今のところではありますが…
ふんぎり

【2017.06.24 Saturday 21:14

 

昨日公園で、

犬好きの小5の女子2人に再会した。

2人はいつも一緒にいるけど、

会話を聞いている限り、

めちゃ仲良しってわけではなさそうだ。

 

「○ちゃんは走るの、遅いよね」

「でも◇ちゃんは泳げないじゃん」

 

名前の漢字を質問すると、

わざとブラックな例で

私に教えてくれる。

一緒にいるその子を

ちょっとだけおとしめる的な

かわいらしいディスり。
 

よく小学生にあることで、

「家では一緒に遊ぶけど、

 学校に行くと距離をとっている問題」

やその反対がある。

 

彼女たちも、

もしかすると、それかも。

 

もしかすると、

お互いすごく好きなわけではないけど、

家の周りではお互いしか

同じくらいの年齢の女子が

いないので

一緒にいるのかもしれないな。

 

 

こりゃ、遊んでても

すっきりしないだろうな・・・

と考えながらも

ま、

こりゃこれで、

人生のトレーニングだよな

と思う。

 

 

私の幼い頃、

近所のお姉さんを取り合って、

周りの女子と競ったことは、

あれがあったからこそ、

そういうことのバカバカしさへの理解と、

ギスギスした関係の中に自分を置くことの

しんどさの経験ができ、

その後に足跡残してたと思う。

そして、そういう居心地の悪さの中にも

楽しいことや、

素敵なことや、

興味深いこともあることを、

身をもって体験したんだと思う。

 

だからあの2人は

あの2人にしかわからない

微妙なつながりの中で

大切なことをいろいろ学んでいるんだな。

 

 

 

 

先日は当番で、

朝6時から8時まで、

自治会の資源ごみ回収の見守りをした。

 

ビンは色別、

かんはアルミ缶とスチール缶とスプレー缶を分別し、

ペットボトルは洗って裸にして潰したものを

出してもらう。

ルールが守られ、スムースに回収できるよう、

当番は見守る。

 

当番で立っていると、

時々子どもが一人で出しに来たり、

親と一緒に出しにきたりした。

 

私は、

「おはよう。

 朝からお手伝い、すごいね」

などと挨拶するのだが、

その中で、

一人で出しにきた、

たぶん小学校5年か6年の男子の行為に

頭が下がった。

 

ビンや缶を、

そ〜っと、

回収の網や箱に入れるのだ。

なるべく音を立てないように、

そ〜っと丁寧に置く、

 

うちの自治会の回収場所は

集合住宅の広い駐車場の一角をお借りしてる。

 

朝6時から

缶を袋から思いっきり回収網に入れたりすると

結構な音がする。

がしゃん、カンカン・・・

と響く。

その集合住宅の方々にとっては、

うるさいんじゃないかな?

 

それを、その男の子は、

もってきた袋の中のアルミ缶を

一気にはあけず、

なるべく音がしないようにという

気遣い。

 

「優しいね」

と声をかけると

はにかむように笑い、

ビン類も、本当に丁寧に扱っていた。

 

 

 

 

先に書いた

面倒そうな人間関係の中で、

遊ぶ時でさえ

単純に楽しさだけではないところで、

心を成長させていく子ども。

 

後に書いた、

他者のことを思いやる行動を、

教わったのか、

自分で考えたのか、

とにかくできちゃう、

心を豊かにさせてる子ども。

 

 

そしてこの週末は、

中学生は中体連で

いろいろな体験をしてるんだろうな。

報われたり、

悔しかっり、

してるんだろうな。

 

 

 

 

私は時々、

講師として学校で子どもたちに何かを話す。

そして悩みを抱えている子どもの話も聞く。

それは一生懸命にやっているんだけど、

でも、何だか、今日は、

こんな感じで育っていく子どもに対して、

何かできるなんて思ってしまったら

思い上がりのような気がしてしょうがない。

 

ただただ、

頑張ってることに対して、

パチパチって拍手して、

失敗してそうな時は、

残念だったね、応援してるよ・・

そういうふうで

いいんじゃないかと思う。

 

育もうとか、

成長を促そうとかじゃなくって

自然に育っていく子どもの心を

心配しながら、ニコニコしながら

見てる感じがいいように思う。

 

 

 

 

同じく昨日の

カルの散歩の帰り、

前述とは違う公園で、

おばあさんが孫を見守っていた。

遊具の階段を登ると、

ブルーの滑り台と赤の滑り台を選べる。

ブルーの滑り台ばかり選ぶ孫に、

「赤の方もおりてみれば!」

とおばあさんが言った。

「いや」と彼はこたえる。

指図されたくないんだな。

今日はブルーがいいんだな。

私はくすって笑えてくる。

 

カルを見ておばあさんが

「ワンちゃんが見てるよ。

 挨拶して」

という。

彼は

「いや」

という。

そのうちおばあさんはスマホで

電話をし始めた。

私とカルは公園の水道でお水をもらったあと、

帰ろうとすると、

彼が

カルに向かって手を振っていた。

おばあさんは電話で話してる。

 

おばあさんが

あれこれ言いたくなる気持ちがわかる。

大人って、

いじらしいと思う。

 

でも、

ただただ

見守っていれば

大丈夫なんだよなあ。

 

 

 

子どもに何かを伝える講師の仕事に対して、

時々どうふんぎりつけたらいいのか

迷う。

ぶれちゃう。

 

ただ、絶対にこれが正解

っていうのは傲慢だと思うから、

迷いながら

ぶれながらいく。

 

 

 

 

 

くちなしが香った。

 

 

 

 

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断り下手・頼み下手あるある

【2017.06.16 Friday 10:54

なぜ頼むことが苦手なんだろう?

