしてみませんか?

(スタートは基礎編から!)

 

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ノーモア評価。

【2017.03.01 Wednesday 18:33

12月の終わりから、

結構amazonのお世話になり、

よく本を読んだ。

 

尊敬する方に勧められた本、

衝撃を受けた研修で出会った本、

中学生に勧められた辞書。(これは

 手に入れて以来、文章を書く時 

 よく引いている)

どれも、満足!

 

その中の一冊、

糸井重里氏の「抱きしめられたい」に挟まれていた

手書きのメッセージは、

自己肯定的。」。

 

「複数種のデタラメなメッセージ」の中から

「どのメッセージが印刷されているかは

 ランダムです」と説明にあるが、

この言葉が私の手元に来たのは、

嬉しい偶然。

 

自己肯定「感」は、

あった方がいいと思うけど、

持とうと思って持てるものではなく、

持つ持たないを自分でコントロールできない。

それに対して、

自己肯定「的」は、

「自己肯定的に振る舞うとすると・・・」とか

「自己肯定的に考えるとこうなるな」などというように、

行動や考え方をコントロールする時の指針になる。

なので「的」は、しっくりくるなあ。

 

さて、この「自己肯定的」や

「自己肯定感」とともに、

よく使われる

「自己理解」

「自己信頼」

「自己受容」などという言葉がある。

とくに学校では「自己理解」はよく使われる。

 

また

日本の子どもたちは世界の子どもたちと

比べて「自己肯定感」が低いことを

表す表も、少し前、よくネットなどで

見かけることがあった。

 

低いとか高いとか、

それがあるとかないと、

育むとか、醸成するとか、

とにかく、

それらの言葉を扱うためには

知っておいた方が良さそうだ。

 

アサーティブでは

「自己信頼」という言葉をよく使う。

それで

夏の合宿の時に考えあった。

 

参加された方から、

最近いただいたメールを紹介する。

(okいただきました!)

 

 

「夏合宿の「自己信頼」の勉強から

 心に響き折にふれて

 自分を自分で

 評価しないことに努めてきました。

 私は時々忘れてしまうけれど、

 効果は私より娘に早く出てきました。

 娘が人間関係で苦しんでいる時

 『あの子がいやなんだね、

  コーチの事怖いんだね、

  いやなこと断れないんだね』
 感情も考えも評価せず、

 寄り添って

 『あなたの中に、

  もう一人のあなたを想像してほしい。

  そしてそのあなたが、

  苦しいあなたに優しく言ってあげてほしい』

 と言い続けました。

 今月に入り変化が見られ
 『人の事があまり気にならなくなった。

  客観的に自分も人もみられるようなった。

  困ったことを相談できるようになった』
 と少し生きやすくなったようで、

 今やっているスポーツに

 集中できるようになってきたと言ってました。

 私も以前より感情の起伏が減り

 落ち着いていることが多いように思います。


 何より、信頼できる評価を持たない良き友が

 私の中にいるのですから」

 

このメールでは、

ちゃんと自分を理解をして、

その上で自分で自分を

評価も判断もしないで受容すると、

そのことが「自己信頼」につながっていく

ことを示してくれている。

 

この方が今、

自分の中に、

「信頼できる評価を持たない良き友」の存在を

確認していることが、魅力的だ。

それは、

出来事に対してどういう態度で向かうかの力

になる元だし、

たとえ凹むことがあったとしても、

そこから回復していくための礎になるものだ。

 

 

「自己信頼」とは、

自分を信頼する気持ち。

信頼という気持ちは、

残念ながら直接コントロールは

できないものだ。

 

自分の中に育みたいと考えたら、

「自分」を「信頼」するわけだから、

「自分」を知らないと話にならない。

知りつづける、つまり確認し続けながら、

その時々の自分を、

せめて自分では受け止める(受容する)こと。

 

それはインドに旅に出なくても、

滝に打たれなくても、

毎日の暮らしの中で、

働きながら、勉強しながら、

傷つけてしまったり、

傷つけられたり、

怠けたり、張り切ったり、

ケチケチしたり大判振る舞いしたり、

成功したり失敗したり、

ま、日々普通に生きていく中で

出会う出来事を通して、

十分にできることだ。

 

そのトライが

「自己信頼」感を

染み込ませていく。・

 

 

 

次回のアサーティブカフェ(3月11日)では、

これらのことを改めて取り上げて整理し、

その後、

アサーティブをロールプレイを使って練習する

というプログラムでいく。

楽しみだなあ。

 

アサーティブトレーニング基礎編を終了された方には

ご参加いただけます。

 

また夏のアサーティブトレーニング基礎編

の情報もアップしました。

ご興味ある方はお確かめあれ!

