ひとつ越えました。ゼイゼイ。 |
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今日午後の仕事は、 中学2年と3年生へのコミュニケ−ションの授業だった。 この学校は普段活動している学校ではなく、 私をコミュニケーションの講師として呼んでくれた。 3年続けて呼ばれていて、 1年目は今の3年生に、 2年目は今の2年生に話している。 なので学校からの依頼は、 「一回目を深めてほしい」 ということだった。 これがハードル高い。 中学生に伝えたいことは、 大体1回目で思いっきり伝えている。 深めるとは、どうしたらよいのか? スキルではなく、 コミュニケーションへの意欲に繋がるものにしたいと 漠然と考えながらも、 パワポのスライド作りの 一枚目から手が動かない。 もう苦しくて苦しくて、 悩みに悩んだ。 この仕事から逃げ出したいと思い、 起きたら火曜日の朝になってないかなと、 そんな馬鹿げたことも考えたりした。 とにかく考え続けて、 その結果、 テーマを 「自分とのコミュニケーション」ときめた。 これを深いと感じるかどうか、 先生方の評価はわからない。 でも、私が今の中学生に伝えたいことを、 前回よりももっともっと絞って 伝えてみることにしたのだ。 そこまで決まると、 話の順序、 使う事例、 覚えてほしいキーワードなど考えついて、 なんとかかんとか、 昨日やっとカタチになった。 それでも本当にこれでいいのかと、 葛藤は続く。 昨日の夜、 次に起きたら終わってたらほんとラッキーなのにと、 まだそんなことを考えながら寝て、 しかし今日は来てしまい、 午前の仕事を終え、 その中学校に向かった。 結果的にいえば、 成功だったと思う。 90%くらい伝えられたカンジがある。 10%のマイナスは時間が伸びてしまったこと。 しかも、授業の後 校長先生の話を伺う機会があり、 「谷澤さん、話が哲学的だったね。 私は今子どもたちの中には、 哲学を求めている子がいると思う。 スキルよりも、 そういうことに視点をおいてくれてあったと 私は思った。 とてもよかった」 と言ってもらえた。 私のテーマを評価してもらい、 私が伝えたかったことが、 間違ってなかったと、 ほっとしたし、嬉しかった。 その校長は、10年来の知り合い。 彼が教務主任の時、教頭の時、 校長の時、いろいろな学校で 一緒に仕事をし、 私に何度が宿題をくれた先生だ。 教務の時には、 「『心を示す』ということを、 あなたの言葉でカウンセリングルーム便りに書いて」と。 教頭の時には、 「あなたの価値観を聞かせて。 私の価値観は、それは人間として正しいかと 自分に問うこと」と。 とても尊敬している先生。 彼は私が子どもたちに話すところを 何度も見てくれていて、その上で、 今の私を評価してくれて、 さらに私の子どもへ伝えることの葛藤の歴史や、 難しさに凹む話を聞いてもらえた。 なんだか、大満足の一日になった。 目の前のハードルは、 ちょっとずつ高くなって、 それをやっと超えたと思うと、 次のハードルが見えてくる。 一度飛び越えたハードルは、 助走の早さ、踏切の場所、 なんとなく覚えているから、 ちょっとは自信になる。 しかし、次は、それよりちょっとだけ高いから、 また、葛藤し、心配し、不安になり、 逃げたくなる。 逃げたくなりながら、 今回は逃げずにがんばった自分に、 ま、今日のところは拍手だな。 帰宅すると、 昨日贈った花束を、義母が生けてくれてあった。 ![]() ちょっと渋い花束にしたが、 義母がチョイスした花器のセンスが、最高にいい。 ![]() 義母はお花の先生をしていた。 今は日常のことをいろいろ忘れてしまうこともあるし、 一人でできないことも増えている。 でも、 この花器のセンス! 私は心底素敵だなあと思い、 「お義母さん、 こんなに素敵に生けてくれて、 私は本当に嬉しい。 やっぱ、お義母さん、さすがに、 センスが違う」 と言うと、 最高に顔をくずして、 「そんなにほめてもらうと嬉しいわあ」と言ってくれた。 今日はいいことが続く。 その後、 バーニーとでかけた散歩で、 近くの小学校のそばの横断歩道のところの出来事だ。 小6くらいの男子が横断歩道を渡ったところで、 渡ってきた横断歩道を振り返ってみた。 すると、友だちが渡ってきている。 その友だちが渡りきると、 「嬉しいな。 今日もおまえと一緒に帰れるし」 とはっきり言ったんだ。そして肩を組む。 言われた男子は照れくさそうに、 でも嬉しそうだった。 私はその男子の、その言葉に会えたことが 嬉しくて、 そして、 こんなコミュニケーションがいっぱいの 社会がいいよなあと思った。 さらに、今日のランは久しぶりに8㌔走ることができ、 しかも、一㌔7分きった。 私にとってちょっとだけ高いハードルを飛び越えたら、 そこは、 ぱっと視界が開けたような、 そんな場所だった。 とはいえ、またくるぞ、 次のちょっとだけ高いハードルが。 ま、やる。 (と今日のところは、 意気込みすごし) |
author : tanizawa-k
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