 

私たちは幼い頃から、

「一人でできるようになれ」

「一人でやり遂げた喜びは格別」

「頼ってばかりいると、

 一人前になれない」

のように教わってきている。

 

そう教えてくれた大人たちは

その言葉を通して「自立」を応援してくれようと

したんだと思うけど、

何度も何度も(善かれと思って)、

「一人で頑張れ」と言われ続けると、

意図よりも、

言葉そのものが染み付いてしまったりして、

だんだんと、

「一人でできない自分はダメ」

「一人でできないと評価が下がる」

「頼るのは弱いこと」

と思い込んでしまったりする。

それも理由の一つだろうなあ。

 

私もそう思い込んでいた一人で、

だから、

アサーティブトレーニングの中で、

 

「一人で頑張ることだけが大人ではなくって、

 助けてと上手に言えることも大人・・・」

 

と聞いた時は、

本当にびっくりしたものだ。

 

考えてみると、

 

「一人でやらないとダメ!」と思い込む

 ↓

人に頼むことをしない。

 ↓

頼むことの経験値が絶対的に足りてない。

 ↓

「頼み下手」

 

って循環の中で、

一人で頑張ることを自分に課して

生きていたんだなあ。

 

 

でも、

そうはいっても、

どうしようもなく、

頼まなくてはならない時もある。

 

ただ、なにしろ頼み下手だから、

心の中でめちゃ考えていたとしても、

思い切るあまりに

「これ、やって!」

とぶっきらぼうになってしまって、

「なんで?」

なんて返されると

「じゃ、いいです」

なんて意固地になってしまうか、

 

あるいは

「困ってるんだけど〜」

などはっきりしない頼み方で、

相手から

「えっ?」なんて聞き返されると、

もうパニック、

いやな気持ちにさせた!とか、

断られたかも・・・とか、

得意の思い込みを発揮して

「なんでもない、大丈夫だから」

結局頼めてないことになったり。

 

つまり

「頼み下手」

からの矢印は

「頼むことへの恐怖」

なんてことになり、

 

一層、練習は積めなくなったりする。

 

 

この「谷澤あるある」は、

多分、多くの方に共感いただけると思う。

 

 

で、

頼むことへの怖さや不安・・・

以上に、

断ることはもっともっと怖かった。

 

 

 

なぜ断れないんだろう?

 

断ったら、

嫌われる。

もう誘ってもらえない。

能力がないと思われる。

仕事もお願いされなくなる。

良い人でいられない。

関係を絶たれる。

 

・・・そんな風に

おっしゃる方が多いのではないか。

 

私も、またまたそうだった。

「断ったら、絶対に状況が悪くなる」

以外の答えを、持ってなかった。

 

 

私がとっていた行動は、

何かお願いされたり誘われた時に、

反射的に

「いいよ」とか「はい、わかりました」

と言っておいて、

心の中で愚痴ることや、

いやいやな態度で頼まれたことをやり、

相手に「悪かったな」と思わせようと

罪悪感を刺激したり、

あるいは、

もったいつけて受けておいて、

ドタキャン的な方法だったと思う。

 

頑張って断る時も、

とても面と向かっては無理で、

あの頃出始めのメールで、

断りにくいばかりに、

言い訳ダラダラ書いて、

めちゃ長くなったなんてこともあった。

 

それしかできなかった。

それが精一杯だったんだと思う。

 

 

アサーティブトレーニングで、

 

断るとは、

 

「相手との関係をより長く作る

 架け橋の言葉だし、

 自分がどこまでできるかを伝える、

 理解してもらうための言葉」

 

と学んで、

これまでの人生、一体何だったのか?と、

めっちゃびっくりした。

 

すごく安心したのは、

「頑張って断ろう!」って精神論ではなく、

スキルがあったことだ。

 

へえ、そう考えて、

こうやればいいのか〜

方法をはっきりと明示してあったから、

何をどう言えばいいのか、

どう努力したらいいのかがわかったことは

めちゃ大きい。

 

 

断ることも

頼むことも、

どっちかが少しできるようになると、

他の一方にも良い影響を与える。

 

少しずつ頼めるようになると

断られたとしても、

免疫もついてきたり、

「相手にも事情があるし」

体験的にわかってくる。

 

断られる怖さも減るので

頼むことを、

もっともっとしやすくなる。

 

矢印が違う方向に進んで、

「頼んでも断っても大丈夫」につながり、

つまり、最後は

「自己信頼」(自分のことを信じる気持ち)

になるんだと思う。

 

 

 

 

 

 

人の悩みの8割以上は

人間関係と言われている。

「嫌われる勇気」があれほどヒットしたのも、

人間関係で行き詰っている人が多い現れだ。

 

人間関係が悩みとなる要因の一つは、

コミュニケーションが

うまくいかないことだろう。

 

「頼めない」

「助けてって言えない」

「断れない」

「相談できない」

「注意できない」

「途中で何言ってるか

  わかんなくなる」

「言いだすと止まらない」

 

なんかうまくいかない・・・

って思ってる方に、

少しでも早く届けたい

アサーティブ・トレーニング。

 

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1on1

【2017.06.16 Friday 08:31

以前、グーグルが大規模な調査をして、
結果を出しているチームに共通のものを導き出した。

それは「心理的安全」だった。

 

「心理的安全」ってどういうものかというと、
ある程度自分の弱みも出せること、

もちろん強みは出せること。

「助けて」「わからない」「相談したい」

が言いやすいこと、そんな状態だと想う。

 

じゃ、そういう組織にするために、

リーダーにできることは何だろう?

グーグルは1on1を導入していた。

 

グーグルのこの記事、おもしろかった


1on1とは1対1の面談。グーグルでは「上司が
部下の信念や価値観を引き出し、心理的安全を築いた
上で、本人を大きく飛躍させるための質問をする」
という。

 

個のパフォーマンスをあげることが

チームのパフォーマンスをあげることにつながる。

そのために、1on1が必要と考えたんだな。

 

グーグルの記事の中の
「日本人が、部下のための場づくりや

 心理的安全を築くのが下手だとは思いません。

『日本企業』が下手なのです」という文を読みながら、

私は
「日本企業だけではなく、

 学校もそういう部分もあるかも」と考えた。

これは私が

「相談の業務」についているからこその

考え方なのかもしれないけど。


ただ、何しろ日本の社会は

「集団」「家制度」がベースにあり、

「空気を読む」「同調」が求められる。

「集団の中でうまくやる」という価値観が

どうにもこうにも強固だ。

当然学校も

「集団を育てる」

「集団行動を通して学ぶ」など、

集団をキーワードにすることが多く、
「個人が弱音もはけたり、

 やる気も出せたりするクラス」よりは、

「団結」や「協力」を

目標に掲げたほうがいいことを、

生徒たちも知っている。

 

先生方が

「がんばって、

 みんなで一致団結して

 子どもの個性をのばそう(まじめ)」

と言えちゃうような雰囲気は、

ほんと困るけど、

まだまだあると想う。

 