 

 

 

ところで、老眼と乱視が進み、

ベットではとても読書ができなくなった。

それとともに記憶力が弱まり、

何がどこに書かれていたか、

あとから調べるのに手間取るようにもなった。

そこで、ちゃんと椅子に座り、

机に向かって読むことが増え、

だからこそできること、

付箋を貼って読むのが最近の私流。

今回の本はどれも、付箋だらけなのであ〜る。

 

 

 

 



 

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引きずらないコツ。

【2017.02.16 Thursday 19:49

*記事の最後に

 講座のお知らせがあります。

 

 

会議の席で

あることについて意見を求められながら、

頭の中がまとまっていなくて、

何も言えない場面があった。

 

そのあと考えて、ほぼほぼまとまって、

関係者の一人に考えを言うと、

すかさず

「えっ、まいったな。

 確かに意見には賛成するけど、

 それ、あの時言ってよお」と。

 

そりゃそうだよな。

会議で言わないで、

個人的に言うってのは、

責任ある態度とは言えない。

 

「そうだよね。

 今言われても困っちゃうよね。

 ただ

 あの時まとまってなくってさ。

 次回の会議で文書つくって出すよ」

なんて答えながら、

私はめっちゃ反省した。

これくらいのこと、

その場で

パパパって考えられなきゃやばいでしょ、私!

 

そう反省しながらも、

実は、もう一つの考えで頭の中は

興奮してた。

 

その方の

私への対応が、

アサーティブだったからだ。

 

その方は、

アサーティブトレーニングに

参加されてるわけではない。

でも、応用編でトライする

「批判への対処」を

私に対してしてくださった。

 

 

アサーティブトレーニング応用編の

テーマの一つ、

「批判への対処」で扱うのは、

例えば

「もっとやる気出してください」とか

「まともな受け答えできないの?」とか

「ほんと口ばっかりだよね」など

そのまんま批判の言葉はもちろん、

「誤字あったよ」などの指摘、

「痩せた方がいいんじゃない」などの

アドバイスや、

それを言われるとは思わなかった・・・

というような、

思いがけない言葉などを扱う。

 

受け答えに困るような、

ズバっと飛んでくる、

そんな言葉。

 

それらにどう対処するのかを学び

練習するんだけど、

その方が

見事にそれをやってのけてくれたんだ。

 

その方にとっては、

ありえないタイミングでの

私の意見表明、

つまり、

思いがけない発言だったと思う。

それに、

「えっ、まいったな。

 確かに意見には賛成するけど、

 それ、あの時言ってよお」

 

これの、

どこがどうアサーティブな対処なのか、

詳細は控えるが、

「えっ、まいったな」

という入り方は、

後々まで引きずらないコツの一つだ。

(「今このタイミングで言う?」という

 考えや困惑を押し込めてしまうと、

 引きずる可能性もある)

 

その方の自然なこの言動に

理論のバックがついた時に、

それは「使える道具」になる。

 

 

「あなたがごまかしたんじゃないの?」

いわれのない非難、

 

「信用できないので、

 担当を変わってもらう」

突然のネガティブな評価、

 

「計算間違い、またあったよ」

当たってるだけにささる批判、

 

「会議の進行、

 グダグダだったね」

きっつい指摘、

 

などなど、

生きていると

避けては通れない

「飛んでくるイタイ言葉」たち。

 

ケンカを買うのでもなく、

歯を食いしばって耐え、

恨みを募らせるのもなく、

逆に自分を責めるのでもない、

 

アサーティブな対処を

より良く生きていくための

道具の一つとして

多くの方に持っていてほしいな。

 

 

 

アサーティブトレーニング基礎編を

終了した方に受講いただける、

引きずらないコツを学べる2つの講座。

 

ひとつ目は、

<アサーティブトレーニング応用編>

批判の対処、

怒りという感情の取り扱い方、

複雑な問題を対話で解決していく方法などを

テーマとして取り上げます。

静岡では

2月25日(土)26日(日)に開催。

詳細は コチラ→

 

ふたつ目は

<アサーティブカフェin静岡>

今回のテーマは「自己信頼」。

ごっちゃになりがちな言葉、

「自己理解」「自己受容」「自己信頼」

を整理したり、

日常の自分をゆっくり振り返る時間を

持ちます。

3月11日(土)開催。

お申し込み方法などは コチラ→

 

 

 

 

ところで、

亡くなった義父が愛用していた英語の辞書には、

「assert」にラインマーカーが。↓

直訳すると

「断言する 言い張る はっきり述べる」

でも

アサーティブトレーニングで学び練習いただくのは、

相手も尊重しつつ自分の意見や感情を伝える方法ですぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ちゃんと言う」の、「ちゃんと」の具体、あります。

【2017.01.10 Tuesday 09:45

ロングセラー「置かれた場所で咲きなさい」の著者

渡辺和子氏のことが

1月8日付毎日新聞の「余禄」に書かれていた

 

そこで初めて

渡辺氏の背景を知った。

9歳の冬に、

陸軍教育総監だった父を2・26事件で亡くし、

父を撃った兵士を許せるまでに50年かかった

ということが書かれていた。

 

その彼女の言葉が胸に沁みる。

「人間の間に争いはなくならない。

 敵ではなく自分と戦うことなしに

 平和はもたらされないと思います」

〜本当にそうだ。

自分は悪くない。相手が間違っていると、

他者の責任にしている限り、

争いは続いてしまう。

 