で、何年か前、

「教頭報」的なものから原稿依頼をいただいたとき、

忙しい先生方に反感買っちゃうかな?と

恐々だったけど、

私は「個人面談を増やそう!」的な

提案を書いたりしたのだ。

しかも「学年初めにまずはすぐやろう!」

「その後も1学期に一回以上はやろう」と。

 

今、

発達のアンバランスをもつお子さん、

性別違和を持つお子さん、

あるいは貧困や相対的貧困の家庭の中で生きているお子さん、

不登校、別室登校のお子さんに対して、

先生方はすでに配慮をされ、

個別の成長支援をされている(されようとしている)。

 

ただ、普通にやっている子、

でももしかすると複雑な想いを抱えながら

登校し勉強している子、

つまりたくさんの子どもに対しては

案外、そのままなのはいかがなものかと考えたのだ。

 

大きな個性を持つ子だけではなく、

誰でもサポートされていい。

 

誰にとっても

「助けて」と言える力は必要で、

「他者の目が気になる」

「周りからの評価が大事」という

今の子どもたちが特に強く持つ感覚の中では、

集団の中で「助けてを求めていいんだよ」と

いくら優しく声をかけても、

無理な相談だと思う。

 

 

希望性じゃなく「全員必ず」にして、

学校の中でも

もっともっと個人面談が増えるといいと思う。

 

面談の中で、「大変なことを笑顔で語る子」

ってわかることができれば、

何かあったときに

「学校では楽しそうですよ」ではなく

「がんばって適応している子」

って見方ができるかもしれない。

どう勉強?なんて話をしたときの

表情や手のうごき、話し方のスピードで、

苦手の手がかりがあるかも。

 

グーグルに入社した優秀な方々だって、
自己内省はむずかしく、
1On1で、

「質の高い雑談」をしながら、

上司は部下の信念や価値観を知り、

目標設定とそれへのプロセスを伴走するのだ。

 

グーグルの理想的なリーダーは部下たちに
「Mymanager treats me as a person.」

(私の上司は私を一人の人間としてみてくれる)

と云われるそうだ。

 

 

学校でも導入したらどうかと思うが、

それには、

必ず、

今まで普通にやっていたけど、

現状や未来を見据えた時に必要ないものは

「やるべきこと」から削除した方がいいよな。

 

 

このインターネット上のグーグルの記事を読む前に、

私は「チーム」ということをよく考えていて、

その頃、それつながりで「ヤフーの1on1 」という本を購入。

ヤフーだけではなく複数の組織が1on1を導入している事例を

知り、

「ふっふっふ、時代が私においつてきたな」なんて

ほくそ笑んでいた私。ま、見当違いも甚だしい上に

「思いつく」と「実践する」「制度にする」の間には、

ものすごく大きな違いがあるのだよ。

 

そして、1on1で大切なのは、

上司、リーダー、先生、

つまり対応する側のコミュニケーション力。

 

これについて

「ヤフー」の本が詳しかった。面白かった。

 

次回、まとめてみたい。

 

 

 

 

 

 

 

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避雷針スキル

【2017.06.13 Tuesday 09:02

誰かから

感情をぶつけられることって、

ある。

 

 

子どもに

「塾、間に合わないよ。

 早くご飯食べちゃって」

と言ったら、

「何でお母さん、いつも怒ってるわけ!」

って逆ギレされたり。

 

後輩に仕事の依頼したら

「それ、自分の仕事ですかね・」と

キレ気味に言ってきて、

びっくりしてる間に、

過去のことまで持ち出して

不満をタラタラ浴びせられたり。

 

 

生きてりゃ、こういうこと、

あるものだ。

 

 

 

そんな時どうしたらいいかのヒントは

2つある。

 

ひとつは「どう対処したらいいか」方法を知ること

(これはアサーティブトレーニング応用編の

 メインテーマのひとつ)

 

もうひとつは、

「客観的になるコツ」を知っておくこと

だと思う。

 

今回は後者を取り上げ、

それを「避雷針スキル」と呼ぶことにする。

 

避雷針とは

雷による被害を避けるために立てる金属の棒。

 

相手からぶつけられた感情によって

必要以上のダメージを受けないために、

知っておくと良いと思う。

 

相手のネガティブなエネルギーを受けて

す〜っと地面に流すような、

そんなイメージかな。

 

 

 

人間の中には、

他者に共感する力があって、

それは、誰かが困っている時に

助ける行動をする優しさの元に

なっていたりする。

また他者の話を聞き共感することは、

その方の心を整理する手伝いにもなり、

人としてすごく大切な力だと思うけど、

それは時々、

高じると同感になってしまったりして、

相手の怒りや不満や心配を自分ことのように

考えてしまうことにつながり、

日常生活に支障をきたしてしまっては、

誰のためにもならない。

 

その場で瞬間の対応で

すり抜けられたらそれに越したことないけど、

そうもいかない時もある。

 

そんな時、

避雷針スキルを

思い出してくれるといいな。

 

避雷針スキルとは、

相手がぶつけてきた感情を

特定することだ。

 

つまり、

「この方は、

 〜〜〜の件に関して

 これだけ怒りが湧くほど、

 心配なんだな」

などと捉えること。

 

 

怒りって感情は

面倒で、複雑なものだ。

 

怒りは二次感情とか未分化の感情とか

言われているが、

それは怒りの奥に違う感情があるからだ。

 

 

サッカーの試合で点が決められず、

迎えに行った車の中で、

シートをボコボコけっている息子に対して、

「何やってんの!

 次がんばればいいだけでしょ」

と口に出す前に、

頭の中で

「この子は、

 シュートを外したことが

 悔しいんだな」

と言葉にした方が、

巻き込まれない。

 

営業がうまくいかなかったことに

めちゃ激高してる上司に対しては、

「〜〜の仕事が本当に欲しかっただけに

 残念で仕方ないんだな」

と頭の中で言葉にしておく。

 

 

これは

不安の感情にも効く。

不安は伝染しやすいから、

共感してるうちに、

なんとなく自分まで

不安定になってしまいそうに

なることもあるだろう。

 

 

でも

相手の不安は相手のもの。

 

頭の中で、

「目の前のこの方は

 〜〜のことで不安に

 なっている」

と明確に言語化することで、

相手と自分は違う人間なんだと

確認することができるから、

巻き込まれにくくなるらしい。

 

 

 

感情的になっていて、

それをぶつけられた時、

丸ごと受け止めちゃうと、

大きすぎて、

細い避雷針を通って地面に流すことは

出来ない。

「〜〜のことで困ってるんだ」

「〜〜に対して情けない思いを

 してるんだな」

避雷針に通るくらいの細さに

特定する感じにできるといいな。

 

 

それには、

感情のこと、

特に、

感情名を

いろいろ知っておくといいんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author : tanizawa-k
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「今日の人生」

【2017.06.05 Monday 18:12
益田ミリ
ミシマ社
¥ 1,620
(2017-04-20)

土日は盛岡。

 

盛岡駅の朝6時半オープンのカフェで

7時から、

増田ミリさんの「今日の人生」を

クスクスしながら読む。

勉強会の開場が8時半で、

それまでの間に読んでしまった。

 

日常の中のささやかで

見逃しちゃいそうな出来事を、

そ〜っと差し出してくれるような本。

 

もともと出版社ミシマ社さんの

ホームページに連載されていたものを

まとめたもの。(継続中)

 

「初めて

 電車の中で

 盲導犬を見ました

 足下で

 小さく伏せて

 いる姿を見ていると

 わたしはこれほどまでに

 誰かの役に立ったことは

 あるのだろうかと

 思った今日の人生」

みたいな感じ。

 

 

読んだら誰もがきっと、

自分の1日の一コマを

「今日の人生」と題して書いてみたくなると思う。

 

 

早速やってみる。

 

「会場に向かおうと、

 まずはリュックの右肩を背負い、

 左腕を通そうともたもたして、

 それでも

 やっと立ち上がりかけて

 『よいしょっと』と言いそうになった時に、

 隣に座っていた若い女性が

 すっと立ち上がりながら

 しなやかにリュックの右を通し、

 歩きながら左の腕を通す姿に

 見惚れ

 『よいしょっと』を飲み込んだ

 今日の人生」

 

ミリさんはこれを漫画で

描くから、いいんだよなあ。

 

 

「キャリーバックを引きずって、

 to goの一番大きいサイズを右手に持って、

 なんとかドアを開けたら、

 はずみで、

 プラスチックの蓋の飲み口から

 一滴溢れて道に落ちたカフェオレ。

 すごく綺麗に

 🌟に広がる!!!

 おっ!な

 今日の人生」

 

 

「狭いところが苦手な私は、

 ホテルのあまりの狭さに

 息がつまって

 『酸素〜』と言いながら

 窓を開けると、

 ちょうどその時着信音。

 知人が就活一次を通ったという

 ニュースに

 『よかったね』と返信して

 顔を上げると

 部屋がちょっとだけ

 広くなったような

 今日の人生」

 

「小さい文字でメモをとる。

 意外に読める字。

 今日の人生」

 

以上、

盛岡での

谷澤久美子「今日の人生」。

 

 

毎日いろいろなことがあって、

辛いこともあるし、

期待に応えられない情けないこともあるし、

忙しすぎてパニックな時も、

大失敗しちゃうことも、

ほんといろいろあるんだけど、

探すと、

1日の中には、

ほっとしたり

何かを発見したり

くすっとした瞬間があったりする。

 

100%真っ暗やみじゃないなって思う。

 

もし真っ暗やみって思ったら、

それはまだ見つけてあげてない

「今日の人生」があるんだと思う。

 

それは、

探してくれるのを

待ってると思う。

 

どうしても見つからないほど

ひどい状況の時は、

探すのを、

誰かに手伝ってもらうといいと思う。

 

 

 

 

 

調子に乗って、

細かいことを忘れないように

これ用のノート購入。

 

 

6月5日

「小4の社会の授業。

 先生と子どもたちのやり取りが

 楽しい中、

 じっとしている女の子。

 男の子が

 『かねんごみってなんですか?」

 と質問。

 先生が

 『日本語はすごいよね。

  漢字で書くとみんなわかっちゃうかも』 

 と黒板に『可』と書き出した途端、

 ひらめいたらしい彼女が

 小さく『あっ』って言った時、

 目があっちゃった

 今日の人生」

 

 

 

さて、ミリさんのこの本の中で、

超ロゴ的な「今日の人生」がある。

 

「わたしの、

 わたしの人生に

 降りかかってくる

 面倒なできごと

 すべて作品に

 昇華してみせる

 と、改めて思った

 今日の人生」

 

どの歌歌っても

♪唐獅子牡〜丹♪でしめると演歌になるみたいに、

「〜〜〜な今日の人生」でしめるのは、

山あり谷あり時の

おまじないになりそうだな。

 

 

私バージョンは続く。

「カルの散歩の途中に寄った公園で、

 そろばん帰りの兄妹にあう。

 小6と小3くらい?

 『お座りとお手やってみる?』ときくと、

 パッと走り出した兄。

 猫じゃらしを手にして全速力で

 戻ってきて、妹に

 『これでやってみな』と

 手渡す。

 残念ながら、犬なんだけど、

 猫じゃないんだけど、

 それでも

 妹想いの行動に

 ぐっとくる

 今日の人生」

 

 

「ブロッグ塀の中に

 魚を見つけた

 今日の人生」

 

 

 

 

「小学生用『コミュニケーション』と、

 高校生用『ストレスマネージメント』と、

 小中学校の保護者用『子育てについて』。

 何としてもレジュメを3本作らねばならない。

 なのに、

 なかなか進まない

 というよくある

 今日の人生」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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道にしちゃう。

【2017.06.03 Saturday 05:42

田口ランディさんの

「『ありがとう』がエンドレス」は、

大学生になり一人暮らしをする

娘さんに向けて書いた言葉集。

 

例えば、

「大事なことを

 じっくり考える時間を作るために、

 些細なことは、

 さっさとやるように

 脳を仕込むんだよ。

 やってみれば簡単だから、

 実験してごらん」

は、行動療法系の私としては大好きな考え方だし、

 

「いま私って怠慢?