「相手の言い分はちゃんと聞く。

 こちらの言い分はちゃんと言う。

 何が正しいかを語り合う」

〜聞いて、話す。そして問題解決に

 一緒に向かう。

 そうできたら、どんなにいいかと思う。

 

 

 

ちゃんと聞き、ちゃんと言う。

誰もが、それが可能ならなあ!と

考えていると思う。

 

日常の中で

言えないことが多く、

無理なことを引き受けて後悔ばかりしている人は、

「よし、次こそはちゃんと言おう」

と考えること、あると思うし、

逆に

つい大きな声で

キツめに言っちゃうことが多い人は、

「言い過ぎたよなあ。

 でもどうすりゃいいんだ!」

って考えること、あると思う。

 

「ちゃんとやろう!」って

いっくら自分に言い聞かせても、

方法を知らないと、

それはちょっと根性論的だ。

 

私がアサーティブをお勧めするのは、

そこに「具体」があるから。

 

どう考えることが「ちゃんと」なのか?

言うことを整理するとは

何をどうすることなのか?

整理したものを、

どんな言い方で伝えたらいいのか?

 

昨年12月に行った基礎講座での

参加者の感想も、めちゃ具体的だった。

(シェアしてokのものを掲載します)

 

「相手と対等になることの

 大切さや、

 的の絞り方がわかった」m

 

「4つのキーワードを何度も

 確かめたいです。

 的を絞ること、

 相手を理解する方法が

 もっとも心に残りました」りな

 

「自己表現の権利が心に残ってます」  

           k

「4つのキーワードを得たことが

 良かった。

 全てをすぐに実践できなくても、

 まずは4つの中の最初の誠実を

 (どうすることなのかわかったので)

 日常の中で取り入れたい」h

 

「納得できるまでロールプレイでき、

 自分のものになったと思います」a

 

「ロールプレイで

 方法を具体的にしていくことで、

 相手の表情が変わり、

 その場の空気感が変わっていく

 ことを実感できた。

 大きな気づきを得て、

 今日までずっと胸の中にあった

 もやもやの素が

 見つかった気がしました」

      たまちゃん

 

 

今年も静岡では

8月と12月に基礎講座を開催する予定。

お楽しみに!

 

 

また2月には静岡で年に一度の「応用講座」を開催。

相手は何気ないつもりでも、

結構きつい批判の言葉への対処の仕方や、

怒りの感情についての取り扱い方を知り、

複雑な問題を話し合いで解決していく方法を学ぶ。

 

さらに3月には

「アサーティブカフェ」開催。

今回は、1日かけてアサーティブを深め、

そして練習する。

午前中は「自己信頼について深める」

*自己理解と自己受容と自己信頼に

 ついて学び合う

午後は「自分の問題に取り組む」

*ロールプレイをしてもいいし、

 話を聞いてもらうだけもあり。

 話を聞いていたい!のみも可。

 

 

 

さて、渡辺和子氏のことについて

調べていたら、

The Huffington Post の記事に出会った。

 

父親に43発の銃弾を撃ち、

死に至らしめた兵士たちへの思い、

「恨みはない」と思っていた彼女は、

ある時、

反乱軍側の方と同席する機会があって、

その時に

「私がどれほど頭でお赦ししていると言っても、

 私の血が騒ぐ」経験したそうだ。

その彼女が、

心の底から彼らを赦したのは、

父親のお墓参りの時に、

反乱軍と言われた方の弟さんたちと会った後。

「お参りしてお線香とお花を供え、

 立ち上がってお墓から階段を降りて

 参りましたときに、男の方が2人、

 涙を流しておられた。

 そのお2人が、

 私の父の寝所まで入ってこられた、

 高橋少尉と安田少尉の弟さんだった。

 『これで私たちの2・26が終わりました』

 『私たちがまず、

  お父様のお墓参りをすべきだったのに、

  あなたが先に参ってくださった。

  このことは忘れません。

  ついてはお父様の墓所を教えて下さい』

  と言われ、お教えして、その日は終わりました」
 

 

「ちゃんと聞く」の「ちゃんと」は

いくら具体的に知ってたとしても、

怒りの感情が激しくあるうちは、

難しいのかもしれない。

まずはそのことを

話したり、

考えたり、

自分の中で

そのことを十分に大事にできた時が、

「ちゃんと」の準備が

整った時なのかもしれない。

 

 

50年経って、

彼女は

「自分だけが被害者のような気持ちを

 持っておりましたけれど、

 反乱軍という名前をつけられた方々の

 ご家族の50年、

 どんなに辛い思いをなさったか、

 私は一度も考えていなかった」

というところに

想いが至ったのだ。

 

 

あ〜、

すごいな。

そういうことが可能なんだな。

 

それは希望だ。

 

 

私には

アサーティブという道具がある。

希望に向かって

ちょっとずつ参りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
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谷澤 久美子
counselor