 はっとした瞬間に、

 どこからか元気な自分が現れて、

 がんばれ、

 もうちょっとだから、

 いまやっとこうよ

 って言ってくれる。

 その人が自分を育てるリーダー。

 一人暮らしをすると、

 その人と仲良くなれるよ」

は、メタ認知を、

子どもに伝える時に、

使わせてもらいたい言葉だなあと思う。

 

それらの中でも、

とても深く心に刻まれた言葉は、

「お釈迦様は心を他者にむけて、

 幸せになる道を選んだ人。

 答ではなく道を選んだ。

 悟りを得てからずっと
 その道を歩まれたんだよ」

「お釈迦様に悩みはなかったのかな?」

「道を選ぶと悩みが喜びに転換するの。
 悩みは智恵の種になるから、

 悩みを得たことを心から
 喜ぶようになるの」

「へえ」

という娘さんとのやりとりだ。

 

このポイントは二つあって、

「心を他者にむける」

という部分と、

「答ではなく道を選ぶと

 悩みが喜びになる」

という部分だ。

 

前者は

ロゴセラピーの

自己超越や

過剰自己観察という理論を通して、

いつか語れると思う。

 

 

 

今日は後者について考えてみる。

 

相談の仕事の中で、

時々答を求められることがある。

例えば、

「A社とB社、両方から内定を

 もらったのですが、

 どちらを選べば幸せになれるでしょうか?」

的なことだ。

相談の仕事はそれに答えることではない。

(っていうか、そんなこと決められないし)

 

この場合でいったら、

「働く場の選択」という課題に対して、

どんな風に考えていくかとか、

どういう態度で取り組むかとかを、

見守る。

 

つまり、

その課題を通して、

その方自身の中に、

自分で考えをまとめたり、

自分で決断したり、

迷う自分を認めたり、

 

決定した後で方向転換したくなる自分を

なだめたり、

いやいややっぱり方向転換だ!と

なった時には、

それを伝える自分の背中を押したり、

 

自分で自分を励ましたり、

慰めたり、

助けたりする

力を育んでいただく手伝いをするのが

相談の仕事だと思う。

 

それは道の「歩き方」なんだと思う。

 

答ではなく道を選んだということは、

例えば幸せをが目的だとすると、

「幸せ自体」を求めることではなく、

幸せであろうと「努力すること自体」を

選び続けるってことだと思う。

 

人間はお釈迦様じゃないから、

悩みを喜びにまで転換することもないと思うし、

私自身、できれば悩まないで歩きたいとは思ってるけど、

同時に、悩みはいかせることや、

悩みがあったことでより良くなることも

知ってるから、

何かが起こっちゃった時には、

どうせしんどいなら得しよう!

という考えはわく。

 

たとえば

アサーティブのトレーナーとして

自分自身をもトレーニングし続けているんだけど、

それは

「アサーティブであろうと努力し続けること」

を選んでいるんだと思う。

 

そうなると、

他者との間での

難しい場面は、

「いやな出来事」から

たちまち

「きたな!アサーティブチャンス」

に変わる。

 

ロゴゼミナールで

ステキなロゴセラピストの先輩方と共にいると、

彼らはロゴセラピストになる事が

目的じゃなくって、

ロゴ的な生き方をする事を

選んでいるんだとわかる。

彼らは、

理不尽な出来事が起こった時には、

理不尽な出来後という人生からの問いかけに

どう答えようかと考えてらっしゃる。

 

悩みを喜びに転換・・・

てのは、

そういう意味なんだと思う。

 

それって、カッコいいな。

憧れる。

 

 

「『ありがとう』がエンドレス」の中には、

しばらく浸っていたい言葉が

ぎっしりだ。

 

最近、硬い本ばかり読んでたので、

新鮮!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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クリームソーダは働きもの

【2017.05.27 Saturday 19:02

私のfaceboookで流れてくる情報だと、

アメリカ大統領は今頃サンダース氏だったし、

原発の再稼働なんて絶対ないし、

前川前事務次官の行動には「いいね」、

み〜んなが村上春樹好きで、

犬猫好きで、

力を使うより対話を使う方が多数派のはずだ。

 

今、情報は

じゃんじゃん入ってくるように思えるが、

自分が選んでる、

自分が欲しい情報が

集まってきているだけ。

 

だから、私とは正反対の

考え方や価値観の方のところには、

原発は安全だし、

共謀罪は当たり前だし、

前川前事務次官は

人格的におかしいという情報が

集まっているんだと思う。

 

 

 

自戒を込めて、

危ないよなあ

と思う。

自分の考えが、

いちばん正しくて、

「みんな」もそう思ってる、

ってことを疑わないのは、

危険だ。

 

 

 

 

 

5月27日毎日新聞、

「武田砂鉄の気になるこの人」のゲストは

ライターのブレディみかこさん。

 

彼女はイギリスで保育士の資格を取り

保育士として働いたとのことだが、

その資格を取る背景に驚いた。

 

ブレアさんが首相の時代のこと。

外国人保育士を

大量採用する政策があって、

それは保育士不足解消とともに、

ダイバーシティ(多様性)政策を兼ねて

いたというのだ。だから、外国人。

一度社会に出た人が保育士になるための

講習を受けるのも、当時は無料で、

講習は、学期ごとに

障がい児教育、

学習能力と進み、

全てのテーマが

ダイバーシティーと

インクルージョンに

結びつけて論じられていたのだそうだ。

 

あ〜もうびっくりだ。

幼児期から、

多様性や共生を価値観に持つ大人に、

イギリスの子どもたちは保育を受けるんだなあ。

 

しかし、そうであったとしても

移民を排除しようという動き、

そして、

EUからの離脱かあ・・・。

難しいものだ。

 

 

 

自分好みの情報にまみれながら、

それでも

多様性を認めようとする考えは、

どうやったら育まれるのだろうか?

 

 

 

NHK朝の連ドラ「ひよっ子」で、

主人公のみね子と、

みね子の行方不明の父親を探してくれている警察官綿引の

別れのシーンがあった。

 

みね子は高卒後、地元奥茨城で家を手伝うつもりでいたが、

東京に出稼ぎ中の父親が行方不明になったことから、

家族のために東京に出てきて働いている。

そのことを恨むわけでもなんでもなく、

自分で選択して、ガンバってる。

警察官の綿引は、

茨城から出てきて東京で働いていたが、

父親が大怪我をしたことで、

茨城に帰ることになった。

 

喫茶店でクリームソーダを飲みながら

彼はみね子に言う。

 

「二人とも、似てる。

 親のことで、

 人生が変わってしまった。

 でも、よくないことばっかじゃないね」

 

みね子は最初から

親のせいで人生変わってしまった、

なんてこれっぽっちも思ってなかったけど、

でも、それでも、

改めて、

「どうしようもない出来事で、

 思った通りにいかないことがあったとしても、

 よくないことばかりではない」

という見方を言語化されたことは、

大きいと思う。

 

しかも綿引は

アイスが溶けたクリームソーダを

前に言うんだ。

 

「働きものだな、クリームソーダ。

 溶けてもまだ美味しい」

 

この二人は考え方も価値観も、

多分似ている。

なんだけど、

それでも、

こういう見方、考え方を得られることは、

すこーし、みね子を広げると思う。

 

 

 

コーヒー豆の焙煎に能力を発揮して、

販売店を始めた

アスペルガー症候群を持つ

岩野響さん(15歳)がネット上で話題だ。

5月26日の毎日新聞の夕刊にも記事が

出ていた。

中1から学校には行かず

家で食事作りを担当していたそうだ。

幼い時から鋭敏な味覚と臭覚を持っていた彼は。、

コーヒーに興味を持ち始め、

のめり込んでいったとのこと。

ただ、高校進学の選択も捨てきれずに

迷っていた時、

家族旅行でいったタイで船から水平線を眺め、

「世界ってこんなに広大なんだ。

 他の人と違う生き方もいいのかな」

と思えて、今に至ったとのこと。

 

引っ張りだしてくれるのは、

やっぱり

「他」なんだなあ。

 

 

自分の中でぐるぐるしているのではなく、

誰かと会ったり、

読んだり、見たり、

多様性に関する

「他」の影響は大きい。

 

 

 

 

 

そして、

最もすごい「他」は、

案外近くにいる。

 

嫌いな人、

苦手なこと、

理解できない考え、

違和感ある行為は、

自分の想像力を鍛えてくれるもの、

と言えそうだぞ。

 

好きになる必要はないけど、

観察して、

背景など考えてみるのも

よいのかも。

 

 

 

 

 

 

 

多様性の中を生きるには、

自分の知っていることは

偏ってるかもしれない

って理解しておくこと。

これがスタートラインなんだろう。

 

それから、

自分の考え方以外に

いろんな考え方があることをわかって、

想像したり、調べたり、

そうしてみたい。

 

で、向こうからやってきた

違和感ある「他」は、

チャンス!

と捉えることなんだよな。

 

 

 

岩野さんのお店のキャッチコピーは、

「ぼくができることから

 ぼくにしかできないことへ」。

「他」と出会いながら、

人間はそこに至れるんだよな。

 

 

 

「クリームソーダは働きもの」、

ひっかかったセリフという

「他」と出会って、

多様性について

こんなこと考えた。

 

 

そして私は苦手なパワポ作りに

取り組むのだ。

がむばるぞ〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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組織の一員として。

【2017.05.19 Friday 08:56

大好きな ちょんせいこさんが

GWに「ザ・チーム」という本を読んだという記事が

facebookにアップしてあって、

真似して読んだ。

せいこさんは

ホワイトボードミーティグなどの手法を使って、

組織をチームにしていくことや、

一人ひとりがファシリテーターになることが、

組織の持つ課題を解決することにつながるし、

個人のエンパワーメントにもつながると

考えているんだと思う。

 

やはりGWの1日、

「わたしは、ダニエルブレイク」という映画を見た。

心臓に病を患ったダニエルは、

医者から仕事を止められたので、

国からの援助を受けようとしたが、

複雑な制度のため支援を受けられないストーリー。

人間の尊厳の視点や、

あるべき福祉の姿という視点や、

ダニエルのスキルを活かした

ベンチャーは?という選択肢の視点など、

まとめておきたい感想はいろんな視点であったが、

私が最初に浮かんだ感想は、

「映画の中の行政の仕事が局所重視で、

 チームになってない」

という視点だった。

映画の中では仇役のような役所の方々だって、

自分の仕事に忠実だっただけで、

それでうまくいかない理由は、

仕事の評価が本来の目的とあってなかったから

なんだと思う。

仕事の現場にいれば、

しょっちゅう起きる「支援を受けたい人」との

トラブルで、

シズテムに問題があることを感じている人は、

複数いたと思う。でも、改善に動かない。

つまり、

大きな目的に向かって、

情報を共有しあい、

それぞれが助け合って、自分の責任で動く・・・

というチームとは、

かけ離れた仕組みだった。

 

 

最近、

「それがちょうどいい」

と言う言葉を教えてくれた

 (ネガティブなことがあった時、

  今の自分にちょうどいい出来事!と

  考えると自分にチャンスが生まれる)

長尾彰さんがfacebookで

「チームをつくりたい人へ」と題して

ファシリテーターのあるべき姿を73

あげてくれてた。

ふむふむと読みながら、

自分に足りない番号をチェックし、

おお、挑戦し続けないとなあ!と

少々慌てる。

 

同時に、

以前、彼がファシリテートしてくれた

チームビルディングの研修で学んだ、

チームが成長していくプロセスを

確認する。

そして、

今自分が属してるいろいろな組織を振り返り、

そのプロセスのどこにいるかを考える。

 

 

・・・と、

第一段階の「形成期」にある組織が

多いことに気づく。

第二段階の「混乱期」には、

個人の意見を主張し合うことで

ぶつかり合いも生まれる、

厳しい段階だけど、

チームが成熟していくには欠かせない段階。

 

そういうことになってない、

つまりは、

表面的な穏やかな会議のあとに

数人で何かを決めたり、

気になることがあっても

それを見なかったことにしたりするって現状は、

第二段階には進めてないってことだ・・・

と考えたりする。

 

 

 

5月16日の毎日新聞朝刊に、

千葉県の高校が20年に渡り、

不適切な授業と評価の方法をしていたことが

出てた。

びっくりした。

 

20年の間には、

きっと誰かが気づいていて、

まずい、やばいと思ったのではないか。

 

それでもそれを進言できない何かがあったか?

校長に伝えても動けない事情があったのか?

 

昨年度から改めたとのことだが、

それは職員内からの意見からだったのか?

それとも外からの圧力からだったのか?

 

どっちにしても、

大きな問題をほおっておけてしまったということは、

その学校は「チーム」ではなかったのだろうな。

 

いやいや、

この高校を、

そして、

「ダニエルブレイク」に出てきた役所の対応を

私には批判できない。

 

我が身として考えた時に、

会議の席で言わなかったこともあるし、

今現在、進言したくて、

言いよどんでることもある。

方法は知っているのに、

ファシリテートの動きを

選んでいない時もある。

 

他者をどうこう言ってる暇はないんだよな。

 

 

 

 

新しいプロジェクトを進めるにあたって

チームを作る・・・って場合以外は、

大概既存の組織が行き詰まった時に、

改革を必要とすると思う。

 

既存の組織には、組織自体に歴史がある。

そして属している方々にも

歴史がある。

組織としても個人としても、

今までのやり方の中で

成功体験があるかもしれないし、

何より慣れ親しんだ方法は使いやすい。

 

同僚へのパワハラ的な発言に心痛めたとしても、

その人の立場が上位でキャラが立ってる人だと

そのままにしてきた歴史。

 

会議では発言力がある方だけが発言し、

その方の意見で様々なことを決めてきた歴史。

 

それに納得いかないと、

日常的に不満を言い、

時々は手を抜くことで気持ちを収めてきた歴史。

 

何人かの人間的な魅力をベースにした

コミュニケーションに依存して

問題を解決してきた歴史。

 

「この組織のことは

 誰よりも自分が一番よく知っている。

 他の人にあ〜だこ〜だ言われたくない」

というリーダーが

本当に自分の全てをかけて、責任も負って、

引っ張ってき(てくれ)た歴史。

(そして、行き詰まった現在)

 

その歴史を受け入れつつも、

風通しの良い、

助け合いができる、

一人一人が問題を自分のこととして考え行動できる、

そんなチームにしていくには、

やはり、

強い意志と、

方法論は必要なんだろうな。

 

そのままにしていても、

第二段階には進まないし、

組織は成熟していかない。

 

 

私は、

これまで、

今属している様々な組織で、

プラスの動きをしないという方法で

加担してきたと思う。

 

確かに、

どの組織においてもリーダ的な立場ではないので、

やれることは限られてる。

ただ、組織に属する一人の人として、

ファシリでいることを決め、

やれることをやることはできたはずだ。

 

 

こう思った時に、

長尾さんに教えていただいた

「チームビルディング・ファシリテーション」で

それぞれの段階で

やった方がいいことが明確なのが嬉しいし、

あの時、研修を受けた自分に「えらかったじゃん」って

言いたい気持ち!!

 


 

木の芽時からこっち、

「チーム」を意識する波が

めちゃくちゃきてしまったので、

せっかくなので捉えることにして、

この記事を書きながら

改めて考えてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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祝辞

【2017.05.17 Wednesday 17:53

GW明けを一週間ゼイゼイ言いながら走りぬけて、

2週目、気温が安定しない関係か、

それとも年齢的なものか、

水曜日まできて

くったくたです。

 

さ、なんとか、ガンバ!と自分を励まし、

机の上を片付けていたら、

春の初めに列席した結婚式で

スピーチさせていただいた、

その時の原稿が出てきて、

その時の二人の晴れがましい様子や、

ご家族の温かい雰囲気を思い出し、

なんだか元気になってきました。

 

辛くなったり、しんどいと、

自分の頭や心の中を観察することばかりに

夢中になってしまい、

結局ぐるぐるして、一層しんどくなるけれど、

そんな時に、

他者の方に頭や心を向けることをすると、

たまってたものが流れるような気がします。

 

あの結婚式の前の、

Aくんやご家族を思い、

結婚するBさんのことを考え、

二人を応援することに一生懸命になった、

あの春の日の私が、

今日の私を励ましてくれたよう。

 

で、

カルの散歩に行くこと、できました。

 

 

それで、

招待くださったA君にラインしたら、

祝辞をブログにアップしていいってこと

なので、そうしてみます。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

Aくん
Bさん

ご結婚おめでとうございます。

ご両家の皆さま、本当におめでとうございます。

 

私がAくんに最初に会った、

Aくんの中学1年の時のことを思います。
そして、結婚の報告に来てくれた時に、

その立派に成長された姿に、本当に感激しました。

 

Aくんには、宝物があります。

それはご家族です。

Aくんが自分自身を発揮することを信じ続けたご兄弟。

どーんと構えてらしたお父さま。

そしてどんな時も、見守り続けたお母様。

 

私は学校で相談の仕事をしているんですが、

ある中2の男子と話している時、

彼が急に「ドラえもん」の話をしました。

彼が言うんです。

「先生。のび太に必要だったのは、

 ドラえもんの道具じゃないんだよ。

 どこでもドアもタケコプターも便利だったし、

 助けてはくれた。

 でも、のび太の成長に絶対的に必要だったのは、

 それはドラえもんの道具じゃないんだ」

私は、

「えっ、そうなの?

 じゃ、何?」

ってきいたんです。

そしたら彼は答えた、

「のび太に必要だったのはね、

 絶対に、

 なにがあっても味方って存在なんだ。

 そういう存在が近くにいてくれれば、

 人は成長していける」

中2の男子がその話をしてくれてる、

その話を聞きながら、

私の頭の中にあったのは、

Aくんのお母様でした。

そして私は、

深く深くうなづきました。

 

そして、今日Aくんは、

もう一人のそういう存在と結ばれた。

よかったね、Aくん。

そして実はBさんも、

「絶対に何があっても味方でいてくれる存在」

を得たんですね。

 

 

もう一つの宝物は「笑顔」だと思います。
私はAくんが苦しくて、辛くって、

不安でいっぱいの時も

一緒にいたことがあったのですが、

なぜか、Aくんのことを思い出す時、

いつも、この笑顔、

ニコニコしていた顔を思うんです。

(結婚式の新郎入場の時も、

 ニコニコ素敵な笑顔でしたね!)

 

なぜAくんの笑顔が素敵なのか?

それはAくんには、

幸せを見つける力があるからだと思います。
幸せはなるものでもありますが、

実は、

見つけるものなんじゃないかなと

私は思っています。

どんなに苦しい時も、

その中から、

小さくて、

ささやかで、

ほのかな幸せを見つけることってできます。

 

彼は中1の時から、

それをやってきたと思うんです。

お料理、

テニス、

家庭教師できてくれていた大学生のお兄さんのバイク旅行話、

そしてギター、

バンド活動。

ファストフード店でのバイトや、

ガソリンスタンドでのバイト。

今は、お父様から任された仕事と音楽。


どんな時でも、どんな中でも、

幸せを見つけることができる力は、
Bさんという、大切な大切な幸せの種を見つけました。

Aくん、大切なもの、見つけたね。

 

そして、Bさんにも幸せを見つける力があったんですよね。
凹んでいた時にAくんの音楽を見つけて、

元気になったんですのもね。

 

 

 

人生なかなか甘くないです。

私は今年57歳になりますが、

時々ありえないような失敗します。

理不尽な出来事に

巻き込まれてしまうこともあります。

二人の前途も、

良いことだらけとはいかないでしょう。

でも、二人が持つ、幸せを見つける力で、

見つけた幸せを大事に育てていってくださいね。

 

私も、

そして、

今日ご列席の皆様方も、

ご家族のような訳にはいきませんが、

ドラえもんになったつもりで

二人を応援したいですよね。

 

Aくん。Bさん。ご結婚おめでとうございます。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

この後、彼の先輩が、

「自分はドラえもんじゃなく、

 ジャイアンでビシビシいきます!

 それが自分の応援方法です」

のようなことをスピーチされ、

それがまた私は嬉しくって、

Aくんは、

強くて深い愛情がある先輩に

可愛がってもらえているんだな。

そういう関係を作れた彼が、

ほんと素敵!って思ったのです。

 

 

 

 

あ〜あの日と、

その前何日か、

ほんとに一生懸命、

祝辞を考えた私よ、よくやった。

 

私にスピーチを依頼してくれたAくん、ありがとう!!!

 

 

 

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社会化と個人化

【2017.05.09 Tuesday 19:28

GW前に、真新しい制服を着た、

中一の男の子が、

うちの前の家の犬に

「モモ〜、癒してええええ〜」と叫んでた。

 

中学校に進学して、

中学生活に合わせていくのが、

大変なんだなあ。

 

彼がGW、ゆっくり休めたらいいなあ!と思った。

 

 

人は社会化を果たしながら自分というものを

作っていく。成長させていく。

 

犬に癒して!と言いたくなるくらい、

社会の中で、

社会の中に合わせていくことは、

しんどいことであるけれど、

でも、

そうやって社会の中に馴染んでいくプロセスは、

同時に

個人が自分自身の力をつけていくプロセスにもなる。

 

 

今日はある小学校で、

小一の男子に

「先生、なんでおしゃれメガネをかけてるの?」と

質問された。

「へっ?これおしゃれメガネ?」

「うん、だって、大きいし、緑だし」

「確かに縁が緑だよね。

 おしゃれって言ってくれて嬉しいけど、

 実は老眼鏡なんだよ」

「老眼鏡って何?」

「年をとると、小さい文字とか見えにくくなったり

 するわけ。そういときにかけるやつ」

「年とるって、何歳から?」

「それは人それぞれ。私の場合は今56歳なんだけど、

 50歳くらいからかけたと思う」

「ふーん。56歳。○○先生より一歳下か。

 もう行っていい?」

 

彼は校内探検の最中で、

ちょっと話しかけたつもりが、

意外に長くかかったんで、

途中で、面倒になったと思う。

話に合わせないとならない自分と、

飽きてきた自分。

 

「もう行っていい?」って言えるって素晴らしい。

社会化の中で、

個人化も進むんだよなあ。

 

 

で、夕方、カルと散歩してると、

公園で、

日曜にあった女子二人がブランコに乗っていて、

カルを見つけて駆け寄ってきてくれる。

しばらくカルと遊んでくれていたら、

一人が

「犬はいいよね。

 面倒な友達付き合いがなくて」

とつぶやいた。

私が

「人間同士はいいこともあるけど、

 面倒なこともあるよね。

 何年生?」

と聞くと、

「5年。

 身長は3年くらいだけど」

と一人が言う。

「5年かあ。

 いろいろあるんだね」

と応えると、

「男子はガキだし、

 女子は面倒なんですよ」

「そうか、大変だね。

 でも、こうして遊べる子がいていいね」

「まあ」

 

一回りして、

帰りに寄ると、

まだ二人はいて、

そのうち一人が走ってきて、

「すみません。

 犬の種類がどうしても覚えられなくって、

 略して言うと何ですか?」

って質問してくれる。

「プチ・バセット・グリフォン・バンデーンが

 正式名称で、略すと

 プチバセだよ」

と言うと、

「ありがとうございます。

 この公園であった犬の

 犬カード作ってるんで」

「へえ、宿題?」

「違います。

 ただやってます」

「そうか、

 見たくなちゃうよ」

なんて、話した。

 

友達関係がなかなか面倒な中でも、

そうやって自分の好きなことに関して、

やろうとすること、

なんか、

人間ってすごい!と思ってしまう。

 

組織の中で生きながら、

個人を育てている。

 

 

先週の土曜日は「アサーティブカフェ」を開催。

10年選手から、

昨年始めた方まで集まって、

日頃のコミュニケーションを振り返る。

 

義理の母親との関係が変わった方、

技術系から事務系の仕事に移り、

新たなコミュニケーションの課題を見つけた方、

春の異動で出会った先輩に

言いにくいことを言う必要のある方・・・。

みんな社会の中で、

自分を社会に合わせながらも、

自分の中から湧き出てくる言いたいことや、

言わなくてはならないことをもっていた。

 

挑戦していくこと。

それは、自分を育てていくことになる。

 

自分の思ったまま、

思ったようにやっていけたら楽だけど、

そんなことはないし、

万が一そんなことあったとしても、

それでは「昨日のままの自分」でよくなってしまう。

 

制限の中でこそ、

人は、

苦しいけど、

自分ってものを

引き出していけるんだ。

 

 

 

 

社会の中で活動していると、

無言だけど結構きつい同調圧力や、

必要以上に空気を読むことを期待されることや、

自分で自分に役割を果たすことを強要してしまうこともある。

心をすり減らす出来事だって多い。

 

そのなかで、

それでも自分をないがしろにしないで

ちゃんと自分を守って育てていくには、

ある程度安心できる組織を作ることと、

(これは、学校の場合は、

 大人の責任だ!)

時々自分をメンテナンスできる空間や

支えてくれる人(または犬)が必要なんだと思う。

 

「モモ、癒してえええええ〜」

って言いながら、

また、

彼も学校に行く。

 

そういうエネルギーがある時は、

そうする。

 

でも、

今はそのエネルギーがたまってなくって、

今はまだ社会の中に入って行かれない人は、

まずは今いられる場所で、

できることをやることだ。

まずは、

今いる場所で、

自分を守ったり、育むことを、

してほしいよなあ。

そしてエネルギーがたまるといい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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谷澤 久美子
counselor